
座席車(1号車・6号車)

談話スペース(1号車・6号車)

簡易コンパートメント
(2号車・3号車・5号車)

簡易コンパートメント
(車いす対応:5号車)

フリースペース(4号車)

マッサージチェア(3号車)

さよなら運転マーク |
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485系「いろどり」(団体用電車)
かってJR東日本長野支社が所有していたお座敷列車「浪漫」の後継として、新潟車両センター所属の485系を改造して登場した団体用車両です。
長野支社の団体列車は、代々「お座敷列車」となっていましたが、昨今の旅行スタイルの変化により、セミコンパートメント(簡易個室)と3列(2列+1列)のリクライニングシートでの組み合わせで登場し、グループ客から個人客まで、団体列車から多客臨まで対応できる多目的電車となりました。
外観は、先頭部を除いて種車の485系電車の面影を色濃く残しています。ただ、篠ノ井線・中央本線の低断面トンネル通過のため、先頭車の運転台上のヘッドライトは外されて、パンタグラフは低断面トンネル対応のシングルアームパンタグラフを装備して対応しています。
なお、この車両の検査は秋田総合車両センターで行われています。また、団体によっては交流区間を走行するので、新潟車両センターへ「交流加圧試験」を行うため定期的に運転していました。往路は、すぐに交流加圧試験を行うためか「試運転」、帰路は「回送」扱いで運転されていました。
北陸新幹線延伸開業による信越本線の経営分離化で、交流加圧試験の実施場所が注目されていましたが、2015年7月に交流機器を使用停止とし新たに番台を5000番台として直流専用の車両として活躍していましたが、車両の老朽化や団体輸送の変化で稼働する日が少なくなり、2017年9月30日に営業運転を終了することになり「さよなら運転」が行われました。
■車両形式:485系(交直流特急型電車)※2015年7月現在:交流使用停止
■登場年月日:2007年1月(「いろどり」営業運転開始基準)
■配置両数:6両(6両編成×1編成)
■主な走行区間:団体車両ですので各地。(多客臨は主に、長野−松本−南小谷)
−編成図−
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クロ481 |
モロ484 |
モロ485 |
モロ484 |
モロ485 |
クロ481 |
座席車 |
簡易
コンパートメント |
簡易
コンパートメント |
フリースペース |
簡易
コンパートメント |
座席車 |
愛称
りんどう |
愛称
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愛称
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愛称
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愛称
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愛称
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