雪月花&六日町運輸指令区検修・直江津D51レールパーク貸し切りツアー  
団体:えちごトキめきリゾート雪月花号  六日町−直江津_
2025年 6月 7日(土)乗車_ 


北越急行で「雪月花」に乗れる

 えちごトキめき鉄道を中心に運転されているリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」ですが、撮影をする機会はあれど高級な列車のため乗車料金がなかなか高く乗る機会がありませんでした。今回、北越急行の主催で「雪月花&六日町運輸指令区検修・直江津D51レールパーク貸し切りツアー」が企画され乗車距離は短いのですが、手の届く旅行代金で雪月花に乗れると言うことで申し込みして乗車してきました。
 さすがは豪華なリゾート列車だあっていろいろ見ていたら六日町から直江津まであっという間でした。
  
 
六日町総合指令区検修見学と雪月花撮影

 ますは六日町駅の自由通路で受付をしてから徒歩で六日町総合指令区検修を見学します。要するに北越急行の車両工場の見学となります。ヘルメットを借りて1号車・2号車と分かれて見学します。順番は異なりますが見る物は同じです。私は1号車でしたので先に車両の屋根上を見学して続いて車両の床下を見学します。撮影は特に制限は無いとのこと。北越急行線は乗る機会がありませんので車両の細部まで説明付で見学できて大変良かったです。知っていそうで知らないことも多々ありました。
 工場見学後は、六日町駅の引上げ線の脇に移動して越後湯沢駅から回送で到着する「雪月花」を撮影します。通常は立ち入り禁止エリアですが、本日は北越急行管理の下でバラスト脇のカラーコーンの前まで線路側に出ても大丈夫(多分手前の線路は線閉している)とのことで普段は撮影できない角度で雪月花を撮影できました。

六日町総合指令区を見学
 

続いて六日町駅構内から雪月花を撮影
 
   内容が被るので詳しくは旅行記をご覧ください
 
雪月花に乗って直江津まで夢のような70分

 雪月花の入線を撮影後は、六日町駅に移動していよいよ雪月花に乗車します。まだ車内は準備中とのことでドアは開いていません。今のうちに先頭部など撮影しておきます。北越急行線ホームですので2両でホーム一杯端に先頭が来るので上手い具合には撮影できません。こんな時はスマホの広角が威力を発揮します。
 回送表示が「団体・直江津」に変わると乗車の準備ができたのかドアが開きます。ついに憧れの豪華列車「雪月花」に乗る瞬間が来ました。乗車時にドア下には足拭マットがあることからもうレベルが高い列車であると解ります。

六日町駅発車案内
 

六日町駅停車中
 

雪月花サボ
 

行先は「団体・直江津」表示
 

六日町駅停車中

いよいよ雪月花に乗車

 雪月花に乗車して私が乗るのは1号車です。大きな曲線窓から光が差し込み明るい感じのデザインの車両です。指定されたのはベンチシートです。窓からは通路を挟む形になりますが眺望は良さそうです。何より通常2名で使用するベンチシートをゆったり1人で利用できるとなるとお得感があります。
 添乗員の方から発車5分前には着席のことと言われていたので5分前には1度全員席につきます。人数確認を終えた頃には発車時刻となりドアが閉まります。

今回乗車するのは1号車
 

カウンター席
 

ベンチシート
 

今回はベンチシートに乗車
 

ロゴマーク

ベンチシートから見た感じ

 六日町駅で社員の方々に送られて雪月花号は六日町を発車します。すぐに上越線と別れて北越急行線を進みます。車窓には八海山もよく見えて絶好の乗車日和です。列車は、魚沼丘陵を通過してトンネルに入ります。北越急行線はトンネルが多いのでこの間にサクララウンジヘ行き記念グッズを購入します。まだ数人しか並んでいなかったのですぐに購入できました。自席へ戻頃にトンネル内の美佐島駅を通過します。一瞬でよく解らないまま通過します。まだまだトンネルは続くので2号車へ。2号車は落ち着いたデザインでボックス席が主体になっています。一番後ろのハイデッキ(コンパートメント)はフリースペースとなっているとのことで座ってみました。数分間の着席ですが、思いがけずお高いハイデッキのコンパートメント座席に座れるとは思いませんでしたので貴重な体験となりました。長いトンネルを抜けるとしんざ駅を通過して十日町市内に入ります。列車はゆっくりと十日町駅に到着します。

六日町を発車
  

北越急行線を進みます
 

八海山も見えます
 

自席(ベンチシート)から見た八海山
  

デッキ部(1号車)
 

サクララウンジ
 

2号車はボックス席主体

ハイデッキ(コンパートメント)

 十日町では交換列車待ち合わせのため10分ほど停車します。十日町駅は特急停車時代のままの長いホームが維持されているので先頭部も撮影できました。北越急行十日町駅に「雪月花」が停車しているのは大変珍しいので、交換となる越後湯沢行を待っている方々も加わって先頭部は撮影の方で賑わいました。

十日町で少々停車
  

十日町停車中
  

ライト回り
  

(北急)十日町停車中
  

デッキ部の展示スペース
 

穴を覗くと展示品が見えます
 

こちらは販売品

こちらは地図

 撮影を終えて車内に戻ると先頭(1号車)のハイデッキ(フリースペース)に誰も居なかったので座席に座ってみました。こちらは子連れに配慮してか高さの違うベンチや1人用のチェア置かれています。これで1号車と2号車両方のハイデッキで座席に座ってみることができました。交換列車が到着すると雪月花号も十日町を発車します。しばらく飯山線と高架ながら平行した後にだんだんと高架を下りトンネルに入ります。トンネルを抜けて地上区間に出るとすぐに信濃川を渡ります。信濃川を渡ると再びトンネルに入ります。
 トンネル走行中にお楽しみのデザートが配膳されます。今回は体験乗車と言うことで乗車時間も短いのでデザートのみの提供です。列車はトンネルを抜けて北越急行の松代工務区が併設されているまつだい駅を通過します。

十日町停車中
 

ハイデッキ1人用椅子
   

ハイデッキ高めの椅子と低めの椅子
 

信濃川を渡り山間部へ
  

トンネル区間の天井部

まつだい駅通過

 デザートとして提供された法王のティラミス楽しんでいると、列車は一瞬だけトンネルを出てほくほく大島駅を通過すると再度トンネル区間に入ります。再びトンネルを抜けると虫川大杉駅を通過します。そしてまたトンネルに入ります。車内ではほとんどの方がデザートを食べ終えているので係の方が片付けに来ます。ティラミスの容器だけ持ち帰りたいと訪ねたら良いとのことで持ち帰ることに。プラスチック製で使い捨てらしいです。本来の雪月花でも意外と持ち帰り希望の方が居るようで金持ちも乗り鉄も大して変わらん・・・。この容器は「雪月花」のロゴをアレンジしたデザインなので飾っておきたくなりますよね。一般の方々もそう思うほどデザインが良いと言うことです。
 列車は順調に進みくびき駅で交換列車待ち合わせのため停車します。5分ほどですがホームに出て撮影できました。やはり2両用のホームですので先頭の撮影は少し厳しい・・・。
 くびき駅を出ると広々とした田園地帯を進みます。列車は大きくカーブすると信越本線が近づいてきて犀潟駅で合流して信越本線を進みます。JR線に入ると列車は速度を上げて複線区間を進みます。黒井駅を通過して保倉川・関川を渡ると列車は直江津に到着します。
 六日町から直江津まで約70分の雪月花の旅でしたが、念願の豪華観光列車雪月花に乗車できて非常に満足な一時でした。今回は旅行商品での参加ですので撮影する時間もほとんど無くすぐに直江津駅を出てD51レールパークへ向かいます。

虫川大杉駅付近を通過
 

田んぼにも水が入ってます
 

くびき駅で少々停車
 

くびき駅停車中
 

頸城区の田園地帯に入り犀潟へ
 

犀潟から信越本線を走行
 

間もなく終点直江津

直江津に到着
   
法王のティラミス雪月花特別Ver


本日のデザート「法王のティラミス」
 
 今回、雪月花の車内で提供されたのは乗車時間が短いのでデザートのみです。
 法王のティラミスは、名前の通りローマ法王が来日された際に提供してティラミスをカスタマイズした一品です。しつこくもなくかといって甘さが強調されることもなくふわりとした柔らかい甘みと滑らかで上品な一品でした。
 飲み物は選択制で今回はアイスコーヒーを選択しました。オリジナルのホットコーヒーはこの短時間で飲み干せる自信がありませんでした。

法王のティラミス

スプーンも雪月花専用
 
直江津D51レールパークでD51体験乗車

 団体列車「雪月花」を直江津で降りて徒歩5分の場所になる「直江津D51レールパーク」にやってきました。こちらも今日は営業しない日ですが、このツアーのために貸切営業をして頂いています。
 まずは入園後すぐにD51体験乗車(乗るのは車掌車)に案内されます。久しぶりにD51 827の走行を楽しんだ後は転車台上でのD51撮影会など楽しみます。私としては少人数ですのでヘルメットを着用しても機関庫内に入れるかと期待したのですが無理なようで、オヤ31 31も遠目からの見物となりました。D51が庫に入った後に動車のエンジンが掛かりましたのでオヤ31でも少し引き出してくれるかと期待しましたがそれも無く雪月花の洗浄シーンを見て終了となりました。
 直江津D51パークから直江津駅に移動してツアーは終了となりました。ありがとうございました。

直江津D51レールパークへ
  

D51体験乗車と撮影会
  
  内容が被るので詳しくは旅行記をご覧ください  
  
 
記念品など


雪月花ツアー参加バッチ
 
 この列車は、「雪月花&六日町運輸指令区検修・直江津D51レールパーク貸し切りツアー」の旅行商品として発売された中に組み込まれていた団体列車のため通常では乗車できません。
 参加申し込みは4月30日の10時からでした。スマホでネット申し込みだったのですが、そのような日に限って長総の構内試運転が10時から始まり片手は撮影。片手でスマホ操作してなんとか予約できました。構内試運転が終った時点でもう販売終了になっていたので、構内試運転を数カット捨てても早く予約して良かったです。

雪月花指定券(表)

雪月花指定券(裏)


受付時に配布されたパンフレット
 

雪月花乗車時にセットされたナプキン類
 

本日のおしながき

裏は法王のティラミス説明