快速:SLぐんまよこかわ号 横川→高崎 
2022年 8月11日(木)乗車_ 


久々のD51 498牽引のSLに乗ろう

 8月から運転されるSLぐんまよこかわ号・SLぐんまみなかみ号は牽引機がD51 498に変わります。高崎支社のSL列車でD51 498が先頭に立つのは久しぶりです。私がD51牽引の列車に乗るのは、昨年の新前橋〜渋川百周年記念号・SLぐんまみなかみ号以来です。
 約1年1ヵ月ぶりにD51が牽引する客車列車に乗ろうと仕事の休みとすり合わせたところ、8月11日は早朝の作業から後ろは休みなのでこの日に乗ろうと思い予定は開けておきました。乗車が確定的になった乗車前日(8月10日)の15時の休み時間に「えきねっと」を操作して空席を見たところ進行方向のD席が空いていたので予約して、めでたく2022年夏の12系客車の旅(SLぐんまよこかわ号の旅)が確定しました。
  
 
碓氷峠鉄道文化むらでEF63と再会

ELぐんまよこかわ号からの続きです
 碓氷峠鉄道文化むらの園内を汗だくで歩いて一通りの展示車両の撮影は終了しました。ここからは庫内の車両を撮影します。今日は時間もありますし野外には出たくないのでいろいろな角度で撮影してみました。それにしてもEF62とかEF63は懐かしいですね。昔は、昼間にも臨時急行信州84号の設定があり昼下がりの碓氷峠をガラガラな12系で越えられたと言っても信じてもらえないでしょう・・・。
 撮影を終えた後は、再び鉄道模型ショーを見てから2階の資料室の椅子に座りながら展示品を見て過ごしました。
 

碓氷峠鉄道文化むら
 

EF63とEF62
 

比較的涼しい庫内で撮影

ED42 1
 
 
お久しぶりのD51 498

 横川からのSLぐんまよこかわ号はD51498が先頭となります。例年ならD51の場合は下り列車(横川行)、C61の場合は上り列車(高崎行)が先頭になることが多いので、今回(と言うか夏臨で)上り列車おいてD51が先頭になるのは珍しいです。
 私がD51 498先頭の列車に乗るのは、昨年の新前橋〜渋川百周年記念号(復路はSLぐんまみなかみ)以来となりますので約1年ぶりとなります。久しぶりに見るD51ですのでいろいろと撮影しました。少し早めに入場したので人も少なく余裕を持って撮影できました。
 

高崎行はD51が先頭になります
 

約1年ぶりにD51 498先頭の列車に乗ります
 

横川駅のプレートと合わせて
 

こちらはアップで
 

やはりD51は良いですね

後部はEF65 501
 
 
D51牽引のSLぐんまよこかわ号で高崎へ

 SLぐんまよこかわ号の撮影も終えて車内へ入ります。今回は前日に何とか進行方向窓側の席を確保できたので贅沢は言えません。指定されたボックスは車端部です。しかも、新型コロナの影響でデッキとの仕切り戸は解放されているのでかなり暑いです。いくら窓開けのお願いと放送が流れても無理そうです・・・。それでも12系客車で真上に冷房の吹き出し口があるのでいくらか助かります。
 座席に荷物を置いて再び先頭部へ行くと出発式の準備が始まってました。これは出発式に参加して発車合図を送れると言うJR東日本の体験型商品のために行われるもので利用客が居れば開催されます。D51の先頭部のエリアが制限されるのですが、これ1日中こうやってもらうとD51のみ撮りたい客と家族を入れて撮りたい客とで棲み分けができて良いんですがねー。少し先頭部から離れるように区切ってもらうと人が入らないので、D51だけ目当ての人も、家族以外の他人が入るのを嫌い子供や家族のみとD51を入れて撮りたい人とどちらもメリットはあると思うのですが。ホームが狭くなるのが難点ですが。
 さすがに出発式を見ると乗り遅れそうなので出発式の看板とD51の先頭部だけ撮影して車内へ。発車時間も近づいているので先ほどとは違い車内もかなり混んでいます。私のボックスも通路側に向かい合わせで2人来ました。これは、私の前の席も誰かは来ることは確定です。
 

上り列車はSLぐんまよこかわ号です
 

ヘッドマーク
 

横川駅プレートと合わせて
 

方向幕
 

横川駅停車中
 

後部のEF65 501
 

出発式(体験商品の一環)
 

出発式の看板
 

12系車内
 

211系電車(144M)に続いて発車
 
 横川駅をD51 498とEF65 501の汽笛のハーモニーを山々に響かせSLぐんまよこかわ号は横川駅を発車します。D51 498が上り列車の牽引に入るのは珍しいです。横川駅の街並みを後にD51に引かれた12系客車とEF65は山裾に沿うように夏の信越本線を高崎に向けて山を下ります。この辺りは往路の下り列車だと坂を上るD51の力強い走りを楽しめる区間ですが、坂を下る上り列車では軽やかに進みます。煙もあまり出ません。上信越自動車道の下をくぐると田園地帯に出ます。このあたりも太陽光発電のソーラーパネルが増えました。碓氷川を渡ると松井田駅を通過して直線をゆっくりと進みます。住宅街と田園地帯を交互に見ながら進み磯部駅に停車します。磯部駅の停車時間は僅かですぐに発車となります。
 磯部駅を出ると田園地帯を進みます。せっかくの12系客車ですので窓を開けてみると心地よい夏風・・・。では無く熱風が入り込んで来たのですぐに窓を閉めました。心地よい風を風を楽しむにはもう少し季節が進まないと難しそうです。そんなことをしていると田園地帯をのんびり進んだSLぐんまよこかわ号は安中駅に到着します。
  

横川を発車
 

横川の街並み
 

碓氷川を渡ります
 

磯部駅に少々停車
 

昼下がりの信越本線を高崎へ
 
 SLぐんまよこかわ号は、安中駅で8分程停車します。結構前側に止まりますが、ホームを仕切るチェーンは外されているのでホームの端までは行かれます。向かいのホームはチェーンが掛けられているので編成写真は撮れません。このホームの最後部のEF65 501も立入禁止看板より後ろで撮影できそうにないです。という事で、このご時世ですが分散して撮影という事もできなくD51の前に皆さん集結し密集して撮影という事になります。私は手早く先頭部と東邦亜鉛の工場とD51を広角で撮影してすぐに退散しました。
 

安中駅に停車
 

安中駅停車中
 

駅名板と合わせて
 

東邦亜鉛と合わせて
 
 安中を出たSLぐんまよこかわ号は高崎へ向けてラストスパートです。夏も後半なのかかなり西日が強く感じられるようになりました。横川出発前に書いた私も前の席(A席)は結局誰も来ませんでした。車内放送では満席と放送していましたが・・・。安中を出るとこちら側の車窓は商業施設を見ながら進み大きく左へカーブして碓氷川を渡ります。碓氷川を渡ると左にカーブして住宅街を進むと群馬八幡駅を通過します。群馬八幡駅を通過して烏川を渡ると車窓右手に高崎間音が僅かに見えます。高崎間音が見えるとSLぐんまよこかわ号の旅も終盤で列車は住宅街を進みます。線路近くの道路から車窓では手を振って見送る人も増えてきます。北高崎を通過すると右へカーブして上越・北陸新幹線と上越線が近づいてくると高架を上り始めます。最後にしてD51の力強い走りを僅かながら体験できました。上越線を跨ぐとSLぐんまよこかわ号は終点の高崎に到着します。夏の12系客車の旅も終わり名残惜しくホームへ。SLぐんまよこかわ号だと乗車時間が少し短いのが残念です。
 

碓氷川を通過
 

烏川を渡り高崎市街へ
 

新幹線が見えると高崎
 
 高崎に到着したSLぐんまよこかわ号は、ぐんま車両センターに入区する準備に入ります。D51付近は結構な人出でしたが、接続列車の関係もあるのか安中ほどには人は集まりませんでした。車内点検を終えたSLぐんまよこかわ号は短い汽笛をならして車両センターに引き上げました。最後部に連結されたEF65 501の姿が見えなくなるまで見送り8番線を後にします。SLぐんまよこかわ号が到着して時間が経ってましたが、階段脇では高崎駅の方々が横断幕で見送ってくれました。
 これでELぐんまよこかわ号・SLぐんまよこかわ号の旅も終わり北陸新幹線で長野へ戻るだけです。その前に今日の群馬は酷暑で暑いので新幹線改札に入り待合室で過ごします。こちらも新型コロナの影響でドアが解放になっていて大して涼しくはありませんでしたが、コンセント付のテーブルが空いていたのでスマホの充電が出来たのが大変良かったです。
 夏が過ぎ秋になれば旧型客車に代わり、しばらくは12系客車に乗れない日々が続くのでしょうか。
 

終点高崎に到着
 

高崎に到着したSLぐんまよこかわ号
 

基地に入ります

高崎駅の出迎え(見送り)
   
 
W7系新幹線あさま号で長野へ

 高崎から北陸新幹線あさま617号で長野へ戻ります。今日は8月11日で帰省のピーク日となる可能性もあるので指定席を利用します。ちょうど、今年から始まった最繁忙期料金の特急券も欲しかったという事もありますが・・・。高崎から長野まで新幹線特急券(指定席)が最繁忙期で3570円とか結構い値段ですよね・・・。

あさま617号(高崎16:01−長野16:48)
 
 本日の北陸新幹線あさま617号は、W7系W9編成でした。「あさま」でW7系はあまり乗る機会がありませんので、車内放送で北陸ロマンのメロディーが流れて「あさま号長野行」と放送されるのも良かったです。10号車の指定席は、20人ぐらいの乗車で空いていました。それでも、軽井沢・佐久平上田駅まででほとんどの人が降りてしまい長野に到着する頃には片手で数えられる程度の人しか乗ってませんでした。 
 今日は猛暑以上の酷暑でしたが、無事にSLぐんまよこかわ号に乗るために横川まで行って長野に戻ってこれました。なお、今回の行程で一番涼しかったのは往復の新幹線車内でした。(笑)

高崎駅発車案内

W7系あさま号車内

長野に到着
 
 
指定席券と乗車記念品


SLぐんまよこかわ号指定券
 
 なかなか、早朝の仕掛作業終了後から休めそうな日とD51復帰後のSLぐんまの運転日が合わずにイライラしていましたが、8月11日は仕掛作業終了後は休めそうなので前日に指定席券を「えきねっと」で予約しました。もう前日の予約ですので乗れればどこでも良いと思っていましたが、1席だけD席(進行方向窓側)が空いてました。車両の一番端のボックスですが、もはや贅沢を言っている暇もなく即座に予約しました。
 乗車記念品は、12系のテーブルにあるQRコードを読み取りアンケートに答えるとA5版のクリアファイルが貰えました。こちらは以前から配布している定番です。

あさま617号特急券(最繁忙期料金)
 

横川から長野までの乗車券
 

A5クリアファイル(表)

A5クリアファイル(裏)