快速:リゾートビュー八ヶ岳  長野−小淵沢_
2025年 8月17日(日)乗車_ 


「リゾートビューふるさと」が小淵沢へ

 今年も長野から小淵沢まで運転される快速リゾートビュー八ヶ岳号に乗車しました。一昔前は、松本始発で小淵沢経由で小諸まで運転されていましたが、小海線の列車制御システムが変わりHB-E300系が単体で入線できなくなってからは長野から小淵沢までの運転が主流となりました。
 それでも、普段はリゾートビューふるさと号として長野県内限定で運用されているHB-E300系が短区間ながら山梨県の小淵沢まで乗り入れるので乗車する価値はあります。復路となる下りに限り小海線から運転される快速HIGH RAIL2号と乗換えができました。
  
 
長野から小淵沢へ往路は観光要素満載
 今日も暑い長野駅に到着します。少し早めに着いたのでホームではなく待合室へ。この暑さではとてもホームでは待てません。しばらく待合室で涼んで待ちます。今回乗車するリゾートビュー八ヶ岳号は、特急しなの8号に続いて長野総合車両センターから出てくるので特急しなの8号が入線する頃合いを見てホームへ。やはりホーム上は暑いですね。発車する5番ホームの発車案内はいつもの「リゾートビューふるさと」ではなく「リゾートビュー八ヶ岳」になっています。ちゃんとHB-E300と八ヶ岳のイラストが入っているなかなか手の込んだ発車案内です。
 長野駅に入線したリゾートビュー八ヶ岳号を撮影して指定された席へ。本日は運良く直前で1人用席が確保できました。目の前は壁ですが1人用ですので快適に酒・・・じゃなくて車窓を楽しむことができます。
 

長野駅発車案内
 

列車名は手間が掛かっています
 

HB-E300系で小淵沢へ
 

リゾートビューふるさとロゴマーク
 

本日は小淵沢行
 

長野を出発
 
 長野駅での社員による見送りは特にないという寂しさで長野を発車したリゾートビュー八ヶ岳号は小淵沢を目指して進みます。車内は満席にはなっておらず結構空席があります。犀川を渡り篠ノ井到着すると若干の乗車があります。篠ノ井から篠ノ井線に入り列車は徐々に高度を上げて進み車窓に善光寺平の景色が見えるとスイッチバックをして姨捨駅に到着します。


犀川橋梁を通過

篠ノ井派出を通過

善光寺平が見えてきました

 姨捨では列車交換の関係でしばらく停車します。ホームから善光寺平の絶景をゆっくり楽しむ事ができるのですが、今日は暑すぎるので3327Mとの交換を撮影を撮影後は一旦車内で涼み発車5分ぐらい前に再度ホームで撮影します。姨捨を出た列車は聖高原を過ぎて西条を通過すると白坂トンネル3本を続いて通過します。長いトンネルを抜けると安曇野に出て明科を過ぎます。北アルプスは残念ながらよく見えません。列車は田沢を過ぎて犀川と梓川の合流点を過ぎて大糸線が接近してくると松本に到着します。
 

姨捨駅で少々停車
 

2237Mと交換
 

夏の善光寺平が見渡せます
 

間もなく姨捨を発車
  

北アルプスはよく見えず

犀川と梓川の合流点

松本を発車

  松本では僅かな停車でしたが乗車してくる人は結構いました。また、松本では始発となる長野駅と違い駅社員の方々による見送りがありました。松本を出た列車は、大糸線には入らないので進行方向を変えずにそのまま塩尻へ進みます。松本を出ると列車の速度も上がり特急並の速度で進みます。車窓にブドウ畑が見えてくると塩尻に到着します。塩尻からの乗車も結構あり空席も少なくなってきます。塩尻を出ると中央本線に入り名古屋方面の線路と分岐して塩尻大門を通過すると辰野方面への旧線と別れます。みどり湖駅を通過して塩嶺トンネルを通過すると長野道の岡谷ジャンクション見えてきて辰野からの旧線が近づくと岡谷に到着します。

塩尻付近を走行

中央西線と別れて東へ

岡谷に到着

 岡谷ではしばらく停車となります。ホームでは岡谷太鼓の演奏があります。演奏自体は良いのですがなにしろ暑いですからね。演奏する方も見る方も暑くて大変です。この間に飯田線から直通の上諏訪行きがあります。213系との並びも何時撮れるか解らないので反対ホームから撮影します。時間はちょうどお昼時で岡谷駅の東京側には「うなぎ」料理店からの蒲焼きの良い匂いが漂っています。岡谷でも昼食の調達はできますが上諏訪まで我慢です。
 特急あずさ265号に続いてリゾートビュー八ヶ岳号は岡谷を発車します。岡谷太鼓の演奏は停車中行なわれていて発車時も演奏で送られました。暑い中をありがとうございました。

岡谷でしばらく停車
 

歓迎の岡谷太鼓
 

岡谷駅停車中
  

岡谷で219Mが先行
  

岡谷駅発車案内

あずさ26号が先行

 岡谷を出た列車は高架橋を進みます。車窓には建物の合間から諏訪湖が見えてきます。高架橋を過ぎると下諏訪に停車します。下諏訪での停車時間は僅かですぐに発車します。車窓には建物の合間から諏訪湖が見えます。諏訪湖畔を回り込むように列車は進み上諏訪に到着します。
 上諏訪ではしばらく停車します。上諏訪では、駅構内の指定された売店で買い物して指定券を見せるとオリジナル缶バッチが貰えます。昼食を購入時に貰いましたが、種類が結構ありましてどれにしようか迷いました。結局は183系グレートアップあずさ色にしました。と言うことで早々に車内へ戻ります。車内販売で指定された缶ビール2本(諏訪浪漫ビール又は安曇野浪漫ビール)を買うとHB-E300系化粧箱が貰えるので2本買って車内で昼食を食べながら過ごします。まだまだ停車時間があるのでほとんどの方が車外に出ているので快適に昼食を食べることができます。

岡谷の高架を通過
 

諏訪湖が見えてきました
 

上諏訪ではしばらく停車
 

上り列車は1人用席です
 

駅と車販で買い物をして昼食

上諏訪駅発車案内

 上諏訪を出た列車は諏訪湖の別れを告げて上川に沿って住宅街を進みます。茅野でも特急あずさ号を待避するため数分停車時間があるのでホームで撮影できました。茅野を出ると山裾に沿って田園地帯を進みます。車内もいつの間にか結構埋まっていて空席も少ないです。すずらんの里を過ぎて市街地が見えると富士見に停車します。
 富士見を出ると車内では乗車証の配布が始まります。列車は田園地帯を進み信濃境を通過すると山梨県に入り車窓に八ヶ岳が見えてくると小海線の線路が近づいてきて終点の小淵沢に到着します。
 小淵沢駅では駅社員の方々が横断幕でお出迎えしてくれました。リゾートビュー八ヶ岳号に使用されたHB-E300系は入換をすること無く小淵沢駅5番線で小休止となります。
 この折り返し時間で私は野辺山へ行きます。小海線の発車時刻までまだ時間があるので私も小淵沢で小休止となります。

茅野に到着
 

茅野駅発車案内
 

茅野駅停車中
 

八ヶ岳が見えてきました
 

小淵沢に到着

折り返し下り列車になります
  
  
復路は善光寺平の夜景が楽しめます

 野辺山から乗った快速HIGH RAIL2号は定刻に小淵沢駅に到着します。急いで快速HIGH RAIL2号とリゾートビュー八ヶ岳号の並びを撮影します。乗換え時間は3分ですのでなかなか忙しいです。駅の発車放送に急かされて車内に入り荷物を置く頃にはもう列車は動き始めていました。小淵沢駅社員の方々に見送られてリゾートビュー八ヶ岳号は長野駅へ帰路につきます。どのイベント列車もそうですが復路となる列車は空いていて結構空席があります。復路となる下りは1人用の席は確保できませんでしたので普通の2列席ですが隣には誰も来ません。今のところ窓側も結構空いているので多分誰も来ないかと思います。
 小淵沢から見えていた八ヶ岳も小海線が分岐するあたりから見えなくなり列車は山間部を進みます。列車は山梨県から長野県に入り信濃境駅を通過すると富士見駅に数分止まります。小淵沢駅では先頭部の撮影ができなかったので富士見駅で撮影します。富士見を出ると田園地帯を進み茅野に停車します。茅野でも停車時間があるのでホームへ出て撮影します。茅野を出ると上川に沿って住宅街を進み市街地が近づいてくると上諏訪に停車します。

小淵沢駅での見送り
 

快速HIGH RAIL2号からは3分の乗換え
 

八ヶ岳を見ながら小淵沢を後に
 

富士見に停車
 

富士見駅停車中

続いて茅野に停車

 上諏訪ではしばらく停車時間があります。往路と同じように指定された売店で買い物をすると缶バッチが貰えるので夕食前の軽食を購入します。往路と違いバッチの種類は少ないですが、123系ミニエコーがありましたのでこれを選択しました。停車時間は往路ほど長くはありませんので早めに車内に入ります。E257系使用の臨時特急あずさ号と交換して上諏訪駅を発車します。上諏訪を出ると建物の間から諏訪湖が見えます。諏訪湖畔を回り込むように進み下諏訪に停車します。

主のアルクマも4席取りで乗車
 

上諏訪でしばらく停車
 

上諏訪停車中
 

上諏訪発車案内
 

間もなく上諏訪を発車

行先表示は見慣れた「快速・長野」

 下諏訪での停車時間は短くすぐに発車となります。日暮れが早くなり岡谷の高架橋を進む頃には日没も間近という感じです。長野道の岡谷ジャンクションが見えると岡谷に停車します。岡谷での停車時間は短くすぐに発車となります。岡谷を出ると辰野方面への旧線と別れて塩嶺トンネルを進みます。みどり湖駅を通過して夕闇迫る田園地帯を通過すると塩尻大門に差し掛かります。岡谷で別れた辰野方面の旧線が合流して名古屋からの中央本線が見えてくると塩尻に到着します。
  

岡谷手前で日暮れも早くなりました

辰野回りの旧線と分岐

 塩尻では特急あずさ37号通過待ちのため数分停車します。塩尻駅通過予定の特急あずさ37号が少し遅れている関係でこちらの発車も遅れます。ミュージックホーンを響かせて特急あずさ37号が塩尻駅を通過すると続いて塩尻駅を発車します。車窓に広がるブドウ畑が住宅地に変わると列車は松本に到着します。松本では結構降車する人が多かったのですが、逆に松本から特急代わりに結構乗車してきました。もしかしたら松本からが一番席が埋まったのではないかと思えるほどです。


塩尻で少々停車

塩尻駅停車中
  
 松本を出るともう車窓はあまりよく見えません。列車はほとんど見えない北アルプスを見ながら進み明科で特急しなの24号と交換します。明科を出て白坂トンネル3本を過ぎて西条を過ぎて長野道の麻績インターが見えると聖高原を通過します。冠着を過ぎてトンネルを過ぎてしばらくすると善光寺平の夜景が見えてきて姨捨駅に停車します。
  

松本を発車

明科で特急しなの24号と交換

 姨捨では反対の上りホームから善光寺平の夜景を楽しめるようにしばらく停車します。もう夏至の頃より日暮れがかなり早くなっているのでこの時間でも十分に夜景として楽しめます。昼間は暑いですが、日が暮れると涼しい風がときおり吹く中をゆっくりと善光寺平の車窓を楽しむことができます。

姨捨で少々停車
 

反対ホームへ行く時間もあります
 

善光寺平の夜景

1546Mと交換

 姨捨で善光寺平の夜景を楽しみリゾートビュー八ヶ岳号はスイッチバックで姨捨駅を発車します。姨捨駅を出た直後は善光寺平の夜景は見えますが、線路脇の木々が生長していて思ったほどは見えません。また、ナイトビュー姨捨で行なわれている室内灯の減光もありませんでした。列車は木々の間を進み桑ノ原信号場に差し掛かります。時間的に稲荷山まで行くのは無理だと解っていたので特に驚きはしませんが、列車は一旦上りの待避線に入ってスイッチバックで下りの待避線へ入りました。桑ノ原信号場で特急しなの26号と交換となります。
 特急しなの26号と交換をした列車は再び篠ノ井線を進みます。稲荷山を過ぎて真っ暗な田園地帯を進み右から「しなの鉄道」の線路が見えてくると篠ノ井に停車します。篠ノ井を出ると川中島を通過して犀川橋梁を渡ると長野市街地に入り終点長野に到着します。
 今日は、長野から小淵沢まで往復ともHB-E300系に乗車しての旅でした。

桑ノ原信号場で停車
 

特急しなの26号と交換
 

犀川橋梁を通過

長野に到着
  

指定席券と記念品

 指定席券は、駅ねっとで1ヶ月7日前15時に事前予約しました。事前予約は1ヶ月7日前14時からでしたが打ち合わせの都合でその時間には予約操作はできず1時間遅れました。それでも無事に往復とも窓側を確保できました。
 この後は、とあるタイミングの時刻に開放される1列席を座席位置変更で狙いました。上りは、無事に1人用席に座席位置変更できましたが、下りは上りの座席位置して40秒遅れで操作しましたが2席ともすでに確保されていました。と言うことで復路となる下りは事前予約された席を利用しました。
 記念乗車証は、往路の上り列車のみ富士見から小淵沢で配布されました。この配布区間からも小淵沢まで乗車する乗客がメインだったと考えられます。

上り列車指定席券
 

下り列車指定席券
 

乗車証(表)※上りのみ配布
 

乗車証(裏)※上りのみ配布
 

 上諏訪駅停車中に上諏訪駅構内の指定された店舗で買い物をすると上諏訪駅社員特製の缶バッチが貰えました。種類は何種類かあって迷いましたが、往路は183系「グレートアップあずさ」を、復路は123系「ミニエコー」を選択しました。上諏訪駅構内の売店で買い物をすると1個無料配布するのはなかなか賢く結構売り上げがあったかと思います。

上諏訪駅で買い物して貰ったバッチ(上り)

上諏訪駅で買い物して貰ったバッチ(下り)


 リゾートビューふるさと号(リゾートビュー八ヶ岳)の車内販売で指定された地ビール(諏訪浪漫ビール又は安曇野浪漫ビール)を2缶購入するとHB-E300をデザインした化粧箱が貰えます。こちらは基本的にお土産用らしいですが、冷えたビールを2缶購入しても貰えます。私は、不覚にも撮影前に車内で2缶とも飲み干してしまったので帰宅後に別のビールを入れて撮影しました。

HB-E300ビール用化粧箱(前)

HB-E300ビール用化粧箱(後)
※ビールは車内で飲んでしまったため帰宅後に別の缶ビール(別メーカー)を入れています。