特急:谷川岳もぐら号  高崎−越後湯沢_
2025 6月 7日(土)乗車_ 


E257系5500番台で越後湯沢へ

 高崎から越後湯沢までE257系5500番台使用の特急谷川岳もぐら号に乗車しました。E257系5500番台に置き換えれてから初めての乗車となりました。今回は途中駅の高崎から乗車となりましたが、新緑の奥利根を進みトンネル駅の湯檜曽駅と土合駅に停車してトンネルを抜けると新緑の越後路に入り越後湯沢まで快適に乗車できました。
  
国鉄時代の特急を偲ぶ水上までノンストップ運転

 特急谷川岳もぐら号は大宮駅始発です。今回は北陸新幹線を降りて高崎から乗車します。高崎での停車時間は1分しかないので先頭の撮影ができるように5号車の座席を予約して先頭付近で待ちます。想定より少し早く谷川岳もぐら号が高崎駅に到着します。発車まではあまり時間があまり時間がありませんので211系の並びを撮影して素早く車内へ。5号車は乗った時点でほとんどの席が埋まっていて窓側は私の席だけ空いている状態でした。

途中の高崎から乗車
 

高崎駅発車案内
 

高崎に到着

211系と並びます

 高崎を出た特急谷川岳もぐら号は越後湯沢に向けて進みます。この先は、湯檜曽まで乗客が乗降できる駅はありませんのでこの状態で新潟県に入ることになりそうです。車内で一息ついて列車が新前橋を通過してようやく朝食にありつけます。本日は、高崎駅弁の「とりめし」です。鳥のテリヤキをつまみにビールも購入。ここから行楽列車の旅が始まります。列車の方は渋川駅を通過して利根川を渡りいよいよ山間部に入ります。列車は何回か利根川を渡ったり平行したりして進みます。この区間はSL列車に乗ることが多いので電車だとやはり速度が違います。列車は上り線と別れて諏訪峡が見えてくると水上に到着します。速度はさほど出ていませんでしたが、高崎から水上まで途中駅には一切停車せずにノンストップ運転する様は国鉄時代の特急を思い出させます。
 水上では乗務員交代の運転停車でドアは開きません。乗務員の交代が終るとすぐに水上駅を発車します。

車内は結構混んでました
 

ようやく「とりめし」で朝食
 

今日は赤城山もよく見えます
 

利根川を渡り山間部へ
 

利根川に沿って北上
 

沿線の田植えも終っています
 

水上で運転停車

水上を出て利根川を渡ります

 
もぐら号らしくトンネル駅2駅に連続停車

 水上駅を出て利根川を渡り列車は北上をします。だんだんと山が迫ってきて車窓に湯檜曽川が見えてきて線路が上下に離れトンネルに入ると湯檜曽に到着します。上り線は山裾の地上側に下り線はトンネル内とは言えトンネルの入口にホームが設置されています。
 湯檜曽駅では特に見所はありませんが、軽くホームを見学できるように3分ほど停車します。
 湯檜曽を出ると延々とトンネル内を進み次の停車駅土合に向かいます。土合駅もトンネル内の駅になります。

トンネルに入るとすぐに湯檜曽に停車
 

湯檜曽に到着

湯檜曽駅停車中

 土合駅は正真正銘トンネル内の駅になります。下り線はトンネル内で上り線は地上にあります。下り線ホームからは階段を延々と進み10分ほど掛かります。私も行こうか迷いましたが、体力的に自信が無いとのとこれから先メインの「雪月花ツアー」があるのでおとなしくトンネル駅構内を見て過ごします。土合駅では30分ほど停車時間がありましたので撮影はゆっくりと行えました。さすがに車内に残る人は少なく車内撮影もできます。
 発車の5分前になると車内にも人が戻りはじめ座席も埋まったところで列車は土合駅を発車します。

続いて土合に停車
 

土合駅停車中
 

行先表示は「特急」
 

車内の様子
 

地上へは行く元気がありません

階段付近から見たホーム
 
国境の長いトンネルを抜け新緑の越後湯沢へ

 国境の長いトンネルを抜けると新緑の美しい越後路に入ります。土樽を通過して列車は新緑の景色を楽しめるように低速で進みます。毛渡沢橋梁を通過してスキー場で旧型客車を活用した休憩室が特徴の越後中里駅を通過すると列車は速度を上げて進みます。新緑が美しい上越線をE257系5500番台で進むのは新鮮な感覚です。列車は温泉街に入ると上越新幹線が接近してきてロンキヤとすれ違うと越後湯沢に到着します。
 越後湯沢は涼やかな風が吹いていて今が一番良い季節です。今回は越後湯沢では降車しません。越後湯沢駅に停車するE257系5500番台を見ながら「ぽんしゅ館」の誘惑に後ろ髪を引かれつつ長岡行の列車に乗り換えます。

トンネルを出ると土樽を通過
 

毛渡沢橋梁を通過
 

越後中里を通過
 

間もなく越後湯沢駅に到着
 

越後湯沢駅に到着

越後湯沢にて
 
使用した特急券


谷川岳もぐら号特急券
 
 特急券(指定)は、発売から2日後に「えきねっと」で予約しました。E257系に変わってからは空いているとの話でしたが、座席表を見るとA席側だけ結構埋まっていました。
 今回は、高崎から乗車となりましたので先頭を撮影後すぐに乗車できるように先頭車となる5号車を選択し窓割の良い偶数番号席を予約します。他の号車やD席は結構余裕がありましたが、先頭の5号車で窓割りの良い具数番号でA席はもう数席しか空いておらず危なかったです。