もう初夏かと思わせる暖かい土曜日の朝、長野駅4番線で快速おいこっと号の入線を待ちます。この時間帯は基地線の都合で飯山線の126Dが長野総合車両センターの到着線に入ってから出区してくるので入線から発車まではあまり時間はありません。おいこっと号は2両編成ですので撮影する時間はそれなりにはありますが・・・。
本日は、おいこっと10周年記念号で運転されますのでサプライズで1号車と2号車の連結位置を変えて来るかと期待しましたが、そう甘くはないようでいつもと同じ「おいこっと」の組成でした。ヘッドマークも特に無く行先表示も「快速」ですので特に何か変わったこともありません。
おいこっと10周年記念号は、いつも変わらぬ姿でいつも通り長野駅を発車します。長野駅では特に駅社員による見送りもありません。駅業務が委託化された関係か解りませんが、10周年記念号の始発駅としては何とも寂しい発車でした。
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長野駅発車案内(日本語)
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長野駅発車案内(英語)
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おいこっと号長野駅入線
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10周年記念でも組成は通常
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行先表示も「快速」
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間もなく長野を発車
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長野駅を出た快速おいこっと号(おいこっと10周年記念号)は北しなの線を進みます。長野市街地を進むと長野総合車両センターの脇を通過します。多くの方々がカメラやスマホを向けています。それだけで今日の客層が大体解りますね。私も人のことを言えませんが・・・。ちゃんと普段見ることができない部分を撮影しました。まぁ、普段は見えませんが車内から見るとサービス感あふれる留置の仕方でした。列車は、北長野を過ぎて三才を過ぎてりんご畑を進み車窓が田園地帯に変わると豊野に到着します。
豊野では運転停車のためドアは開きません。列車は、飯山線128Dとの交換を終えると飯山線に入ります。鳥居川を渡りりんご畑を進むと千曲川と平行します。しばらく千曲川と並行して上今井を過ぎると桜並木の中を進みます。ちょうど桜の花が見頃で車内から歓声の声が上がります。桜の木々の間からは千曲川も見えて春の飯山線を象徴するような車窓が続きます。今日を10周年記念号の運転日に決めた長野支社の予想は大当たりでした。
しばらく桜の木が続く春らしい車窓が続き列車は替佐駅に到着します。替佐駅からは木島平村の方々が乗車され「おにぎり」と観光パンフレットの配布。オカリナの演奏会が行なわれました。このご時世に地元の新米で「おにぎり」とか有り難いですよね。久しぶりに美味しいご飯を食べました。しばらく演奏会を楽しむと列車は飯山駅に到着します。
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長野駅を出発
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長野総合車両センター付近を通過
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長野市内は桜が見頃
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北しなの線を豊野へ
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間もなく豊野
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1号車車内
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飯山線に入り鳥居川を渡ります
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千曲川と桜
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替佐手前の桜も見頃
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春の飯山線を飯山へ
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木島平村から「おにぎり」の配布
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高社山と千曲川
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車内演奏会 |

飯山に到着 |
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