快速:レトロ花めぐり号  仙台−福島(乗車)
2025年 4月 5日(土)乗車_ 


少し早かった花めぐり号

 今年も東北本線で快速レトロ花めぐり号が運転されます。キハ110系気動車(急行形)のレトロラッピング車2両編成で郡山までの運転です。途中、船岡など車窓から桜の花を楽しめるポイントもあります。今年は、久しぶりに仙台から福島まで乗車しました。ここ数年では、今年は桜の花の開花が遅いとのことで車窓から桜の花を楽しむことはできませんでしたが、代わりにそこそこ速い速度で走行するリクライニングシート付のキハ110系気動車(急行形)の旅を楽しめました。
   
急行仕様のレトロラッピング車

 仙台駅に小牛田から回送でキハ110系レトロラッピング車が入線してきました。橋上駅舎の下に停車するので撮影は結構難しいです。発車まで結構余裕があるのでゆっくりと撮影できました。まぁ見た目は落ち着いた感じのラッピングですが、もうキハ58系風のラッピングでも十分にレトロで通用する時代になりつつあるので次は是非・・・。
 撮影する人は少ないと思いきや結構一般の方々も撮影していました。

仙台駅発車案内
 

回送で仙台に到着
 

福島まで乗車します
 

仙台を間もなく発車
 
 
桜の開花には少し早かった

 撮影をして乗り込むと結構乗車率が良いです。かなりの席が埋まっています。乗り鉄は少数派でほとんどが一般の方々です。ただ、ここ数年に比べて花の開花が少し遅めと言うことで、ある程度の返席があるかと期待はしましたが、そのようなこともなく仙台から結構乗っています。
 仙台駅を定刻に出た列車は名取川を渡り仙台南部へ進み、岩沼を過ぎると常磐線と別れて東北本線を南下します。ここで今日の遅めの朝食として「牛たん弁当」を食します。これを食べたいがためにここまで食事は取らずに来ました。この紐を引くと温まる機能は変わらず車内でも暖かい牛タンと麦飯が食べられます。分量はあまり多くはありませんが。
 食事が終ると車窓には蔵王山が見えてきます。沿線の風景を見る限りまだ花の季節までは早いようです。私も本命は来週(4/12)でしたが、その日は仕事の都合で休めないので今週にしたのですが、やはり花が早く開花する奇跡は起きずに船岡の桜もまだ開花前でした。車内からは、所々で春を思わせる花が咲いてはいますが、やはり桜の花が咲いていて欲しかったところです。列車は白石に到着します。

車内は急行形なのでリクライニングシート
 

仙台を発車
 

名取川を渡り仙台南部へ
 

遅めの朝食(牛たん弁当)
 

蔵王山が見えてきます
 

船岡の桜はまだでした
 

一部で春らしい車窓が

白石駅に到着

 白石を出て列車は山間部を進みます。キハ110系のエンジン唸りを楽しみます。この車両は急行用ですのでリクライニングシートが並んでいますが、この形の座席も最近はあまり見かけなくなりました。10年ぐらいまでまでは結構見る機会が多かったのですが。今回は、車窓からの桜鑑賞は叶いませんでしたが、東北本線をそこそこの速度で走行するキハ110系急行形車両の旅を楽しみました。列車は、山間部を抜け藤田付近から東北新幹線と寄り添い進みます。東福島を過ぎて松川を渡り信夫山の裾を回り込み山形新幹線の新アプローチ線が見えてくると福島に到着します。
 この列車は郡山まで運転されますが、私は福島で降車します。福島では途中駅にもかかわらずホームには多くの駅員の方が出迎えてくれました。福島には花見山があるので降りる人も多いかと思いましたが、実際に降車した人は少なめでした。
 郡山へ向けて発車するレトロなキハ110系を見送り山形新幹線に乗り換えるため新幹線ホームへ移動します。

松川を渡り福島市街へ
 

新アプローチ線が見えると福島
 

福島に到着

途中駅ですが歓迎がありました
  
指定席券


レトロ花めぐり号指定券
 指定席券は3月7日に購入しました。この日だとまだ桜の花は早いので空いているだろうと思っていましたが、窓側はほぼ埋まっていて船岡の桜が楽しめるD席側はこの席が最後の一席でした。(購入時)
 最後の一席とは思えない条件の良い席でした。
 知人の話では、昨年までは乗車時に何かしらの記念品が配られていたようで、今回はどのような物かと問い合わせが来ましたが、私が乗った福島までの時点ではそのような配布はありませんでした。