南小谷始発最終列車 |
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特急:あずさ46号 |
南小谷−松本 |
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2025年 3月14日(金)乗車_ |

大糸線乗り入れの特急あずさ号が白馬発着に
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3月14日のダイヤ改正で大糸線乗り入れている特急あずさ号の南小谷−白馬間が廃止となります。まだ、E353系特急あずさ号でこの区間に乗車したことは無いので最終日の南小谷発最後の特急あずさ46号に南小谷から松本まで乗車しました。 |
姫川沿いの南小谷駅の最後の特急あずさ号
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特急あずさ46号の始発駅となる南小谷には糸魚川から大糸線に乗車して到着しました。発車まで45分ほどありますので1度改札を出て踏切からE353系・E127系・キハ120形の3並びを撮影しておきます。その後は駅に戻り駅名表示と合わせて撮影したりホームから姫川を入れて撮影したりします。特に姫川とE353系は白馬発着になると合わせて撮影することが難しいので乗り鉄でできる範囲で記録しておきました。駅のホームでは、地元の方が大勢駅を訪れて南小谷発最後の特急あずさ46号の見送りに来ています。入場券収入も今日は多かったのではないでしょうか。
発車15分前にドアが開くのですが、それより少し早く乗務員の方々が車両に乗り込みます。駅留置の扱いですので車両の行先表示は消灯となっていますが、多分2月の特急しなの号白馬乗り入れ最終日の事を考えると・・・。と言うことで一応、カメラの設定をして行先表示の前で構えて待ちます。予想通り、まだ設定を変えてなく「あずさ5号・南小谷」の表示が出ました。ただ、表示が出たのは20秒ほどですぐに「あずさ46号・新宿」に変わりました。何とか南小谷行表示も撮影できましたので車内へ移動します。
本日は9号車に乗車します。まぁ、最初で最後のE353系南小谷始発の特急あずさ号に乗るので奮発した・・・。と言うか1度普通車で押さえて夕方見たら空いていたので変更したのですが、ちなみにグリーン席なら上諏訪か甲府あたりまでと考えましたが松本から先は押さえることができませんでした。多分、松本からは別の人がなってくるのでしょう。
座席に荷物を置いてホームに行くと地元の方々が横断幕で見送りをしていたのでそれを撮影して車内に戻ると発車の時刻となります。
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小谷村へ定期の「あずさ」が来るのも最後
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思ったよりホームも空いています
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南小谷に停車中のE353系
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南小谷の駅名板とE353系
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南小谷駅ホームから見る姫川
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あずさ46号(南小谷15:00−松本16:24)
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客扱い開始直前に「あずさ5号」表示が
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行先表示
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本日は9号車に乗車
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短距離ながらグリーン車です
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車内案内 |

南小谷駅での見送り |
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南小谷駅始発最後の特急あずさ号の旅
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大勢の地元の方々に見送られて、南小谷駅最後となる特急あずさ46号は南小谷駅を発車します。列車は、南小谷を出るとすぐに姫川に沿って進みます。E353系からこの車窓を見ることもしばらくはできなくなります。車内の方は、グリーン車は満席。普通車の方は結構空席があります。おそらくこの後白馬から結構埋まるかと思いますが・・・。沿線では、姫川を絡めて撮影する方が結構居ます。列車は、比較的ゆっくりした速度で何度か姫川を渡ります。大糸線で姫川を渡るのは信濃森上より北側ですのでE353系で姫川を越えることはできなくなります。車窓に青空に映える北アルプスが綺麗に見えるようになると撮影地で有名な信濃森上付近を通過します。もうこの時間だと撮影されている方も少ないです。
しばらく車窓から美しい北アルプスを見ていると松川を渡り特急あずさ46号は白馬に到着します。運転終了となる区間は南小谷から白馬までですので白馬まで乗ればもう用事も終るのですが、白馬で降りても困るのでこのまま松本まで乗車します。
E353系を使用した特急はもう白馬以北は走らないのか、もしかしたら臨時特急で再び南小谷まで乗り入れることがあるのか解りませんが、とりあえず白馬以北の特急列車は特急あずさ46号到着を以て一区切りとなりました。 |

南小谷を発車
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姫川に沿って進みます
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姫川をE353系が渡るのも一区切り
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信濃森上付近
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今日はアルプスも綺麗に見えます
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まもなく白馬に到着
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松川を渡り白馬駅へ |

白馬駅停車中 |
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白馬駅からは明日のダイヤ改正後も時間帯は変わりますが、引き続き特急あずさ号が運転されます。また、主に土曜休日には臨時特急はくば号も運転されます。白馬より松本側は特急運転が継続となりますので、これより先は普通にグリーン席の旅を楽しみます。
白馬駅からはやはり乗車する人が多くほとんどが外国人旅行者です。乗車に時間が掛かり数分遅れて白馬を発車発車します。白馬駅を出るとオリンピック施設を見ながら市街地を進みます。平川を渡ると徐々に景色が田園地帯(今は雪原)から山間部に変わってきます。神城駅を通過すると徐々に山間部に入り積雪が増えてゆきます。列車は右へ左へカーブして山間部を進み視界が開けると仁科三湖を通過します。最初に青木湖を通過します。湖畔に沿って列車は進み少し山間部を過ぎると中綱湖を通ります。こちらは結氷した上に雪が積もっているのかよく解りません。そして最後に木崎湖が見えてきます。広い木崎湖の湖畔に沿うように走るうちに海ノ口駅と稲尾駅を通過します。稲尾駅を通過すると田園地帯を進みます。徐々に車窓の積雪も少なくなり信濃大町に到着する頃には積雪は無くなりました。
信濃大町を出ると高瀬川を渡り安曇野に入ります。車窓にはアルプスが綺麗に見えるのですが、もう西日が強い時間帯ですのでほとんど見ることができません。列車はアルプスを見ながら田園地帯を進みます。今日は、この先で沿線火災があり運転を見合わせていた関係でダイヤが乱れています。ただ、運転は再開していますし首都圏へ向かう特急を待たせてまで無理な交換はしなだろうと思っていましたが・・・。列車は有明駅の手前で停車。その後すぐ動くもまた停車。数分で動き出しましたが、遅れている普通列車と有明駅で臨時に交換されるため普通列車の進入を待っていたようです。有明駅ではこちらは止まらずに低速で通過して穂高に到着します。穂高では僅かな停車で発車して豊科駅でも停車して田園地帯を進み梓川を渡ると松本へ。北松本を過ぎると連結作業のため数回停車します。
松本駅ホームに入り連結作業のため停車し連結作業が終るとドアが開いて松本に到着します。松本には5分程度遅れて到着したため準備ができ次第すぐの発車となりました。
最後の南小谷始発で新宿へ向かう特急あずさ46号を見送り長野への帰路につきます。 |

仁科三湖(青木湖)を通過
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仁科三湖(中綱湖)を通過
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仁科三湖(木崎湖)を通過
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信濃大町を出て高瀬川を渡り安曇野へ
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積雪も無くなりました
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有明で遅延している普通と交換
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梓川を渡り松本市街へ |

新宿へ向かう特急あずさ46号を見送り |
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使用した特急券
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あずさ46号特急券・グリーン券 |
特急あずさ号として南小谷駅最後の発車となる上り特急あずさ46号の特急券は、「えきねっと」で1ヶ月前の昼頃に確保しました。平日と運転区間短縮が南小谷−白馬と短区間なのも手伝って普通車指定席は余裕で窓側の席が確保できました。
流石に席数の少ないグリーン席は満席でしたが、夕方頃に2席空席がありアルプスが見えるD席側でしたのでこちらに変更しました。目の前が壁の最前列席でした。そのまま押さえて座席位置変更を試みましたが、D席の別の席には変更できませんでした。(D席はちょくちょく空きがありました。) |
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