えちごトキめき鉄道開業10周年  
急行:急行1号(普通列車代走) 二本木-直江津
直江津-糸魚川
2025年 3月14日(金)乗車_ 


えちごトキめき鉄道10周年記念日に運転再開

 車両不具合で運休になっていた413系・455系観光急行ですが、仮の修理が終了し3月の一部期日のみ運転を再開できる運びとなりました。運転再開初日は、えちごトキめき鉄道開業10周年となる3月14日となり、当日は急行列車2往復と直江津−二本木間の普通列車を車両変更させた1往復に使用されました。
 ちょうど糸魚川まで移動する用事がありましたので、二本木から直江津乗り換えで糸魚川まで久しぶりに413系・455系電車の旅を楽しみました。
  
二本木から413系・455系普通列車に乗車

 直江津行の普通列車を二本木で降りてしばらく待つと直江津からの普通列車が到着します。今日は、えちごトキめき鉄道開業10周年と413系・455系運転再開と言うことで、この時間の普通列車が413系・455系に変更となっています。昨日まで交番検査を行ない問題がなければの条件付でしたので心配しましたが、無事に413系・455系が姿を現してくれました。この普通列車は二本木止まりで折り返し直江津行になります。二本木駅はスイッチバック方式で駅に入るので列車一旦妙高高原側へ進みバックで駅に到着します。
 二本木駅到着後は、折り返しまでそのまま乗車していて良いようですので空席を探したところクハ455-701に空席がありましたので座席を確保して撮影します。すでに列車には「えちごトキめき鉄道10周年」のヘッドマークとサボが取り付けられています。一通り撮影してもまだ時間があるので車内で発車まで待ちます。

二本木駅から乗車
 

直江津からの2322Mが到着
 

スイッチバックで到着
 

二本木駅に入ります
 

二本木で折り返し直江津行になります
 

すでにサボや愛称板は入ってます
 

愛称板
 

ヘッドマーク
 

直江津行表示

二本木でしばらく停車

 時は過ぎて二本木駅を普通列車直江津行は静かに発車します。二本木駅はスイッチバック方式なので一旦後方(妙高高原側)に進んでから進行方向を変えて直江津へ進みます。えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで413系・455系に乗るのは初めてです。特に今までは指定席(旅行商品)で使用されていたクハ455-701にははじめて乗車しました。やはり元急行形車両のボックスシートは座り心地が違いますね。列車は、雪原の中を進み新井に到着します。新井から乗ってくる人も多いのですが、普段とは違う車両に乗って良いものか戸惑っているようです。ホームの反対側には特急しらゆき号が止まっていますが、今日は通常の塗装で上沼垂色ではありませんでした。列車は新井を過ぎると徐々に積雪も少なくなり上越妙高に到着する頃には積雪も無くなりました。上越妙高からも乗客が増えますが、不思議と戸惑う事なく普通に乗って来ました。その後、南高田に停車して高田からは結構乗車がありましたが、乗って良いものか戸惑う方が結構居ました。最終的には、定期普通列車の代走と言う形なので乗り鉄の他に通常利用の方々が乗車され結構良い乗車率で直江津に到着します。
 直江津では、車内清掃などを行なうので全員下車してドア締めを行ないます。二本木から直江津までクハ455-701に乗車できて大変良い経験になりました。ここで、413系・455系の旅は一旦休憩となります。

二本木駅停車中
 

普通(二本木9:56−直江津10:29)
 

455神社も積んでます
 

1号車(クハ455-701)に乗車
 

スイッチバックで二本木を発車
 

まだ積雪が多いです
 

間もなく上越妙高
 

高田の手前で積雪は減ります
 

直江津手前では積雪は無し

直江津に到着
  

えちごトキめき鉄道10周年記念セレモニー

 直江津駅では、413系・455系は車内整備等の関係で全員降車してドアを閉めるためホームに降りて「えちごトキめき鉄道開業10周年」セレモニーを見ました。セレモニーの後ろ(糸魚川側)から見ることはできず、正面(長岡側)から見ることになるのですが、一般観覧エリアは遠すぎてあまりよく見えませんでした。まぁ、ほぼ関係者専用といった感じでしょうか。
 ホームページに記載されてた時間よりも早めにセレモニーは終了したようです。

  
   

 
急行1号はクハ455-701に乗車し糸魚川へ

 二本木から直江津に到着した413系・455系は、折り返し急行1号市振行になります。えちごトキめき鉄道開業10周年セレモニーも終り再び1番線へ向かうと人もまばらで1号車の乗車口も並んでいる人は数名でしたのですぐに並びます。ドアが開くのは発車の15分前ということでしばらく時間がありますがここで並んでおきます。昔は、こんな感じで早くから自由席の乗車口に並んでいたと懐かしく思います。車両は169系でしたが、直江津駅1番線付近の雰囲気と同じ急行形車両ですので何処となく昔を思い出してしまいます。発車15分前より少し早くドアが開いたので早速乗り込み1号車(クハ455-701)のボックスシートを確保できました。これで、二本木から糸魚川まで快適に移動できます。

直江津から急行1号になります
 

ヘッドマークはそのまま
 

サボ類も変わっていません
 

行先表示
 

クハ455-701形式標記
 

急行1号も1号車に乗車
 

ボックスシートは良いですね

間もなく直江津を発車

 発車時刻も近くなり車内の空席も徐々に埋まり急行1号は直江津を発車します。すでに急行券の発売は終了しているので急行列車ながら急行券のみで乗車できて3両全てが自由席となっています。直江津を出てすぐに乗車記念証の配布が行なわれました。3月のみ「えちごトキめき鉄道10周年」デザインだそうで上りと下りで2種類あるそうです。私は片道しか乗れないので2種類揃わずに残念です・・・。
 湯殿トンネルを通過して車窓には日本海が見えてきます。普段は海とは無縁の生活ですので海が見えると無駄にテンションが上がります。ここで車内改札があります。急行券の発売は終了しましたが乗車券は全て確認するようです。車内改札が終わり再び日本海を見て過ごします。今まで指定席(旅行商品)に使われていたので、急行形のクハ455-701から見る日本海の車窓はひと味違うものとなりました。列車は、谷浜・有間川と日本海沿いの駅を通過してトンネルを通過してトンネルとトンネルの間にある有間川駅を通過し再び頸城トンネルに入ります。列車は徐々に速度を落としトンネルの中にある筒石駅を徐行で通過します。観光列車ならではの演出です。長い頸城トンネルを通過すると能生駅に停車します。

急行1号(直江津10:31−糸魚川12:22)
 

直江津を発車
 

湯殿トンネルを抜けると日本海が見えてきます
 

車窓には日本海が続きます
 

頸城トンネルに突入
 

筒石駅を通過
 

能生駅で撮影のため停車
 

能生駅にて
 

海側のサボは別デザインでした

能生では編成写真も撮れます

 能生駅は運転停車扱いの駅の駅ですが、写真撮影のため降車することができます。ただ駅の外には出られません。能生駅ではホームの反対側から編成写真の撮影などもできます。ただ、能生駅の駅名板はホームの立ち入り禁止場所に設置されていて合わせて撮影することができません。私は発車時に撮影しましたが、こちらも移設してもらえると有り難いです。能生駅での運転停車扱いは今日までで、明日からは正規の停車駅になり乗降できるようになります。
 運転停車最終日の能生駅を発車して再び長いトンネルを通過します。トンネルを出ると再び海沿いに列車は進みます。早川を渡り梶屋敷を通過すると交直セクションを通過します。一旦車内の室内灯や空調が止まり車内は静かになります。しばらくして海川を渡り交流区間に入り再び室内灯や空調が動き始めると列車は糸魚川駅に到着します。列車は糸魚川から先は普通列車に変わり市振まで運転されます。
 私は、大糸線に乗り換えるので糸魚川で下車します。糸魚川を発車する列車を見送るとクハ455-701が以外と空いていて驚きました。まだ指定席の名残があるのか、2号車・3号車の413系(以前から自由席)の方が座席が埋まっていました。糸魚川を発車する413系・455系を見送り糸魚川駅を一旦途中下車します。

能生駅を発車
 

能生川を渡り
 

トンネルを抜けて再び海沿いを
 

間もなく糸魚川
 

早川を通過中
 

交直セクション通過中
 

糸魚川に到着

今日は糸魚川で下車
 
乗車記念品(急行券は発売を終了)


乗車記念スタンプ
 
 えちごトキめき鉄道の観光急行に乗車の際は乗車券類の他に急行券が必要でしたが、観光急行の修善が終わり運転再開となる直前に急行券不要となりました。現在は、急行を名乗っていますが、特に料金券は必要なく乗車券のみで快速列車の感覚で乗車できます。
 そのためか車内にパンフレット(スタンプ台紙券用)の類も無くスタンプはあるものの各自で用紙を準備する必要があります。
 また、乗車証は今日から「えちごトキめき鉄道10周年」記念デザインとなり3月中の運転日の「急行」運転区間で配られます。(1号は直江津発車後すぐ)
 

乗車証(1号)

乗車証(裏)