1日で長野支社所有の「のってたのしい列車」3編成に乗る旅:3列車目 |
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快速:リゾートビュー八ヶ岳号 |
小淵沢→長野_ |
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2024年 8月18日(日)乗車_ |
小淵沢まで運転するリゾートビューふるさと
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夏の信州観光キャンペーンの一環で快速リゾートビュー八ヶ岳号が運転されました。使用される車両は、リゾートビューふるさと号でおなじみのHB-E300系です。富士見までは、リゾートビュー諏訪湖での運転が時々ありますが、小淵沢までの運転はあまりありません。
また、現在は信号設備等の関係でHB-E300系は小海線まで入線できないようで小淵沢までの運転となります。その代わり、今回は小淵沢駅でリゾートビュー八ヶ岳号と快速HIGH
RAIL2号(快速HIGH RAIL星空)と少し待ち時間はあるものの相互に乗り換えができるダイヤで運転されました。今回は、小淵沢発長野行の下り列車に乗車して僅かに見えた夕日に染まる八ヶ岳を見ながら夕闇迫る諏訪湖半を通り姨捨駅から善光寺平の夜景を楽しんできました。 |
HIGH RAILに見送られて小淵沢を出発
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小諸から乗車した快速HIGH RAIL2号から乗り継ぐ形で小淵沢から快速リゾートビュー八ヶ岳号に乗車します。長野からの折り返しで折り返し時間は長くはありません。小淵沢では、側線に入っているHIGH
RAIL1375とHB-E300の並びも撮影できました。
小淵沢駅での車内整備も終了していよいよ乗車します。ちょうど私の席からHIGH RAILの先頭を見ることができました。車内は、指定席券売機等で空席照会したのは対照的に結構空席があり私の隣も全区間で発売済みでしたが空席のままでした。 |
始発の小淵沢駅
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HIGH RAIL1375との並び
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小淵沢駅停車中
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行先表示
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座った席の隣にHIGH RAILの先頭が |
進行右側の席を確保 |
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小淵沢を出た列車は、小海線と別れて西日射す八ヶ岳を雲の隙間から僅かに見て西へ向かいます。甲六川を渡り長野県に入った列車は田園地帯を走行して信濃境を通過して富士見へ。富士見駅では少々停車します。これより先は、リゾートビュー諏訪湖号で数ヶ月1度くらいに定期的に運転されている区間となります。今回の乗車で一番価値のある小淵沢から富士見までの乗車はあっという間に終了しました。富士見を出た列車は宮川に沿って進み中央道が見えて上川を渡ると茅野に到着します。茅野を出ると続いて上諏訪に止まります。上諏訪では停車時間あるのでホームで撮影して車内へ。上諏訪を出る頃には車窓も薄暗くなってきましたが、何とか諏訪湖も車窓から見ることができました。下諏訪・岡谷と停車して塩嶺トンネルを通過すると塩尻に到着します。
塩尻で小休憩した列車は篠ノ井線に入ります。車内では記念乗車証の配布が始まります。手渡しでは無く箱の中から1枚選ぶ方式で券番も運次第とのこと。乗車証を眺めていると列車は松本に到着します。
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夏の夕日を見ながら小淵沢を発車
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富士見に少々停車
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富士見駅停車中
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塩尻にて少々停車
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塩尻駅停車中
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松本駅発車案内
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松本駅停車中 |
夕食は八ヶ岳高原の鶏めし |
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遅延しても姨捨からの夜景は楽しめました
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松本で小休止したリゾートビュー八ヶ岳号は松本を出て長野へラストスパートです。この先は、姨捨・篠ノ井のみドアが開きます。乗車証の配布も終わり松本で半分以上の乗客が降り車内もかなり空きました。ここで小淵沢にて購入した「八ヶ岳高原の鶏めし」を夕食とします。結局、私の隣は乗車証の配布区間であった塩尻−松本でも空席のままでした。なお、小淵沢発車時には消灯されていたモニターも松本からは使用されていて車内から前面展望が楽しめるようになっています。車窓は暗いのでこれは助かります。
坂北で1546Mと交換して聖高原へ向かう途中で防護無線を拾ったようで急停車しました。この先で列車が鹿と接触したようです。しばらく本線に停車してから聖高原へ進み再度運転見合わせになるとのこと。列車は、聖高原駅の1番線に入り停車しました。実は、聖高原からナイトビュー姨捨号の時刻で走るため聖高原では運転停車が設定はされていました。聖高原では運転停車の停車時刻を削って20:06に発車はしましたが、冠着駅に20:10に到着して再度停車。冠着で交換列車を待つことになりました。冠着駅で上りの特急しなの26号の通過を待って20:25に冠着を発車します。聖高原手前の急停車から前面展望のモニターは消されたままですので外の様子は解りません。車窓に善光寺平の夜景が見えると姨捨駅に到着します。
姨捨駅の発車時刻は過ぎていますし、車内放送でも発車時刻についての案内はありませんでしたのでホームに下りて大丈夫かと心配している人々もいましたが、姨捨で上り普通列車の交換と下りの特急しなの21号の通過を待たないと駄目だと解っていたのでホームで撮影していました。隣のホームに松本行が到着し、程なくして本線を特急しなの21号が通過すると先に松本行が姨捨駅を発車します。続いて20:44頃にスイッチバックで姨捨を発車します。姨捨では所定時刻でも停車時間がありましたので遅れは15分ぐらいです。姨捨を出ると室内灯を減光して徐行して善光寺平の夜景を見られるサービスがあるかと思いましたが、さすがに遅延しているのでそれは無く速度を上げて進んで行きます。徐行が無かったためか篠ノ井には10分遅れでの到着となりました。篠ノ井を出て川中島を通過すると犀川を渡り長野に到着します。
終点の長野には10分ほどの遅れで到着しました。一時は心配したのですが、所定時刻でも姨捨の停車時間もあったので遅れも大きくなりませんでした。長野に到着した快速リゾートビュー八ヶ岳号は、乗客の降車が終るとすぐに長野総合車両センターに引き上げました。
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モニタで前面展望
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坂北で1546Mと交換
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他列車が鹿と接触したため冠着で1026M交換
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姨捨駅に少々停車
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リゾートビュー八ヶ岳と善光寺平
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姨捨で1240Mと交換・1021M待避
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八ヶ岳の文字だけでも・・・
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長野に到着
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長野には10分遅れ |
すぐに長総へ引き上げました |
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指定席券・乗車券
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指定席券
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指定席券は、1ヶ月7日前の14時に事前予約しました。結果的には八ヶ岳と善光寺平の夜景が見えるA席が一発で出たのでこの席で確定しました。(念のためとあるタイミングで出ると言われている1人用席(車椅子用では無い)の空席をそのタイミングで見ましたが確保には至らず・・・。)
下りの指定席は当初は空席が結構ありましたが、直前は満席になったり一部区席が出たりとめまぐるしく変わりました。
記念品は、硬券記念乗車証が長野支社では珍しく配布されました。 |
乗車証(表) |
乗車証(裏) |
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