高崎駅140周年記念
 
快速:SL高崎駅140年横川  横川→高崎_ 
2024年 4月27日(土)乗車_ 


高崎駅140周年記念SL列車

 高崎駅開業140周年を記念して快速SL高崎駅140年横川号が横川から高崎まで運転されました。往路はEF64 1001が牽引しましたが、帰路となるこの列車(上り)が本番と言う形でC61 20号機が先頭に立ちました。往路(下り)を牽引したEF64 1001は最後部に連結されたままです。
 初夏の信越線をC61が牽引する懐かしい旧型客車の旅を楽しめました。
  
 
青色の旧型客車で高崎へ

 碓氷峠鉄道文化むら・トロッコ列車と初夏の碓氷を楽しみ横川駅に戻ってきました。帰路は、快速SL高崎駅140年横川号に乗車します。先ほど乗った快速EL高崎駅140年横川号の折り返しとなります。上り列車はC61 20が先頭で最後部がEF64 1001になりますので、どちらかと言えばこちらがメインの列車となるのでしょうか。
 晴れなら逆光の光線具合ですが、この時間帯は曇っているので光線具合を気にする事無く撮影できます。また、少し早めに入場したのでSLの前も空いていてスムーズに撮影は終了します。
 撮影を終えて暫くホームで待つとドアが開いて乗車できるようになります。ただ、曇る前まではかなり暑かったので車内はホーム上より暑くすぐに窓を開けました。乗車するのは6号車です。6号車は、スハフ32か青色のスハフ42のどちらかになるのが基本です。1号車のオハニ36と同じく、この列車ではどちらが来ても当たり外れ無いネタ車両が入る号車です。今日は、青色のスハフ42 2234でした。私的には、青色に塗装変更されてから初めて乗るので内心はとても良かったです。
 

広角ギリギリで編成写真
 

牽引はC61 20
 

横川駅で発車待ち
 

ヘッドマーク
 

後部はEF64 1001
 

横川にて
 

青い客車(スハフ42 2234)に乗車

車内は他のリニューアル車と同じ
  
 横川の街にC61 20とEF641001の汽笛が響き渡り快速SL高崎駅140年横川号は横川駅を発車します。横川駅を発車します。横川の集落を抜けて列車は国道18号線に沿って進みます。今回は最後部の6号車に乗車したのでカーブに差しか掛けると先頭のC61が見えますが、やはり下り勾配を進むので煙も出さずに軽やかに進みます。
 車内では、車掌が車内改札を進めています。その後に続いて、横川発車時に配られた指定券を模した記念カードに車掌体験の子供による入鋏印を押すイベントが行われました。こちらは一部号車でのみ行われたようです。記念カードはそのまま各自持ち帰ることができました。子供の車掌体験は車内放送も行うため6号車がベース基地でした。多分、6号車と5号車あたりまでは、事前に社員が乗客に記念カードを配り車内改札の模擬体験を行ったかと思います。
 列車は山を下りて西松井田駅を通過して碓氷川を渡ります。松井田駅を通過して住宅地を進むと磯部駅に停車します。磯部駅の停車時間は僅かですぐに発車します。田園地帯を一直線に列車は進みます。田園地帯が終わり住宅地を進むと大きくカーブして安中駅に停車します。
  

横川駅にて
 

横川駅を発車
 

C61から煙はあまり出ません
 

碓氷川を通過

磯部で少々停車

直線の田園地帯を通過
   
 安中駅では少々停車します。先頭のC61 20まで歩いて撮影。私が着く頃には大方の撮影が終ったようで先頭部も空いていました。東邦亜鉛の工場を入れながら撮影してまた延々と歩いて最後部の6号車に戻る頃には発車時刻間近になっていました。

安中駅で暫く停車
 

C61 20も一休み
 
 安中を出た快速SL高崎駅140年横川号は高崎へラストスパートです。線路を挟んで田園地帯と大型店と左右で対照的な車窓が続く区間を過ぎて大きくカーブすると碓氷川を渡ります。松井田の手前と合わせて2回碓氷川は渡ることになります。列車は快調に住宅街を進みます。勾配区間もありませんで煙もあまり見えません。C61にとっては負担がなく走る事ができる列車です。群馬八幡駅を通過して引き続き住宅街を進むと烏川を渡ります。烏川を渡った後も住宅地を進み北高崎駅を通過すると遠くから上越・北陸新幹線の高架が近づいてきます。車窓が住宅地から市街地に変わると上越線を跨ぐため列車は勾配に入ります。一番高い場所で、隣の新幹線の高架を北陸新幹線「はくたか」が通過します。上越線を跨ぎSL高崎駅140年横川号は、汽笛を鳴らして高崎駅8番線に到着します。長すぎず短すぎずちょうど良い乗車時間でした。
  

烏川を渡り高崎へ

北陸・上越新幹線が見えます

はくたか567号
   
 高崎駅到着後はC61の撮影を終えて暫く待機します。特に先頭部も大混雑ということも無く普通に撮影して乗客の人々は方々へ別れてゆきます。C61の短い汽笛が鳴るとSL高崎駅140年横川号は静かに基地へ引き上げます。去りゆくEF64 1001のテールライトを見送り私も帰宅のため新幹線改札へ向かいます。
  

高崎に到着

編成ごと基地へ引き上げます
 

指定席券と乗車記念カード


SL高崎駅140年横川号指定券
 
 指定席券は、1ヶ月と7日前に「えきねっと」で事前予約しました。指定された号車は、5号車でD席でしたので進行方向でしたのでこれで終了でも良かったのですが、6号車を指定すればスハフ32か青色のスハフ42がどちらかに乗れるので損はありません。と言うことで夕方に座席位置変更しました。1号車狙いではないので簡単に座席位置変更できました。
 記念品は、車内でカードが配られました。これに子供の車掌が入鋏印を押していく感じで一種の体験イベントの客役をやった格好です。

乗車記念カード
 

記念カード(裏)