快速:海里号  酒田−新潟_
2024年 4月13日(土)乗車_ 


   
庄内・酒田から夕日を見ながら列車の旅

 海里号は、以前に新潟から酒田までの下り列車に乗ったことはあります。ただ、日本海に沈む夕日の車窓が楽しめる酒田から新潟へ向かう上りの快速海里号には乗ったことがありませんでした。今回は、夕日が楽しめる上りの快速海里号に乗車します。過去に坂町から新潟まで乗ったことはありますが、酒田から新潟まで上り列車に全区間乗車するのは初めてです。
  
・始発は酒田駅
 今回は、初めて上り新潟行の快速海里号に全区間で乗車します。始発となる酒田駅ですが、先発の特急いなほ号がホームに入っているので待合室も空いています。酒田駅は自動改札ですのでいつでも入場できますが、早くから入場しても仕方ないので特急いなほ号の発車まで待ちます。
 特急いなほ号が発車して暫くしてホームへ行くと快速海里号が入線してきました。大して待つことも無くドアが開いたのですぐに乗車して荷物を棚に置くことができました。身軽になったところで撮影を始めます。


始発の酒田駅

発車案内@

発車案内A
 

酒田駅停車中
 

酒田にて
 

快速海里号
 

先頭部ロゴマーク
 

サイドロゴマーク
 

行先表示
 
 快速海里号は、昨年は坂町から新潟間で。2020年には新潟から酒田まで乗っているので3回目の乗車です。ただ、上り方向で酒田から新潟まで全区間で乗るのが今回が初めてです。列車は4両で、4号車は旅行商品専用で入れないので3号車のイベントスペース・売店から順に見てゆきます。3号車には記念スタンプを押すコーナーもあります。この後、2号車がボックス席(コンパートメント)となっていて4人で半個室の状態で乗車できます。最後部の1号車が普通車指定席となっています。今回は、普通車指定席に乗車します。日本海側の席を確保できましたが、前の席が車椅子用の席なので1人分しか無く少し中央よりに設置されているので背面テーブルは少し使いにくいです。


ドアが開いて乗車
 

1号車展望室
 

1号車車内
 

本日の座席
 

2号車コンパートメント
 

コンパートメント室内(空室)
  

3号車イベントスペース

記念用ボード

1号車にはモニターが付いてます 
  ※4号車は4号車指定券が無いとは入れません。  
 
・庄内から日本海を見ながら南下
 酒田を発車した快速海里号は鳥海山を見ながら南下します。最上川を渡り先ほど乗り換えした余目を過ぎると広々とした田園地帯を進みます。集落が見えてくると駅を通過する感じで進みます。車内は、大体窓側が埋まる感じです。私の隣には誰も居ません。列車は大きくカーブして赤川を渡ると市街地に入り鶴岡に停車します。
 鶴岡では少々停車します。酒田で見かけた貨物列車が先行します。鶴岡駅では有人通路で指定券を見せると一時出場できるので改札を出て駅前など見て時間を過ごします。
 

鳥海山を見ながら酒田を後に
 

最上川を渡り余目へ
 

鶴岡で少々停車
 

駅の外にも出られます
 

 鶴岡を出て3号車の売店でビールを買い車内でのんびり過ごします。広々した田園地帯を抜けて羽前水沢を過ぎると山間部に入ります。三瀬を過ぎてトンネルを抜けると日本海が見えてきます。ただ、またトンネルが暫く続くので落ち着いて日本海は見られません。五十川を過ぎてようやくゆっくりと日本海が見えてきます。列車は国道を挟んで日本海見ながら進みます。普段海に縁が無い生なので海が見えると気分も上がります。列車は、日本海とトンネルと交互に景色が変わりあつみ温泉駅にと到着します。あつみ温泉では外国人グループが降車したので座席も空席が出てきます。
 あつみ温泉を出て再び日本海に沿って列車は進みます。暫く進むと日本海の遠くに粟島が見えてきます。太陽も大分傾き日の光が日本海を照らし始め時刻も夕方に差し掛かろうとしています。列車は鼠ヶ関を過ぎて新潟県に入ります。府屋を過ぎてトンネル区間を抜けると列車は少し速度を落として笹川流れと呼ばれる場所を通過します。車窓から笹川流れの車窓を楽しむと列車は桑川に到着します。
 

日本海を見ながら一杯
 

日本海が見えてきました
 

笹川流れ付近に入ります
 

粟島が見えてきます
 

西日が日本海に照らされてます

間もなく桑川
   
  
・桑川で笹川流れの夕日
 桑川では暫く停車します。編成写真の撮影に都合が良いので車両撮影もここで済ませます。写真撮影後は駅を出て海岸へ行ってみます。まだ夕暮れには早い時間帯ですが、太陽の高度も結構低くなっていて太陽の光が日本海に反射して夕日の風景になっています。
 しばらく海岸沿いで日本海の風景を見て過ごします。波の音を聞きながら潮風にあたるのは久しぶりです。暫く海岸線で過ごした後は、幻のソフトクリームと呼ばれている「海里specialソフトクリーム」を購入して食します。このソフトクリームは快速海里号が停車している時間のみ販売されます。ソフトクリームに醤油とかと思いましたが、本当に気持ちだけ入っているので気になりません。海里号停車時のみ食べられるソフトクリームを食べ終えると発車時刻になります。
 

桑川駅で暫く停車
 

桑川駅停車中
 

編成写真も撮影できました
 

桑川駅と道の駅
 

笹川流れ看板
 

笹川流れモニュメント
 

夕日と粟島
  

海里停車中のみ販売のソフトクリーム 

海里specialソフトクリーム
 
・夕暮れ時の桜を見ながら新潟へ
 桑川を発車した快速海里号は、引き続き日本海沿いを走ります。ただ、日本海沿いを走るのは少しの間でその後は町並みの隙間からチラチラ見えるくらいに海岸線からは離れます。三面川を渡る時に見る日本海がこの乗車で見る日本海の最後です。三面川を渡ると列車は村上に停車します。村上からは特急いなほ号の代わりに使われるのか何名かの乗車がありました。
 村上を出ると広々した田園地帯を進み夕日が映える荒川を渡り坂町に到着します。引き続き田園地帯を進むと時刻は夕暮れ時。車内放送で案内されるほど美しいグラデーション夕日が見られました。これが桑川で見られれば良かった。1ヶ月早く乗るのがお勧めなのですかね。
 桜並木が美しい加治川を渡るとこれまた桜が美しく咲いている新発田に到着します。この辺りも桜が見頃です。新発田を出ると白新線に入り田園風景と市街地が交互に入れ代わり新崎駅を通過すると阿賀野川を渡り終着新潟に到着します。
 今回は長岡へ移動するため終着駅の余韻に浸る暇も無くそそくさと新幹線ホームへ移動します。

荒川を渡り坂町へ
 

夕焼け空を見ながら新潟へ
 
 
加治川の桜並木
 

新発田に到着
 

新潟に到着

海里号の旅が終了

指定席券


指定席券
 

 スタンプ台紙
 指定席は2週間前に「えきねっと」で確保したときには通路側でした。その後、山側ですが窓側の確保に成功しました。その語も海側の窓側が空かないか探し続けた結果、海側の窓側席を確保することに成功しました。座席位置は車椅子用の1列席の後ろで背面テーブルを使用しにくい席でしたが、やはり海側の窓側という魅力には勝てません。
 昨年まで指定席券に専用の改札印が押されていましたが、今日は特にそのようなことはありませんでした。今年から辞めたのか気になるところです。