敷島・沼田百周年はSLとELの共演
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上越線の敷島駅から沼田駅までの区間が開業100周年になるのに合わせて快速SL敷島・沼田百周年号が運転されました。こちらは旧型客車4両を往路となる下りは、C61形蒸気機関車とEF65形電気機関車のプッシュプル。帰路となる上り列車は、C61形蒸気機関車とEF65形電気機関車の重連で牽引します。
今回は、下り列車よりC61形蒸気機関車とEF65形電気機関車の重連が旧型客車を牽引する蒸電運転ですのでこちらをメインに乗車を決めました。 |
C61 20とEF65 501のプッシュプルで沼田へ
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北陸新幹線あさま610号を高崎で降りて新幹線改札を通過して在来線コンコースへ。通路には「SL敷島・沼田百周年号は2番線から発車」との掲示が。実は、JR東日本のホームページの時刻表や一部の乗り換え案内のサイトには、SL敷島・沼田百周年号は高崎駅1番線から発車となっていました。まぁ誤植だとは思いましたが、100周年の記念列車ですので僅かに期待を持っていましたが、はやり誤植だったようで案内用掲示の他に放送でも繰り返し2番線から発車との放送が流れていました。
高崎駅2番線へ行くとちょうど回送列車が発車するところでした。回送列車が出ると程なくしてC61が牽引するSL敷島・沼田百周年号が入線してきます。今日は、久しぶりにC61
20が牽引するSL列車に乗車します。まずは、混雑する中を何とか先頭部で撮影します。後部にはEF65 501が連結されていますが、こちらは渋川で撮影すれば良いので早々に車内へ入ります。
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ホームページ上の案内は1番線でしたが
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実際は2番線発でした
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始発の高崎駅
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久々のC61牽引の列車に乗ります
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下りは3号車に乗車
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高崎駅の見送り
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高崎駅にC61形蒸気機関車とEF65形電気機関車の力強い汽笛が響き渡る中、SL敷島・沼田百周年号はほぼ満席の乗客を乗せて高崎駅を後にします。今日は青空が広がる絶好の乗り鉄日和です。高崎駅を出た列車は信越本線と分かれて上越線を北上します。井野川を渡り井野駅を過ぎると住宅地も途切れ途切れとなり広々とした畑の中を進みます染谷川を渡ると新前橋に到着します。新前橋では5分ほど停車します。
新前橋を出ると両毛線と分かれて進みます。群馬総社駅を過ぎると住宅地が途切れて畑の中を進みます。このあたりになると撮影される方も増えてきます。久々にC61が牽引する列車に乗りましたが調子が良いようで結構な速度で進みます。八木原を過ぎて住宅地の隙間から榛名山が見えてくると渋川に到着します。 |
信越本線と分かれて上越線へ
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新前橋に停車
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新前橋停車中
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菜の花が見頃です |
間もなく渋川 |
渋川に到着 |
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渋川では25分ほど停車します。ようやくゆっくりとC61の撮影ができます。この停車中に特急草津・四万31号と水上行普通列車が先行します。停車時間はまだまだあるので後部のEF65
501の撮影もします。今回は、往路(下り)は列車の最後部に連結。復路(上り)はC61形蒸気機関車の次に連結される脇役的な役割ですのでヘッドマークはありません。逆にヘッドマークのない美しいデザインの先頭部を見ることができました。
渋川を発車すると吾妻線と分かれ大きくカーブして利根川を渡ります。今日は榛名山もよく見えます。利根川を渡ると列車はいよいよ山間部に入ります。背後に榛名山を見ながら列車は利根川とつかず離れずで北上します。田園地帯から次第に住宅に入ると敷島駅に停車します。通常のSLぐんまみなかみ号は通過する敷島駅ですが、本日は開業100周年記念列車ですので停車となります。
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渋川駅に停車中
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渋川にて
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最後部はEF65 501です
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ヘッドマークの取り付けはありません
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吾妻線と別れます |
利根川を渡ります |
榛名山もよく見えます |
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列車が駅に入る時点で凄い人出で駅前でもイベントが行われています。敷島駅では出発式が行われるため5分ほど停車します。ホームも先頭部はかなりの混雑でしたが何とか出発式は撮影できました。敷島駅での5分は意外と短くC61形蒸気機関車とEF65形電気機関車の汽笛のハーモニーで敷島駅を発車します。この辺りの住民の方は全員集まったのではないかと思うほど大盛況だった敷島を後に列車は田園地帯を進みます。津久田駅を通過して利根川を渡るとトンネル区間に入ります。SLの汽笛の合図で窓を閉める旧型客車お約束のイベントが続きます。綾戸ダム付近では最も近い位置で利根川と平行しますが、私が乗る側は反対側なので見ることはできません。岩本駅を過ぎてトンネル区間を通過し利根川を渡ると終点の沼田駅に到着します。
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この列車は敷島に停車します |
敷島での出発式 |
利根川に沿って進みます |
利根川を渡ります |
谷川岳が見えてくると沼田です |
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通常のSLぐんまみなかみ号では途中駅となる沼田駅ですが、本日のSL敷島・沼田百周年号では終着駅となります。これより水上駅までは回送列車になるので乗車できません。先頭のC61形蒸気機関車付近は大変混雑していたので数枚撮影しただけで終了しました。
この後は、折り返しSL敷島・沼田百周年号の乗車まで沼田市内を観光するため改札を出ました。改札の外でもイベントが行われていて駅前は大変な賑わいです。帰りのSL敷島・沼田百周年号までは市内観光をします。
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沼田に到着 |
この列車は沼田から水上へ回送されます |
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お待ちかねのC61 20+EF65 501重連で高崎へ
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沼田市内を観光して駅に戻るとイベントも終盤となっていて駅前の人出もかなり減りました。今日は、帰路もSL敷島・沼田百周年号に乗車します。帰路(上り)は、C61形蒸気機関車とEF65形電気機関車の重連となりますので早めに反対ホームで撮影のため待ちます。乗車するホームでは先頭部を仕切って出発式の準備が進んでいます。本日は、沼田駅始発で時間に余裕があるので編成写真も撮影できます。
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駅前の天狗
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沼田駅前ではイベントも開催
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始発駅の沼田駅 |
出発式も行われます |
水上から回送列車として15時32分頃に到着したSL敷島・沼田百周年号は、C61 20号機とEF65 501号機という贅沢な重連が旧型客車を牽引して到着しました。乗車ホーム側は出発式で撮影できないので反対側のホーム先端は大混雑しています。撮影後も身動きができそうもありませんが、発車時刻の関係でなんとか人だかりから脱出して1番線へ移動します。 |
水上から回送で到着 |
出発式も行われます |
編成写真も撮影できます
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上りはC61 20とEF65 501の重連
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C61 20側から見たEF65 501 |
EF65 501から見たC61 20 |
沼田の町にC61とEF65の汽笛が響き渡りSL敷島・沼田百周年号は定刻に沼田を発車します。帰路は2号車に乗車します。この列車の1号車はオハニ36・4号車はスハフ32が連結されていますが、今回の乗車では縁が無かったようです。乗車した2号車もそうですが、本日はほぼ全ての席が埋まっています。そんな状態なのでボックスを1人で占領しているとよく目立ちます。沼田を出てすぐに上下線に分かれて利根川を渡りトンネルに入ります。その後、私とは反対側の車窓は利根川に沿って進みます。その後、再びトンネルに入りトンネルを抜けると岩本駅を通過します。岩本を過ぎると私とは反対側の車窓は利根川と並行して進みます。その後、トンネルを通過して田園地帯を進むと津久田駅を通過します。津久田を過ぎると敷島に停車します。
往路と同様に今回は100周年記念列車と言うことで、SLぐんまみなかみ号では停車しない敷島駅にも停車します。ただ、往路とは違い僅か1分の停車です。駅前もイベントが終ったのか人の姿もまばらです。敷島を過ぎて暫く進むとこちら側の車窓に榛名山が見えてきます。もう夕暮れの時間ですので霞んでいますが、夕日に山のシルエットが良く映えています。列車は榛名山を見ながら山を下り利根川を過ぎると吾妻線が接近してきて渋川に到着します。 |
沼田駅を発車
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上りは2号車に乗車
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上越線を高崎へ
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利根川を渡ります |
榛名山も少し霞んでいます |
敷島駅に停車 |
勾配をゆっくり下ります |
利根川に沿って進みます |
利根川を渡ると渋川 |
渋川では24分ほど停車します。先頭部での撮影も終えてホームをぶらぶら散策します。この停車時間で特急草津・四万4号と水上からの普通列車を先に通します。
渋川を発車したSL敷島・沼田百周年号は、山間部を抜けて足取りも軽く西日を浴びて進みます。沿線の住宅地から手を振る人も増えてきました。住宅地も途切れて田園地帯を高崎を目指して進みます。群馬総社からは再び住宅地の中を進み両毛線が接近してくると新前橋に到着します。新前橋には両毛線の列車と同時に到着します。、最後の停車駅となる新前橋は5分停車なので先頭部だけ撮影して足早に車内へ。大勢の撮影の方々に送られて新前橋を発車すると住宅地を進み井野川を渡り高崎問屋町駅を通過すると新幹線と信越本線が接近してきて高崎に到着します。 |
渋川駅に停車中
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この重連は貴重
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渋川にて |
特急草津・四万4号が先に通します |
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平地になり速度が上がります
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新前橋駅に停車
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新前橋にて
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高崎へラストスパート |
信越本線が近づくと高崎 |
終点高崎に到着 |
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高崎ではかなりの人出でしたが、何とか先頭部を撮影して基地へ引き上げるSL敷島・沼田百周年号を見送りSL敷島・沼田百周年の旅は終了しました。高崎からは北陸新幹線で帰宅するため新幹線ホームへ移動します。遠くでC61の汽笛を聞きながら長野行の北陸新幹線の到着を待ちます。 |
高崎に到着 |
高崎に到着後は基地へ引き上げます |
指定席券・記念品
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指定席券は、1ヶ月7日前の14時に「えきねっと」事前予約で予約しました。2月は28日までしかありませんでしたので、3月1日は3月29日・30日・31日の3日分が一斉に発売されたので券が予約できたかどうかの通知がすぐには来ませんでした。15分過ぎると不安になったので全く通ながらない「えきねっと」は諦めて、比較的繋がりやすい「e5489」で往復予約しました。1時間ほど過ぎて「えきねっと」で往復確保できたメールが来ましたので、座席位置の良いのを選んで余りは3/16の遠征分に乗車変更して即戻しました。
車内での乗車記念品は特にありませんでしたが、各停車駅では記念うちわが配布されました。各停車駅で配布され貰わないのも気が引けるので差し出された分は全て貰いました。とは言え1駅で1人1枚限りで持っている人には差し出されませんでした。
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下り列車指定券
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上り列車指定券
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駅で配布されたうちわ(表) |
駅で配布されたうちわ(裏) |
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