えちごトキめき鉄道413系観光急行  
急行:観光急行4号  市振−直江津
2023年10月14日(土)乗車_ 


久しぶりの観光急行の旅

 大糸線で糸魚川まで出た理由が、えちごトキめき鉄道の観光急行に乗ることでした。一度乗ったことはありますが、なかなか乗車する機会が無いので糸魚川まで出られたのが良い機会になりました。
 今回は、糸魚川から市振まで急行3号からの格下げ普通列車に乗車して、市振から折り返し急行4号(糸魚川まで普通)に乗車しました。西日射す日本海と夕暮れ時の日本海をモハ412のモーター音を聞きながら楽しむことができました。日没が早い今の時期に楽しめる贅沢な一時でした。
  
  
市振までは413系普通列車で

 糸魚川から臨時普通列車市振行に乗車します。この列車は、直江津から糸魚川までは急行3号で運転して糸魚川からは普通列車になります。ということで車両は観光急行の413系です。窓側に座れるか心配でしたが2号車のボックスが開いたのでそこに座ります。もうこれで座席の心配はありませんでホームで撮影します。
 本日の急行列車のヘッドマークは「加賀」です。往年の北陸急行のマークが出ました。正直このマークが入っているとは驚きです。今日は運が良かった。糸魚川では停車時間がそれなりにありましたが、撮影していると時間が過ぎるのが早く間もなく発車時刻となります。

普通(糸魚川16:01-市振15:45)
 

ヘッドマークは「加賀」
 

方向幕
 

サボ
  
 
 糸魚川を出た急行3号からの普通列車は市振まで各駅に止まります。今日は、鉄道の日と言うことで各地で鉄道イベントがあり分散しているのか車内は空いていました。まずは、乗車記念スタンプ押しがてら1号車のクハ455-701へ。海側は満席でしたが、山側は空いていたので僅かな時間だけ座ってみました。同じボックス席でもやはり413系と比べると元急行電車の座席がそのまま使われているので座り心地が違います。そう長々と座っても居られないのでスタンプを押して洗面所を見てから自席へ戻ります。
 列車は、すでに青海を過ぎて日本海沿をを走行しています。秋晴れの日本海をボックスシートから楽しめて大満足です。しばらく日本海の風景を楽しむと列車はトンネルに入ります。長いトンネルを抜けると北陸自動車道が日本海の前に現れ車窓が見にくくなります。そうこうしていると親不知に到着します。親不知を出ると北陸道と日本海を見ながら進みトンネルには入ります。結構長いトンネルでようやく抜けて日本海が見えてきたかと思えばトンネル。ようやくトンネルを抜けて日本海が見えてくると終着の市振に到着します。
 折り返し普通列車(糸魚川から急行4号)になるので座席は移動せずに向きだけ移動。せっかくの海側なのでこのままキープします。ホームでは、方向幕の変更作業があるので見学します。
 
  

糸魚川停車中
 

モハ412車内
 

日本海が見えてきます
 

モハ412車内
 

クハ455車内
 

クハ455洗面所
 

親不知に停車

日本海が見えます

市振駅に到着
 
 
黄昏時から夕暮れ時の観光急行

 市振から本命の急行4号(糸魚川まで普通)に乗ります。座席は同じ場所です。進行方向が変わるので向かい側に座ります。西日射す市振駅で413系をいろいろ撮影すると発車時刻も間近になり車内に入ります。まぁ、皆さん乗った列車で折り返す方がほとんどのようで乗車率も変化ありません。
 市振駅を出ると僅かに黄昏時の日本海の車窓を楽しめます。すぐに長いトンネルに入ってしまいますが。長いトンネルを抜けて一瞬だけ日本海が見えるとすぐ長いトンネルです。長いトンネルを抜けたかと思えば、日本海との間に北陸自動車道が入り込んで視界を邪魔します。北陸自動車道と日本海を眺めていると親不知に到着します。親不知を出ると長いトンネルを抜けて、ようやく日本海に沿って進みます。日没前の黄昏時の日本海を見ながら列車は進みます。しばらくすると日本海と離れて青海川を渡ると青海に停車します。青海を出ると住宅地を進み北陸新幹線を潜ります。姫川を渡ると車窓が住宅地・市街地に変わり糸魚川に到着します。糸魚川では少々停車します。
  

市振駅停車中
 

普通/急行4号(市振16:26-直江津17:23)
 

糸魚川に停車
 

直江津に到着
 
 糸魚川からは急行4号に変わります。停車時間があるので413系の撮影をして時間を過ごします。糸魚川からは乗客が少し増えましたが、ボックスが埋まる程度で収まります。
 糸魚川を出た急行4号は、すぐに交直セクションを通過します。交流から直流に電源が変わる際には室内灯が消える光景が見られます。列車は海川を渡りしばらくは住宅地を進みます。日本海は見えるようでよく見えません。梶屋敷駅を過ぎて早川を渡ると僅かに家々の隙間から日本海が見えるようになります。浦本を過ぎると日本海とは別れを告げてトンネルには入ります。車内では、乗車証の配布や車内改札が行われます。さらに455神社が回ってきました。こちらにお賽銭すると記念カードが貰えます。トンネルを抜けて木浦川を渡るとまたトンネル・・・。トンネルを抜けて能生川を渡ると能生を通過します。急行1号特急違い撮影のための停車はありませんので急行らしい貫禄で通過します。
 能生を通過するとまた長いトンネルです。トンネル通過中にトンネル駅の筒石駅を通過します。トンネルを抜けて名立駅を通過するとまたトンネル・・・。トンネルを抜けて有間川を通過する頃には日本海の景色は黄昏時から夕闇の景色に変わりました。この先は、トンネルはありますが大して長くは無く民家の隙間から夕闇の日本海を見ることができます。トンネルが多い区間ですが、黄昏時から夕闇の日本海をモハ413形の走行音を聞きながら楽しめるのはこの時期限定です。谷浜を通過すると日本海と分かれてトンネルを抜けて住宅街を進みます。右手から妙高はねうまラインが近づいてくると夕闇迫る直江津に到着します。
 直江津では、方向幕の幕回しを楽しんだ後に撮影を楽しみます。ただ、これから妙高はねうまラインに乗り換えるため長居はできません。この時期の急行4号はトンネルが多いですが、黄昏時から夕闇の日本海の車窓が楽しめてお勧めです。

   

市振駅停車中
 

方向幕
   

日本海が見えてきます
 

日本海を見ながら糸魚川へ
 

交直セクション通過
 

日が暮れてきました
 

夕闇の日本海

モハ412車内

直江津に到着
 
  
乗車券・記念品

 乗車記念品は、乗車記念カードが配布されました。その他にスタンプ台紙兼パンフレットは各自でスタンプ台から持ち帰る方式でした。
 急行4号の区間に入ると455神社が回ってきました。こちらは、ホリデーツアーパス利用で急行料金を払ってないのでその分も含めてお賽銭しました。お賽銭をすると記念カードを貰えます。裏面の国鉄時代の中吊り広告のデザインがどのデザインか楽しみな内容になっています。

急行4号乗車証(表)
 

急行4号乗車証(裏)
 

455系神社カード(表)
 

455系神社カード(裏)
 

観光急行パンフレット(外側)

観光急行パンフレット(内側)
 
  
 本日は、糸魚川駅でホリデーツアーパスを購入しました。このパスがあれば、えちごトキめき鉄道全線と観光急行も急行券無しで乗車できます。今回は、糸魚川−市振−直江津−上越妙高と使用しました。正規で購入すると、糸魚川−市振が550円。市振−上越妙高が1550円。急行券500円で合計2600円で済みますが、その都度購入する手間と413系デザインの券面ですので記念として購入しました。

ホリデーツアーパス(表)

ホリデーツアーパス(裏)