快速:ゆざわShu*Kura号 上越妙高→越後湯沢 
2023年 6月 4日(日)乗車_ 


乗れると決まったのは乗車当日

 越後湯沢へ行く用事(特急谷川岳ループ号乗車の用事)ができて移動手段を最終的にどのようにすべきか考えていた出発当時の朝。何気なく「えきねっと」を見ると快速ゆざわShu*Kura号の窓側(山側)に空きがありましたので急遽乗車することになりました。長野から越後湯沢までの移動だと便利な時間帯に運転されていますし、日本海を見ながらの旅も楽しめるので、すぐに指定席を予約しました。
  
早めの入線で撮影タイムも十分に

 長野から北しなの線と妙高はねうまラインを乗り継ぎ上越妙高までやってきました。ここからゆざわShu*Kura号の旅が始まります。とは言えまだ発車時刻まで43分あり列車も入線してきていません。本来なら新幹線を利用するのも手なのですが、新幹線だと乗り換え時間が8分(標準時間)しかないので思うように撮影ができないと思い、比較的時間に余裕のある北しなの線と妙高はねうまラインを選択しました。
 列車の入線は比較的早く発車の約30分前の9時33分ぐらいに入線してきました。ただすぐには乗れないのでしばらくホームで待つことになります。この時間を撮影時刻に割り当ててドアが開くのを待ちます。時間が早いのでホームも空いていて撮影もはかどります。
 

始発の上越妙高駅
 

上越妙高にて
 

早めに入線はしますがすぐにドアは開きません
 

行先表示
 

越乃Shu*Kuraロゴ

ようやくドアが開きました
 

解禁された樽テーブル

 写真撮影を終えてホームで待つことしばし9時45分にドアが開き乗車できるようになります。まずは2号車のフリースペースへ向かい車内の撮影。今年度から樽形テーブルの使用が再開となり、越乃Shu*Kura本来の姿が戻って来ました。乗車記念スタンプも従来通り設置されています。
 3号車の客室を撮影するともうやることはありません。後は発車までひたすら座って待つことになります。越乃Shu*Kuraの座席は間隔が広いので快適に過ごせます。それにしても車内はガラガラで本当に満席になるのか気になるところです。
 

3号車車内
 

車端部のフリースペース
 

2号車車内
 

樽形テーブルも使用再開になりました
 

青海川しゅか乗車記念プレート
 

こちらは期間限定
 

乗車記念プレート
 
 
みんな新幹線に乗ってやってきた

 ガラガラだった車内も北陸新幹線はくたか553号から大勢の人が乗り換えてきてほぼ満席になりました。田植えが終った初夏の妙高はねうまラインを直江津へ向けて北上します。途中の高田では雪月花の回送と交換します。列車は順調に北上して、日本海ひすいラインと信越本線の乗換駅となる直江津に到着します。えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの走行は直江津までです。直江津からは、JR東日本の乗務員の方に交代となります。
 

上越妙高発車
 

田園地帯を直江津へ
 

直江津で少々停車

レールパークのD51も見えました
 
日本海を見ながら酒と鮭を堪能

 展示されているD51に見送られて直江津を出たゆざわShu*Kura号は、JR信越本線を長岡に向けて進みます。直江津を発車して関川を渡る際に少し日本海が見えましたが、本格的に日本海が見えてくるまでまだ少し先になります。とは言え今日は山側の席ですので、海を見るには通路越しに見るしかありません。
 ここはタイミングを計って2号車へ移動せねばなりません。犀潟駅を通過した頃に2号車へ移動します。カウンターで君の井酒造の日本酒と鮭の焼き漬けを注文します。直江津を出て時間が経ってないのでカウンターも混んでますが、それも織り込み済みです。潟町を過ぎて柿崎を通過すれば日本海が見えてきます。日本海を見ながら鮭をつまみにに日本酒を楽しむ旅が始まります。今日は天気も良く絶好の乗車日和です。ここでお酒を楽しむのは撮影が控えている青海川までですが、まだまだ時間はありますのでしばらくは日本海を見ながら越後の酒と鮭を楽しみます。

直江津を出たら2号車へ
 

今日は君の井酒造の日本酒を選択
 

日本海が見えてきました
 

日本海を見ながらの一杯も格別
 

まもなく青海川

青海川で少々停車
  
 青海川では日本海の景色を楽しむため6分ほど停車します。やや速いピッチでしたが、日本酒と鮭も堪能し終えて安心してホームで日本海の景色を見ることができます。今日は波も大して高くなく青空の向こうの水平線もしっかりと見えました。日本海の風を楽しみながら海を眺めているともう発車時間のようですので自席へ。この先も鯨波の先まで日本海の景色は楽しめますが自席でおとなしくします。列車は鯨波を過ぎると内陸に入り柏崎に到着します。柏崎停車中に1回目の振る舞い酒があります。
 柏崎を出ると内陸に進み山間部に入ります。列車は山間部を縫うように進み塚山を過ぎて来光寺を出ると信濃川を渡ります。さらに田園地帯を進み太田川付近で上越線と上越新幹線が接近してくると宮内に停車します。宮内を出ると列車は長岡に到着します。
 

青海川にて
 

今日は絶好の天気です
 

間もなく青海川を発車
 

柏崎で振る舞い酒(1回目)
 

柏崎を出ると内陸へ
 

まもなく長岡に到着
  
 
緑濃い初夏の上越線を湯沢へ

 長岡では列車の進行方向が変わります。長岡を出たゆざわShu*Kura号は、再び宮内駅を通過します。先ほどは信越本線の宮内駅に停車しましたが、線路が違う上越線の宮内駅は通過だそうです。同じ駅に2回停車しても紛らわしいですからね・・・。宮内で先ほど走ってきた信越本線に別れを告げて上越線を南下します。列車は7国道17号線バイパスに沿って進みます。国道17号バイパスが離れると僅かに信濃川が車窓に見えますが、木々が生長していてほんの数秒見ることができるくらいです。田園地帯を走行してきた列車も市街地に入り小千谷に停車します。小千谷を出ると信濃川と付かず離れずの微妙な間隔で寄り添いながら走り越後川口に到着します。越乃Shu*Kura号は越後川口から飯山線に入りますが、ゆざわShu*Kura号は上越線をそのまま南下します。飯山線と分かれて魚野川を渡り列車は田園地帯をひたすら進みます。しばらくは山裾に沿って進んだゆざわShu*Kura号ですが、魚野川が近づいて市街地に入ると小出に到着します。小出では、只見線車両が良い場所に停車していたので車内から撮影することができました。
 

長岡に到着
 

列車の進行方向が変わります
 

列車は上越線に入ります
 

魚野川が見えてきます
 

小出駅に到着
 

只見線の車両が見えます
 
 小出を出ると田園地帯を進みます。車窓には初夏の山々が多少霞んでいるもののその姿を見ることができました。車窓では山裾を回って魚野川と並んで進み上越新幹線の線路が見えてくると浦佐に到着します。浦佐では数名の降車がありました。また、浦佐停車中に2回目の振る舞い酒がありました。これで振る舞い酒は終了です。
 浦佐を出たゆざわShu*Kura号は、田園地帯を進みやがて上越新幹線と分かれてゆきます。五日町を通過し田園地帯を進み北越急行線が近づいてくると六日町に停車します。ここまで来れば越後湯沢も目前です。六日町からも引き続き田園地帯を走行して塩沢に止まります。塩沢を出ると越後湯沢までラストスパートです。列車の車窓は田園地帯から魚野川に沿った山裾を回る車窓に変わり山間部を進みます。再び上越新幹線の線路が見えると越後湯沢に到着します。
 越後湯沢に到着後、臨時列車がある関係で石内へ回送のため乗客が降車後は早々にドアが閉まりました。私は、終着駅の余韻に浸る暇はありません。これから越後の地酒を堪能するため早々に改札を出ました。 
 

浦佐で振る舞い酒(2回目)
 

初夏の上越線を進みます
 

間もなく越後湯沢に到着
 

越後湯沢に到着
 
 
指定席券


ゆざわShu*Kura号指定券
  

乗車記念スタンプ
 冒頭でも書いた通り、指定席券は乗車当日の朝に「えきねっと」で予約(別の指定券から変更)で確保しました。1ヶ月7日前14時1分の「えきねっと」事前予約は、別の予約を先行させたため確保することができませんでした。
 それから数日ごとに空席状況を見ましたが満席続きで乗車当日にようやく指定席券を予約できました。