| ・吉野川に沿ったトロッコ列車「藍よしのがわトロッコ号」 |
大歩危から阿波池田までは普通列車で移動します。1両編成の列車は空いていてボックス席に座り車窓から大歩危峡・小歩危峡の景色を楽しみながら移動します。阿波池田からは、徳島線の観光列車「藍よしのかわトロッコ」に乗車します。
阿波池田駅から乗車した快速藍よしのがわトロッコ号は、徳島線を吉野川に沿って進みます。今日は空いていてトロッコ車両にも空きボックスがあります。やはりこの時期の夕方のトロッコ列車の乗車は厳しく阿波池田を出た時点で寒さとの戦いとなります。何組かの家族連れは阿波池田駅発車後早々に185系(控車)に移動してしまいました。列車は、佃駅から徳島線に入り辻駅を過ぎると吉野川が見えてきます。ここで痛恨のミスが・・・。私はトロッコの進行方向窓側とキハ185系の窓割の良い席選びに考えが傾き車窓の調査をしなかった・・・。つまり私の席は山側で通路を挟んだ反対が吉野川が見える方でした。この原則は最後まで変わりません。ただ、幸いなことに今日は空いているので川が見える区間は空いている席に席を替わっても大丈夫とのことで有り難く川が見える区間だけ席を移りました。吉野川沿いに進んだ列車は阿波加茂手前で吉野川と別れて田園地帯を走行します。その後、江口付近で再び吉野川に沿って進みます。トロッコ車内限定で観光ガイドの方が詳しく車窓の解説をしてくれるので飽きることはありません。
貞光駅で少々停車したのでホームへ降りて休憩します。貞光駅を出るともともと曇りですが徐々に夕暮れとなり寒くなってきます。川田駅を過ぎると吉野川ともお別れです。ガイドの方が、この列車は吉野川の支流の川は渡りますが、吉野川は1度も渡りませんと解説してくれてなるほどと。そう言われればそうでした。いよいよ寒さも限界と言うところで石井駅に到着します。トロッコ車両の乗車は石井駅までです。良く寒さに耐え抜いた。
石井駅からは控え車のキハ185系に移動します。こちらも指定券に記載された席番と同じ席を利用します。トロッコとキハ185系の2種類の乗車を楽しめるおいしい列車です。石井からはトロッコ車は閉鎖されているので列車は快調に進み夕暮れの徳島に到着します。
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大歩危駅で折り返し
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普通(大歩危12:58-阿波池田13:34)
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阿波池田で乗換え
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藍よしのがわトロッコ号(阿波池田14:33-徳島17:04)
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秋のトロッコ列車の旅 |

徳島に到着 |
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