四国まんなか千年ものがたり号で行く  
金比羅参りと四国観光列車の旅

2025年11月 8日(土)から2泊3日_ 

旅の概要

 四国地方はしばらく行っていませんでしたので、今回は特急四国まんなか千年ものがたり号の乗車と金比羅宮参拝をメインに香川県と徳島県を旅しました。今回は、2泊3日の行程として初日と3日目を移動と観光に充てて、中日の2日目は四国の観光列車(四国まんなか千年ものがたり・藍よしのかわトロッコ)乗車としました。四国は、なかなか行く機会がありませんので観光の方を少し多めにしました。


今回の旅の主な行程




1日目 11月8日(土)〜長野から四国・金比羅宮へ〜

特急しなの2号で長野を出発
 長野から特急しなの2号で長野を発ちます。土曜日だけあって指定席はほぼ満席の状態ですが、自由席は通路側ならなんとか座れそうな状態です。私は指定席を確保したのですが、遠征が確定してからの予約でしたので8号車に辛うじて1席だけ私好みの進行方向右側の窓側となるA席が空いているだけでした。ただ、この時点でも通路側なら結構空いてましたが、通路側で指定席取るなら長野から特急料金の安い自由席の通路側でも変わりません。ちなみに今日の特急しなの2号はグリーン車2両連結の10両編成です。
 長野を出た列車は篠ノ井を出て早朝の篠ノ井線を駆け抜けて松本に到着します。さすがは松本で松本からの乗車はかなり多く自由席も満席になったようです。指定席もかなりの席が埋まりました。松本の次の塩尻で私の乗った号車もほぼ満席になりました。私の隣にも当然人が座っています。
 塩尻からJR東海に入った列車は木曽福島を経て朝の木曽路を快調に進みます。秋も中盤になり冷え込むと遅延が発生しやすい特急しなの2号も今日は順調に進むようです。と、思ったところ多治見で急病人救護で遅延が発生・・・。多治見は7分ほど遅れて発車します。多治見を出た列車はギリギリまで速度上げて遅延を回復し名古屋には4分ほど遅れて到着しました。
 

しなの2号(長野6:09-名古屋9:18)
 

のぞみ117号(名古屋9:58-岡山11:39)
 
東海道新幹線のぞみ号はいつも混んでいる
 名古屋から東海道新幹線のぞみ117号に乗車します。やってきたのはフツーのN700系でした。N700S系ではないのが残念ですが、フツーのN700系も数を減らしているので乗れるときに乗っておきたいものです。この旅行記をご覧の皆様はある程度の知識をお持ちかと思いますので、名古屋での待ち時間が40分も必要かと思われるでしょう。特急しなの2号は遅延が発生しやすいので予備時間も必要ですが、もっと重要な理由は私がe5489で東海道・山陽新幹線の空席をシートマップで確認した時には、すでに名古屋から岡山までの9時台「のぞみ」は、この列車(のぞみ117号)しかE席が空いてませんでした。東海道・山陽新幹線は早々乗る用事も無いのできれば窓側に座りたいです。と言うことで、岡山での乗り継ぎにも余裕があるので、のぞみ117号にしました。ちなみにこの列車の前と2本前の「のぞみ」はN700S系でした。
 名古屋から乗車した東海道新幹線のぞみ117号は、名古屋から乗ったときにはすでに隣のD席に人が座っていました。やはり東海道新幹線(のぞみ)は混んでいる・・・。名古屋駅で待っている時も「のぞみ」はどの列車もほぼ満席で発車していったし・・・。のぞみ号は関ヶ原を越えて琵琶湖の畔を走ると京都に到着します。京都で降りるだろうと思いましたが・・・。ほとんど席が空かない・・・。次の新大阪では乗客の入れ替わりがありましたが、降りた分だけ乗ってきて車内は空きません。新神戸を出て次の停車駅は姫路です。この「のぞみ」は何故か姫路に停車します。その姫路では若干の降車がありました。姫路を出て私が降車する岡山では大勢の乗客が降りました。岡山で降りるのは久しぶりですが、今日は観光する時間も無くこのまま乗換えとなります。
 

長野を出発

名古屋で乗換え

岡山でさらに乗り換え

 
瀬戸大橋を渡り四国へ
 岡山から特急南風9号に乗車します。2700系気動車4両編成で自由席は1両だけです。私は予め指定席を確保しました。普段とは違い瀬戸大橋通過中に瀬戸内海がよく見えるように進行方向左側の座席を確保しました。指定された号車はグリーン席半分指定席半分の1号車です。やはり他の車両に比べて車内空間が狭く感じます。
 岡山を出た特急南風9号は山陽本線と別れて南下し児島を出ると瀬戸大橋を渡ります。瀬戸大橋を渡るのは本当に久しぶりです。車窓には瀬戸内海が広がり列車は海の上を通過しています。ただ、これに感激してスマホ撮影しているのは一部の観光客のみで普段乗り慣れている人は特に何も感じずに車窓を見てるだけのようです。瀬戸大橋を越えた特急南風9号はいよいよ四国に入ります。四国に入ると予讃線を進み宇多津・丸亀・多度津とこまめに停車します。特にこの号車からの乗降はありません。宇多津を出て土讃線に入ります。今日の四国は良い天気で車窓からの眺めもとても良いです。善通寺を出ると次は琴平で降車駅です。琴平に到着すると「金比羅参り」に人々がかなり降りました。私もその中に混ざって琴平で下車します。

南風9号(岡山12:05-琴平12:58)
 

瀬戸大橋を渡り四国へ
 

瀬戸大橋通過中
 

琴平駅舎
 

岡山から南下

南風9号車内

琴平に到着
 
階段を登り切り金比羅宮参拝
 琴平駅からは、早くも今回の旅のメインである金比羅宮の参拝をします。金比羅宮には1997年8月に1度参拝はしていますが、もうかなりの年月が経っているので道路以外の町並みはあまり面影がありません。琴平駅から金倉川を渡り歩いて10分ほど。こんぴら表参道を抜けるといよいよ長い階段が始まります。
 最初の方はまだ土産物屋が結構あり混んでいます。私も時間があるときは長総(車両基地)で撮影時に結構歩くので足には自信があるつもりです。階段もスイスイ登り大門まで到着します。大門を過ぎると金比羅宮の鳥居をくぐりしばらくは階段はなく少し上りとなる坂を歩きます。次の鳥居から再び階段が始まります。この階段がかなりきつくもう疲労困憊でやはり学生時代と同じペースは無理です。何とかかんとか階段を登り御厩までたどり着きました。ここで神馬を見ながら休憩します。
 ただ、あまり休むと進めなくなるので休憩は僅かにして再び果てしない階段を上がります。長野からはるばる来てここでリタイヤはあり得ません。もはや一歩一歩体を前のめりにして階段を上がります。そしてようやく旭社にたどり着きます。ここで再度休憩してラストスパート。もう最後の階段は結構きつく記憶もあまりありません。ただただひたすら一歩一歩進みついに本宮に着きました。ここまで上り階段に良く耐えました。足には自信があったつもりでしたが、前言撤回してやはり金比羅宮への道は厳しかったです。
 1997年8月以来の参拝を終えて御朱印を貰い帰り支度をします。さすがに奥社へは行かれません。帰りは下り階段なので楽かと思いきや上り階段より下りの階段方が結構大変でした。疲れて足はガクガクするし・・・。それでも上り階段よりは早く進むことができて琴電琴平駅に到着します。

参拝への階段が始まります
  

大門に到着
 

鳥居を通過
 

金刀比羅宮 御厩
 

旭社に到着
 

ついに御本宮に到着
 

時間の都合で御本宮まで

展望台からの眺め
 
夕暮れの駆け足高松観光
 金比羅宮の参拝を終えて琴電琴平から高松琴平電鉄で栗林公園へ向かいます。2両編成の列車に揺られてのんびりと栗林公園へ。列車はワンマン化されていないので車掌氏の肉声放送が各駅で流れます。どこか懐かしく温かみのあるのんびりした乗車でした。
 栗林公園駅から歩いて栗林公園へ。あまり見学時間が無いので見たい場所4ヶ所をピックアップして足早に見学します。時間ギリギリまで見学して再び栗林公園駅まで歩いて高松琴平電鉄で高松築港へ。到着後すぐに玉藻公園(高松城跡)へ。時刻は16時32分・・・。微妙な時間でしたが、17時には退園する条件で何とか入れました。とりあえず披雲閣と天守台石垣だけ見られて良かったです。時間が短いと思いましたが、希望した場所は大体見ることができて16時55分には退園できました。綱渡りでしたが、なんとか高松市内観光名所2ヶ所を観光できて大満足で高松駅へ。

高松琴平電鉄(琴電琴平14:42-栗林公園15:35)
 

栗林公園へ
 

栗林公園見学
 

高松琴平電鉄(栗林公園16:20-高松築港16:28)
 

玉藻公園(高松城跡)へ

高松城跡
 
宿泊地の丸亀へ
 高松駅から快速サンポート南風リレー号で丸亀へ。本日は丸亀に宿泊します。駅前のホテルにチェックインすると、なんと「夜うどん」が一杯無料とのことでこれは夕飯代が浮いて助かります。後はコンビニで夜食に酒を少々購入して「夜うどん」をいただきます。その後は、窓から駅前の光景を眺めて早々に寝ます。
 翌日は、丸亀9時31分発の列車ですので朝食後は窓から列車撮影をしてのんびり過ごします。行程に余裕があると本当に楽です。

サンポート南風リレー(高松17:13-丸亀17:40)
 

宿泊地丸亀に到着
 

本日の宿
 

なんと「うどん」が無料
 

朝食

部屋から駅が見える幸運
 
 
2日目 11月 9日(日)〜四国観光列車乗り鉄〜

念願の四国まんなか千年ものがたり号
 本日は丸亀駅からスタートします。丸亀から快速サンポート南風リレー号に乗車して多度津駅へ。多度津駅からは乗り鉄では今回の旅のメインとなる特急四国まんなか千年ものがたり号に乗車します。
 多度津から乗した特急四国まんなか千年ものがたり号は、JR四国の観光列車で基本的には食事を楽しむ事に重点が置かれています。私も事前に6000円の料理を予約しました。
 多度津駅社員の方々に送られて始発の多度津駅を出た時点ではガラガラの状態でした。雨の土讃線を進み琴平で食事を予約した人は専用待合室に移動して食事の一品目となるスープを楽しみます。これ斬新ですよね。コースとなった食事の一品目は列車の車内ではなく専用待合室で楽しむとは。琴平駅からが特急四国まんなか千年ものがたり号の本番で車内はほぼ満席となりました。琴平から乗った人は朝のうちに金比羅宮へ行ったのでしょうか。琴平から冷製料理が運ばれてきます。ここから料理を楽しむ列車旅となりますが・・・。列車は、スイッチバックをして坪尻駅に停車。この駅は見逃せないのでほとんどの方々が下車して撮影します。
 坪尻での撮影を終えると全ての席の料理に紙製のカバーが掛けられていました。こう言う心遣いは嬉しいですね。坪尻から先は温製料理楽しみ進みます。阿波池田駅を出ると最後のコーヒーとデザートを楽しみながら小歩危峡・大歩危峡の車窓を楽しむと列車は終点の大歩危駅に到着します。
 

2日目は丸亀から出発
  

サンポート南風リレー(丸亀9:31-宇多津9:37)
 

四国まんなか千年ものがたり(宇多津10:19-大歩危12:34)
 

食事を楽しみながらのんびり列車旅
 

小歩危峡を通過

大歩危に到着
 
吉野川に沿ったトロッコ列車「藍よしのがわトロッコ号」
 大歩危から阿波池田までは普通列車で移動します。1両編成の列車は空いていてボックス席に座り車窓から大歩危峡・小歩危峡の景色を楽しみながら移動します。阿波池田からは、徳島線の観光列車「藍よしのかわトロッコ」に乗車します。
 阿波池田駅から乗車した快速藍よしのがわトロッコ号は、徳島線を吉野川に沿って進みます。今日は空いていてトロッコ車両にも空きボックスがあります。やはりこの時期の夕方のトロッコ列車の乗車は厳しく阿波池田を出た時点で寒さとの戦いとなります。何組かの家族連れは阿波池田駅発車後早々に185系(控車)に移動してしまいました。列車は、佃駅から徳島線に入り辻駅を過ぎると吉野川が見えてきます。ここで痛恨のミスが・・・。私はトロッコの進行方向窓側とキハ185系の窓割の良い席選びに考えが傾き車窓の調査をしなかった・・・。つまり私の席は山側で通路を挟んだ反対が吉野川が見える方でした。この原則は最後まで変わりません。ただ、幸いなことに今日は空いているので川が見える区間は空いている席に席を替わっても大丈夫とのことで有り難く川が見える区間だけ席を移りました。吉野川沿いに進んだ列車は阿波加茂手前で吉野川と別れて田園地帯を走行します。その後、江口付近で再び吉野川に沿って進みます。トロッコ車内限定で観光ガイドの方が詳しく車窓の解説をしてくれるので飽きることはありません。
 貞光駅で少々停車したのでホームへ降りて休憩します。貞光駅を出るともともと曇りですが徐々に夕暮れとなり寒くなってきます。川田駅を過ぎると吉野川ともお別れです。ガイドの方が、この列車は吉野川の支流の川は渡りますが、吉野川は1度も渡りませんと解説してくれてなるほどと。そう言われればそうでした。いよいよ寒さも限界と言うところで石井駅に到着します。トロッコ車両の乗車は石井駅までです。良く寒さに耐え抜いた。
 石井駅からは控え車のキハ185系に移動します。こちらも指定券に記載された席番と同じ席を利用します。トロッコとキハ185系の2種類の乗車を楽しめるおいしい列車です。石井からはトロッコ車は閉鎖されているので列車は快調に進み夕暮れの徳島に到着します。
 

大歩危駅で折り返し
 

普通(大歩危12:58-阿波池田13:34)
 

阿波池田で乗換え
 

藍よしのがわトロッコ号(阿波池田14:33-徳島17:04)
 

秋のトロッコ列車の旅

徳島に到着
 
四国最後の夜は「徳島ラーメン」を堪能

本日の宿
 
 本日は徳島に泊まります。徳島と言えば「徳島ラーメン」です。駅からホテルまで歩いた際に行列のできているラーメン店を発見したのでホテルにチェックインしてすぐに向かいました。場所は詳しく解らずとも行列ができているのですぐに解ります。本日の夕食は徳島ラーメン「麺王」で徳島ラーメンを楽しみます。
 その後は、ホテルに戻り早々に寝て翌日は朝食後、観光施設が始まる9時少し前までホテルでゴロゴロして過ごします。せかせか乗り鉄しないので今回の旅は本当に楽です。

夕飯は「麺王」へ
 

徳島ラーメンを堪能
 

ホテルからの夜景

朝食
 
 
3日目 11月10日(月)〜明石海峡大橋を抜けて長野へ〜

強風の徳島市内を観光
 今日は月曜日ですが代休を取得して休みました。朝はホテルでゴロゴロして午前中に徳島市内を散策します。ホテルから歩いて阿波おどり会館へ。阿波おどり会館内にある乗り場からロープウェイに乗って眉山山頂を目指します。眉山から見る徳島市内の眺望を楽しみ劔山神社を参拝します。続いて一等三角点を見てからしばらく眉山からの眺望を楽しみます。今日は天気は良いのですが凄い強風です。大丈夫かと思いますが、ロープウェイが止まらないうちに麓へ降ります。その後は、阿波おどりミュージアムを見学します。阿波おどりの歴史などを見ることができて実際に鳴り物の体験もできます。人が居ないので試しましたがタイミングが全然だめ・・・。
 阿波おどりミュージアムを見学後は隣接する天神社を参拝します。今日は月曜日ですが七五三も手伝って大勢の参拝者がいました。天神社を参拝後は徳島駅まで歩いて移動して徳島市内観光は終了です。

阿波おどり会館(ロープウェイ乗場)
 

ロープウェイへ眉山へ
 

眉山展望台からの眺め
 

劔山神社
 

一等三角点
 

ロープウェイからの眺め
 

阿波おどりミュージアム

天神社
 
高速バスで明石海峡大橋を通り本州へ
 徳島からはJR西日本バスで徳島から舞子ヘ移動します。さすがに徳島から高松を経由して岡山経由は鉄道好きでも無理があります。徳島からは高速バス一択です。徳島から京阪神までは何社か高速バスを運行していますが、やはり鉄道の代替えの意味もあるのでJR西日本バスを選択しました。
 正午に徳島駅を出たバスは徳島市内を走り大鳴門橋に入り四国に別れを告げます。徳島から京阪神へは結構な頻度で高速バスが運転されていますが、この便は窓側が埋まる程度の乗車率です。高速バスはあまり乗る用事が無いのですが、Wi−Fiにスマホ充電もできて座席間隔も広く結構快適です。やはり乗ってみないと解りませんね。バスは、淡路島を北へ進みます。心配された道路工事の渋滞もなくバスは明石海峡大橋を越えて計ったかのような定刻に舞子バス停に到着します。徳島から舞子バス停まで高速バスで1時間21分と本当に近いです。
 

JR西日本バス(徳島12:00-舞子13:21)
 

大鳴門橋で四国を後に淡路島へ
 

淡路島を進みます

明石海峡大橋を渡り本州へ
 
 
帰路は北陸新幹線経由で長野へ
 舞子バス停のすぐ近くにJR舞子駅があります。舞子からはJR線を使い長野への帰路につきます。ちょうど快速米原行が来たのですぐに乗車。昼下がりでしたので先頭側は空いていて窓側に座れました。JR西日本の223系電車に乗るのも久しぶりです。この区間は複々線ですので走行しながら新快速が追い越してゆきます。何処かで乗り換えると言うことはできず、このままこの快速に乗った方が大阪に早く着きます。舞子を出るときには空いていましたが、三ノ宮から混み始めましたが大した混雑も無く大阪に到着します。
  

舞子から再び列車旅
 

快速(舞子13:33-大阪14:22)
 
 大阪からは北陸新幹線経由で長野へ向かいます。大阪から特急サンダーバード29号に乗車します。この列車に乗っても敦賀から長野(東京)方面への接続列車はありませんが、敦賀駅で余裕を持たせたいので1本早い列車にしました。この列車の特急券はJR西日本のポイント使用したので実質無料です。但しチケットレスですが・・・。
 昔からそうですが、北陸本線の特急列車の入線は遅いです。この列車も発車の8分前にようやく入線してきました。ホームが空いているので15分ぐらい前には入線してくるかと思いましたが・・・。入線後、先頭の撮影をして座席に着く頃にはもう発車時刻になっていました。
 大阪を出た特急サンダーバード29号の車内はガラガラです。淀川を渡りすぐに新大阪に到着します。新大阪からは一気に座席が埋まり半分以上の席が埋まりました。列車は複々線の東海道本線を快調に飛ばして京都に到着します。京都からの乗車が多くほぼ満席になりました。幸い私の隣は誰も来ませんでしたが・・・。京都では晴れ間もありましたが、湖西線に入ると徐々に曇りとなり所々で小雨が降ってきます。列車は構わず湖西線を快調に進み近江塩津から北陸本線に入り敦賀に到着します。
 敦賀では、ほとんどの方が接続する新幹線つるぎ号に乗り継ぎます。私はこの後の列車ですのでのんびりと駅構内を散策します。
 

サンダーバード29号(大阪15:09-敦賀16:31)
 

かがやき514号(敦賀17:13-長野19:03)
 
 敦賀からは新幹線かがやき514号に乗車します。途中、福井・金沢・富山・長野・大宮に停車する速達便です。上野には止まりません。先に発車した新幹線つるぎ号は結構乗ってましたがこちらはガラガラです。ガラガラの状態で敦賀を出た列車は徐々に速度を上げて進みます。もう日は暮れて景色はほとんど見えません。列車は最初の停車駅福井に停車します。ガラガラだった車内も3割ぐらいの席が埋まりました。次の停車駅の金沢は18時少し前の発車なので乗車する人がかなり多く車内の席も一気に埋まりました。この列車の本番は金沢からのようです。続いて停車した富山でほぼ満席になりました。今日は月曜日ですのでほとんどがビジネス利用のようです。富山を出ると次は長野まで停車しません。列車は順当に進み上越妙高からJR東日本に入ります。飯山を通過してトンネルを抜けると列車は長野に到着します。私は長野で下車します。長野では予想よりも降車客が多かったのですが、それ以上に乗車が多くほぼ満席で長野を出ました。東京へ向かう列車を見送り改札を出ると今回の旅も無事に終了となりました。
  

大阪駅で乗換え

敦賀駅で乗換え

長野に到着
  
  
使用乗車券

 今回使用した乗車券ですが、もともとJR四国は全線乗り放題以外の割引切符が少ないのとりょこう行程上で往復割引も使えないので普通乗車券のみの使用となりました。このため少し割高な結果となりました。初日に長野から佃(徳島線)経由徳島までの乗車券において琴平で途中下車したので、翌日丸亀から出発の際に丸亀から前日に途中下車した琴平まで別に乗車券を購入しました。また、佃から大歩危までも別に往復乗車券を購入しました。
 帰りは徳島から舞子(兵庫県)までは高速バスを利用したので、JRの乗車券は神戸市内(舞子)から北陸新幹線経由長野までとしました。北陸新幹線を経由した理由はまもなく期限を迎えそうなJR西日本のポイントを使えば特急サンダーバード号の特急券がチケットレスながらポイントのみで支払いできて実質無料となるので無駄なくポイント利用するため帰りは北陸新幹線経由としました。

長野−徳島乗車券
 

しなの2号特急券
 

のぞみ117号特急券
 

南風9号特急券
 

丸亀−琴平乗車券
 

四国まんなか千年ものがたり特急券
 

佃−大歩危乗車券
 

大歩危−佃乗車券
 

藍よしのがわトロッコ指定券
 

サンダーバード29号特急券
(チケットレスポイント利用0円)

かがやき514号特急券
  

神戸市内(舞子)−長野乗車券


御朱印

 今回の旅では、金比羅宮(香川県)・劔山神社(徳島県)・天神社(徳島県)と参拝しましたので、それぞれ基本的な御朱印を1枚つづ頂きました。

金比羅宮

劔山神社

天神社