御殿場線90周年×さわやかウォーキング×駅からハイキング
MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY2024×SUPER MARIO  
国府津散策と丸の内イルミネーションの旅

2024年12月21日(土)_ 

旅の概要

 12月21日に運転される快速さわやかウォーキング号は373系で御殿場線を経由するものの国府津駅まで久々に運転されると言うことで急速に興味がわきました。373系で御殿場線を走破・・・。とは言え、長野から間に合うのかという問題を解決せねばなりません。今回は、北陸新幹線の始発である「あさま600号」に乗れば沼津から乗車できることが解りもうすぐに遠征を決定。さわやかウォーキングに参加すれば国府津観光もできて国府津車両センターも見学できる。帰りに東京駅で途中下車して「MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2024」を見物して、日帰りながら2024年を締めくくるのに相応しい乗り鉄・観光旅行を兼ね備えた遠征となりました。


今回の旅の主な行程

         
長野から沼津へ豪華乗り継ぎの旅

・W7使用の「あさま600号」
 長野から北陸新幹線あさま600号で長野を出発します。まだ夜明け前で周囲も暗いです。今回やってきた車両はW7系でした。あさま600号はしばらく乗らないうちにW7系が使用されるようになったのですね。何が違うかと言えば所属会社とロゴマークのWESTと車内放送メロディーぐらいですが・・・。
 今日は土曜日なので長野をガラガラの状態で発車した列車は東京を目指して進みます。あさま600号で北陸ロマンの車内メロディーを聞くことができるとは思いませんでした。今日は1列車目から幸先が良いです。次の停車駅上田から学生が結構乗ってきました。この時間なら大宮あたりの学校でも余裕で間に合いそうです。車窓もようやく夜明けとなり山の稜線が赤くなり始めました。夜明け前の佐久平から結構乗車があり窓側も残り少なくなっています。軽井沢を過ぎて列車は峠を下り関東側へ安中榛名を過ぎて高崎に到着。高崎からは乗ってくる人が結構多かったです。高崎を出て熊谷を過ぎたあたりから富士山が見えてきます。上越新幹線から富士山が見えるのはこの時期だけです。
 あさま600号は上越新幹線を快調に進み大宮に到着。半分ぐらいの乗客が降りました。東北方面へ行くときは大宮で乗り換えるので大宮から東京まで乗車するのは久しぶりです。大宮を出て埼京線と並んで進み荒川を渡り東京都に入り地下駅の上野に到着します。上野を出ると再び地上に出て終点東京に到着します。
 久しぶりに東京駅まで新幹線に乗ったのですが、終着駅の余韻に浸る暇はなく東海道島幹線に乗り換えます。

あさま600号(長野6:02−東京7:40)
 

W7系でした
 

長野駅を出発

車内は空いてます

夜が明けてきました
  
 
・N700系S「こだま」はお得
 東京駅から東海道新幹線こだま707号に乗車します。ホーへ行くとN700系Sが停車して驚きました。回送か何かと思いましたが、しっかりと「こだま」の表示が出ています。こだま号でN700系Sに乗れるとは思いませんでしたので得した気分です。先頭部の撮影をして2号車の自由席に乗車するもガラガラで好きな場所が選べます。この列車、指定席の空席情報が△になったり×になったりと変動していて要するに私が予約を試みた時点で窓側に空席はない状態でした。指定席で窓側に座れないのなら自由席でも十分だと自由席を選択したのですが、今回ばかりはこの判断が良かったようです。
 東京駅を時刻通りに発車した東海道新幹線こだま707号はゆっくりと東京駅を離れます。流れてきた車内メロディーは「いい日旅立ち」。この編成はJR西日本の車両のようです。先ほどの北陸新幹線あさま600号もW7系でしたので、東京駅でJR西日本の新幹線車両を乗り継いだことになります。東京駅から5分ほどで列車は品川に到着。ホーム入線時に品川から乗車が結構あるように見えましたが2号車の乗車位置はガラガラでした。品川を出ると横須賀線と併走して多摩川を渡り神奈川県に入ります。新横浜ではかなりの乗車がありましたが、まだ2号車の窓側には若干の空席があります。新横浜を過ぎて車窓にチラチラと富士山が見えはじめます。富士山を見ながら東海道新幹線に乗るのも久しぶりです。次の小田原では「のぞみ」通過待ちで5分停車します。小田原では乗降共に多く車内の顔ぶれも変わります。小田原過ぎて反対側の車窓にはチラチラ相模湾が見えます。しばらく進み熱海に到着します。熱海は通過待ちの設備がないのですぐに発車します。ただ、熱海からの乗車は結構多く自由席もC席がボチボチ埋まりはじめました。熱海を出ると新丹那トンネルを通過して数分で三島に到着します。

こだま707号(東京7:57−三島8:50)
 

本日はN700系Sでした
 

自由席は空いています
 

車窓に富士山が見えてきます
 

久々に東京から東海道新幹線

こだま707号に乗車

三島に到着
 
  
・一駅でも豪華な普通列車を
 三島から沼津まで1駅だけ普通列車で移動します。今度の普通列車は乗車位置が赤色の場所・・・。これって・・・と考える暇も無く373系6両の普通列車が到着しました。車内に入るとちゃんと枕カバーも装着されていて特急車両そのものです。まだ、このような乗り得な普通列車があったんですね。
 三島から沼津まで1駅わずか5分の乗車です。この車両なら何時までも乗っていたい心境ですが、列車自体が沼津行ですので後ろ髪を引かれる思いで沼津で降ります。

三島から東海道本線で沼津へ
 

普通(三島9:01−沼津9:06)
 

373系の乗り得な普通列車

沼津に到着
    
 
373系で御殿場線走破の旅

 長野を6時02分に発車した北陸新幹線あさま600号と東海道新幹線・在来線を乗り継ぎ、御殿場線の静岡県側からの起点となる沼津に9時6分に到着しました。途中駅からになりますが、沼津から快速さわやかウォーキング号の旅が始まります。沼津駅には発車10分ぐらい前に静岡からの快速さわやかウォーキング号が到着しました。沼津駅は6番線に入ったのでホーム端まで余裕がありよかったのですが、光線具合はあまり良くありません。373系が定期と列車で入る沼津とは言え御殿場線ホームには入らないだろうとせっせと撮影して車内へ。
 沼津駅を9時32分に発車した快速さわやかウォーキング号は御殿場線へ進みます。黄瀬川を渡り御殿場線を北上し東海道新幹線の下をくぐり北上します。住宅街を進み東名高速の下を潜ると車窓に富士山が見えはじめます。列車は更に北上を続け裾野駅に到着します。裾野駅では少々停車しますので先頭部の撮影を楽しみます。
 裾野駅を発車した快速さわやかウォーキング号は住宅地の中を進みますが、ようやくこのあたりから田畑も見えてきます。気になる車窓の富士山も大きく見えるポイントに差し掛かり絶好の車窓ポイントなのですが、今日は山頂に笠のような雲が掛かっています。これは夕方の天気が心配・・・。
 列車は、住宅地と田園地帯を交互に抜けて大きめの市街地が近づくと御殿場に到着します。御殿場でも停車時間がありますのでホームに出て撮影をします。御殿場までは臨時列車で時々373系が乗り入れているですのでこれから先は乗り鉄的には本番かも解りません。
 

さわやかウォーキング号(沼津9:32−国府津11:10)
 

ヘッドマーク
 

車窓の富士山は完全には見えず
 

御殿場駅停車
 

御殿場線経由で国府津に到着
 

国府津から回送で引き上げます
 
 御殿場を出て列車は市街地を抜けて大きくカーブすると富士山が見えなくなり田園風景が続きます。列車は鮎沢川に沿って山間部を進みます。足柄駅を過ぎて駿河小山駅を通過すると山間に入ります。寄り添う川も酒匂川に変わります。長い山間部が終ると列車は山北駅を通過して住宅街を進みます。時折見える酒匂川は先ほどとは変わり川幅が大きくなっています。列車は快調に進み松田に到着します。松田での停車は僅かですぐに発車します。発車後すぐに小田急線との連絡線が分岐して小田急線を跨ぎます。さらに川音川を渡るという結構忙しい区間です。
 快調に進んだ列車も国府津目前の下曽我で運転停車・・・。この駅、実はこれから参加するさわやかウォーキングのゴール駅です。「もうゴールに着いた(笑)」などの話し声も(笑)。列車交換を終えて快速さわやかウォーキング号は国府津へラストスパート。国府津車両センター脇を通過して東海道新幹線の下を潜ると列車は高架を登りはじめます。相模湾の海が一瞬見えます。東海道本線を潜り上り普通列車と貨物列車には僅かに遅れましたが、ほぼ同じ時刻に国府津駅に到着します。
  

沼津から御殿場線へ

裾野で少々停車

御殿場で少々停車

さわやかウォーキング×駅からハイキング(国府津観光)

・国府津駅をスタートして国府津海岸へ
 国府津駅の改札を出て本日は、「さわやかウォーキング」(JR東海)と「駅からハイキング」(JR東日本)共催の「西湘の海と曽我の里を散策!JR東日本国府津車両センターもめぐる満喫コース」に参加します。まぁ、国府津車両センター見学に見事に釣られたわけですが・・・(笑)。先ずは、国府津駅脇でピンク色のコースマップを貰います。これがないと国府津車両センターに入れません。これから先、国府津車両センターに到着するまで命の次に大事なものです。
 それでは、国府津駅前からスタートします。まずは、国府津海岸へ。こちらはウォーミングアップみたいな感じですぐに到着。海無し県に住んでいるので海が見えるとテンション上がるんですよね。砂浜を歩いて波打ち際まで行って靴を半分ほど濡らしてしまう失態を・・・。
 国府津海岸からは、いよいよウォーキングという感じになります。森戸川を渡り狭い道を歩きます。コンビニの交差点で曲がり少し歩くと菅原神社に着きます。
 

さわやかウォーキングのスタートは国府津駅
 

ここから下曽我駅へ向かいます
 

国府津海岸

森戸川を渡り狭い道へ・・・ 
 
・撫で牛を撫でても御朱印は無く
 菅原神社で参拝して御朱印はあるのかといろいろ見ましたが、どうやら御朱印はタイミングが良くないと貰えないようで社務所らしき場所も閉まっていました。菅原神社では「撫で牛」をなでただけで再び出発。結構細い道を進み8分ぐらいで宝金剛寺に到着。紅葉と鐘楼の取り合わせが綺麗でした。こちらは事前にネットで御朱印ありと情報を得ていたので聞いてみたところ「今日はやらない」とのこと。ガッカリだ・・・。他にも同じような人が何人もいました。
 長居しても仕方ないので先へ進みます。

菅原神社に到着
 

菅原神社
 

撫で牛
 

宝金剛寺に到着
 

鐘楼

宝金剛寺
  
 
・延々と歩いた先はまさに登山だった・・・
 宝金剛寺から先は、歩道があったり無かったりですが一本道を進みます。新幹線のガート下を通過して本当に延々と歩く感じです。途中何処か見所があれば違うのですが、この辺は特に見所は無いようです。延々と歩きながらさすがは健脚向けと考えていましたが、それはまだまだ序の口でした。
 宝金剛寺から20分ぐらい歩いた先にあった看板は、「坂を上がる 急な上り坂 足下注意」。は?。何この看板。ここでスルーして直進する人と坂に挑む人と二手に分かれます。私は、この旅行記を書く手前もありますが、知人の方から見晴らし台から良いものが見えると聞いていたので、「車で行くところですよ」と言う忠告も忘れて坂道へ。もうね。これ登山でしょ。登山レベルだよ。みかん畑の中を登山している感じです。途中では、高齢の人や子供連れは続々とリタイヤして引き返しています。本当に長い急勾配が延々と続き耐えきれずに休憩。休憩を終えて30分近く歩きフラフラ状態でようやく見晴らし台に到着しました。ここまで疲労すると「みかん」が食べたいのですが、みかん畑はあれど直売所はありませんでした・・・。
 苦労して登った展望台からは・・・。国府津車両センターが見える。E233系やE231系がウジャウジャ居るぞ良い眺めなり。と言うのは半分冗談で、富士山が見えないのが残念ですが、国府津の町並みや相模湾が見渡せました。苦労してここまで来て良かった。
 この後、別ルートながら急勾配を下りました。このルート、いくら健脚向きとは言えJR東海の人ちゃんと歩いたんだよな。行きルートも帰りルートも登山を彷彿とさせる凄いルートでした。やはり上りより下りの方が大変・・・。
 

ここから延々と徒歩で進み
 

登山さながらの急勾配を進みます
 

ミカン畑を進みます
 

ようやく展望台に到着
 

良い眺めでした(笑)
 

こちらが本命の眺め(富士山は見えず)
 

相模湾も見ることができました

下り勾配も結構大変

 
・ようやく目的地の国府津車両センターへ
 見晴台からまたまた30分歩くとついに国府津車両センターが見えてきます。いきなり脇道から中央線用の二階建てグリーン車2両が見えて疲れも忘れて入口へ。ここまで、命の次に大切に仕舞ってきたマップを見せて国府津車両センター内へ。パンタグラフや車輪、E233系の運転台ガラスなど鉄道の日イベントさながらの展示の多さに驚きました。いくらJR東海と共催とは言えここまで展示してくれるとは。個人的にはEF64 66の車番切り抜きがあったのが驚きです。廃車になった時期柄、無残に鉄くずにされたかと思いましたが残っていたんですね。
 続いて車両基地側へ。特に撮影に配慮された並びはありませんでしたが、普段の土曜日の様子がよく解り個人的には良かったです。望遠を使えばE233系T29編成も撮影できましたし。
 

公道より柵の合間から撮影
 

こちらも公道から(49番ユニット)
 

こういうのを見ると撮りたくなります
 

EF64 66の切り抜きが残っていたとは・・・
 
 
E233系の運転席ガラス
 

パンタグラフなど展示
 
 
車両基地が望めます
 

E257系2000番台も見えます
 

E233系T29編成(12両)

これはこれで貴重な並び

 
・下曽我駅に到着して完全走破のゴール
 もう、国府津車両センターを見学した時点でリタイヤしても良かったのですが、最寄りの下曽我駅までは歩かねばなりません。どちらにしても今回のコースは全てめぐって終了となりそうです。国府津車両センターの見学を無事に終えた安堵感から御殿場線に沿った道を後から来た人に抜かれまくりのゆっくりペースで20分ほど歩き「梅の里センター」に到着。こちらが最後の立ち寄りポイントです。この先、徒歩2分でゴールの下曽我駅ですが、一応立ち寄りポイントですので休憩。まだ締め切りまでに時間はあります。久しぶりに満足な椅子に座れました。
 「梅の里センター」で息を整え徒歩2分。堂々と下曽我駅に到着して無事にゴールしました。近くの方々も話していましたが最近では一番大変なコースだったようです。コースを外れること無く全て回ってゴールした達成感は代えがたいものでした。さわやかウォーキングは初参加でしたので、ゴールで新規会員用のカードを貰い終了となります。

長かったウオーキングも終盤
 

梅の里センターで小休止
 

下曽我駅に到着

さわやかウォーキング無事にゴール
   
ウォーキング(国府津観光)を終えて東京へ

・下曽我始発の快速さわやかウォーキング号
 帰路となる下りの快速さわやかウォーキング号は国府津では無く下曽我駅始発となります。国府津駅から約8.7Km(JR東海公表)を歩いてきたので早く列車に乗って一息つきたいのですがまだまだ発車まで時間があります。
 今度の沼津行が発車ホーム変更の放送が流れ出して2番線には臨時列車が入るとの放送が。御殿場方面から到着した373系快速さわやかウォーキング号用車両は、国府津まで回送で運転されることなく下曽我駅で折り返し快速さわやかウォーキング号静岡行となるそうです。
 乗務員交代の準備が終わると早々にドアが開きます。早めに車内に入り休むことができて本当に助かります。JR東海はこう言うことにはマメです。発車まで十分に時間があるので特にトラブルも無く平和に撮影も終りました。早くから乗車できるといろいろ余裕ができます。
 下曽我を出た快速さわやかウォーキング号は、御殿番線を沼津へ向けて進みます。天候は雨で車窓もあまりよくありません。車内もウォーキングを終えた客がほとんどで疲れているのか往路ほどの賑わいはありません。列車は、田園地帯と住宅地を進み川音川を渡り小田急線を跨ぎ小田急線との連絡線が近づいてくると松田に停車します。往路では停車時間が僅かでしたが、復路は少々停車するのでホームで撮影を楽しめました。
 松田を出ると酒匂川に沿って住宅街を進み山北から山間部に入ります。ここまで来るともう雨脚も強く風景の撮影もほぼできません。先ほどまであれほど川幅があった酒匂川も小さくなり列車に沿って進みます。駿河小山を過ぎて山間部を抜けると若干明るくなり鮎沢川を渡るのは解りますが、もう画像で収められるレベルではありません。足柄を過ぎて田園地帯から市街地に車窓が変わると御殿場に到着します。なお、御殿場の停車時間は僅かです。
御殿場からは、悪天候でほぼ車窓も見えず「さわやかウォーキング」に参加した疲れも手伝って寝入ってしまいました。ふと起きるともう裾野駅を出るところで危なかったです。寝過ごすと静岡駅まで行ってしまうので・・・。列車は、交換列車が遅延しているので4分ほど遅れているようです。373系の車内で寝入ってしまったのは、快速ムーンライトながら号乗車時以来久しぶりです。暗くて車窓はよく解りませんが、東海道本線が近づき留置されている車両が見えてくると沼津に到着します。
 やはり東京方面からの参加者が多いのか沼津で結構降りました。今日は遅れている関係ですぐに発車するようです。先頭部を撮影して動画撮影の準備を終えるのを見計らったかのように373系快速さわやかウォーキング号は静岡へ向けて発車しました。
 今回は往路の上りだけでしたが、373系で御殿場線を走破できた貴重な機会でした。

帰路の「さわやかウォーキング」は下曽我始発
 

さわやかウォーキング号(下曽我15:07−沼津16:27)
 

川音川を渡り松田へ
 

松田駅で少々停車
 

沼津に到着
 

沼津で東海道本線に乗り換え
 
 
・313系ロング車で三島へ

普通(沼津16:48−三島16:53)
 
 沼津から三島までは普通列車で移動します。先発の普通列車は熱海行で結構列ができています。到着した列車も6両ながら結構混んでいて列の最後尾ではほぼ座れません。乗車時間は1駅6分程度なので立っても平気なのですが、すぐに次の列車があるので見送ることに。
 沼津駅で待つこと6分で次の三島行が来ました。先行列車が出たばかりなので3両でも空いていました。ガラガラのロングシートの313系に揺られること5分で三島駅に到着しました。
 
 
・地元産じゃ無くても美味しかったかき揚げそば
 三島駅では、次の東京方面の新幹線まで時間がありましたので新幹線ホームの駅そば店「桃中軒」(とうちゅうけん)で駅そばを食べます。今日は国府津駅到着後から歩きっぱなしで昼食をとる時間もありませんでした。
 「コロッケそば」は売り切れていたので、「桜えびのかき揚げそば」を注文。不漁で「えび」は違うようでしたが、えびの旨みと甘めの醤油に出汁が効いていて汁まで完食できました。この汁、正直飲めるレベルに美味しいです。

 
・帰路はN700系A「こだま」〜16号車は空いていた
 三島から東海道新幹線こだま734号で東京へ向かいます。三島からの乗車ですので指定席を予約するか迷ったのですが、16号車あたりなら窓側も座れるかもと新幹線自由席特急券を購入してホームへ。やってきたのはN700系Aでした。そう簡単にN700系Sはあたりません。先頭部を撮影して16号車に入ると空いていてA席側には空席もありました。と言うことで、わざわざ高い指定席を予約しなくて良かったです。
 往路にN700系Sに乗車したので、はやりN700系Aは古さを感じてしまいます。三島を出て熱海を過ぎ小田原で「のぞみ」通過待ちで5分停車。小田原だと1号車側の自由席が座れない可能性があるのが小田原からの乗車が結構多かったです。小田原を出て新横浜でかなりの降車があり列車は横須賀線に沿って東京方面へ進みます。多摩川を渡り品川を出るとビルの合間を進み終着の東京に到着します。

こだま734号(三島17:24−東京18:18)
 

16号車は空いてました
 

三島から新幹線で東京へ

N700系Aでした

東京に到着


東京のイルミネーションは凄い活気

・ライトアップ東京駅
 東京駅では、帰路の新幹線あさま629号に乗車するまで約2時間20分時間を空けました。今の時期は、「MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2024」が開催されているので久しぶりで東京でイルミネーション見物をします。先ずは、東京駅のライトアップを撮影します。土曜日の夜とあって東京駅のライトアップも大勢の方が撮影されています。東京駅の撮影を終えたらいよいよイルミネーション見学へ向かいます。

ライトアップされた東京駅

天井
 
MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2024
 先ずは、行幸通りを散策します。こちらはあまり人通りは多くありません。行幸通りを東京駅方向へ折り返す途中で丸の内仲通りへ進み丸の内ビルへ。
 今日は、クリスマス直前の土曜日の夜と言うことで大変な人出で混雑していました。ノロノロ状態の人の流れに乗ってなんとか丸の内ビルまでたどり着けましたが、ここでも入館するまで並ばなければなりません。とは言え、5分も並ばずに入館できました。
 
 
MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2024 SUPER MARIOライティングショー
 丸の内ビルでは、1階で「MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2024 SUPER MARIO」のライティングショーが開催されています。館内は、もう大混雑で見物エリアに入ることはできても結構ステージ近くまで見学エリアが設定されているので見上げる形でショーを見ることになりそうです。これではあまり楽しめそうもないので3階のテラスへ移動します。近くのエスカレーターは利用できないので大回りして3階のテラスへ。こちらは、2階のテラスが前に張り出していてほぼ見えません。と言うことで、2階のテラスから楽しむことにし幸いサイド側は空いていたので見下ろす感じになりますが全体がよく見えたので個人的には当たりだと思います。約15分待って4分間のショーを楽しみました。
 
  

   

 

 

  
 
 丸の内ビルで、「MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2024 SUPER MARIO〜ライティングショー」を楽しんだ後は、明治安田ビルに設置されている6mのクリスマスツリーを見に行きました。鐘の音と光が点滅するシーンを見物した後は、丸の内仲通りを有楽町まで歩いて有楽町駅から山手線で東京駅まで戻りました。
 東京駅で乗り換えに約2時間20分ほど見物の時間を入れましたが、過不足無くちょうど良い時間で東京駅に戻れました。


日帰りとは思えない充実した1日を過ごし長野へ

 丸の内のイルミネーションを楽しみ東京駅から北陸新幹線あさま629号で長野へ帰ります。東京駅で約2時30分時間を取ってどうしようかと思いましたがちょうど良いタイミングでした。帰路は、新幹線Eチケット(30%引き)を利用します。
 東京を出た列車は、地下へ潜り上野を出ると再度地上に出ます。車内は、10号車と言うことで結構空いています。上野を出た時点で夕食の「チキン弁当」を食べます。本当は、チキン弁当デラックスが良かったのですが、どこにも売っていませんでした。上野を出てからゆっくり食べたつもりでしたが大宮に到着する前には食べ終わりました。
 大宮を出て東北新幹線と別れて上越新幹線に入り北上します。この列車は大宮を出ると高崎まで停車しませんので高崎で降車する人も結構います。高崎を出ると上越新幹線と別れて北陸新幹線に入ります。北陸新幹線区間は長野まで各駅に停車します。軽井沢を経て佐久平から本格的に降りる人が多くなり上田で私の周りは無人になりました。上田を出た時点でトイレに行ったのですが、その際に何名乗っているか数えましたが両手で足りるぐらいの人数でした。
 北陸新幹線あさま639号は夜の北陸新幹線を進み長野に定刻に到着しました。長野駅の改札付近は凄い人でした。自由席とか階段に近い指定席はかなり乗っていたようです。やはり各駅で階段から少し離れた10号車の指定席は空いていてお勧めです。
 新幹線Eチケットですので自動改札にスマホをタッチして、2024年最後の旅は無事に終了しました。

あさま629号(東京20:36−長野22:16)
 

10号車は空いてます
 

東京を出発

夕食はチキン弁当

長野に到着
  
使用乗車券

 今回の旅は、373系快速さわやかウォーキング号の指定が確保できてから決めましたので、往路の「あさま600号」の新幹線Eチケット(30%引き)はすでに完売状態でした。仕方ないので復路で空席がまだあった「あさま629号」の新幹線Eチケット(30%引き)を予約しました。新幹線Eチケット30%引きなら東京で乗車券を分ければお得ですが、10%引きだとお得にならず、普通乗車券と新幹線自由席利用なら長野から国府津まで(新幹線自由席特急券は長野から東京まで)買った方が良いです。
 乗車券の方は、往路は長野から国府津までの片道を北陸新幹線・東海道新幹線・三島乗換・東海道本線・御殿場線経由で普通に購入しました。新幹線経由ながら国府津を1度通過して沼津から御殿場線経由で国府津までの乗車券でしたので、さわやかウォーキング開催に伴い駅の混雑もありいろいろとありましたが無事に使用はできました。
 帰路は、東京から長野までは新幹線Eチケットを使用したので、紙の乗車券は下曽我から東京(山手線内)までの片道を御殿場線・東海道本線・三島乗換・東海道新幹線で購入しました。帰路の快速さわやかウォーキング号が国府津始発なら連続乗車券になるように調整しましたが、国府津から1駅隣の下曽我駅始発でしたので普通の片道乗車券で購入しました。
 

長野から沼津経由で国府津までの乗車券
 

帰路は新幹線Eチケット(30%引き)

下曽我から東京(山手線内)までの乗車券
※長野−国府津の乗車券は使用前後の画像を組み合わせて画像加工しています