南東北お花見列車旅
2024年 4月13日(土)から1泊2日
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旅の概要
毎年恒例のSLばんえつ物語号の乗車に加えて、この春から登場したE8系山形新幹線つばさ号・リーゾート列車あいづSATONO号、日本海の夕日を楽しめる快速海里号を加えて南東北を巡る乗り鉄の旅をしてきました。最近は観光施設に複数立ち寄る旅を中心にしてきましたが、今回は久しぶりに乗るだけの「乗り鉄」の旅をしました。
今年は桜の時季とぴったり合いましたので、南東北の様々な場所で見頃なった桜の花を見ながら列車の旅を楽しめました。
今回の旅の主な行程
1日目 4月13日(土)
・かがやき号はやはり速い
かがやき540号(長野8:23-大宮9:19)
長野から北陸新幹線かがやき540号に乗車します。金沢始発の臨時列車ですので空いているかと思いましたが、これがなかなか混んでいて2号車の端にようやく窓側の空席がありましたので予約しました。金沢始発の臨時列車だと油断していました。
長野を出ると次は降車する大宮まで止まりません。車内はB席とD席の一部以外はほぼ埋まっていますが隣には誰も居ないので快適に過ごせそうです。車両はW7系ですので車内メロディー共々もう少し楽しみたいところですが、長野から僅か54分の乗車で大宮に到着し下車します。
長野を出発
かがやき540号車内
大宮には15番線に到着
・E8系新型つばさ号は俊足列車
大宮からは山形新幹線つばさ131号に乗車します。言わずと知れた新型のE8系「つばさ」です。登場からもう少しで1ヶ月になるので混雑も緩和されたかと思ったのですが・・・。大宮駅からの乗車でしたが、確かに写真を撮る人は減りました。スムーズに撮影はできたのでこれは満足でしたが、なんと東京から大宮まで乗る人も居るようで結構大宮で降りました。E8系に乗りたければ仕方ありませんが、東京から大宮までの指定席は私なら少し躊躇してします。
ただ、そのお陰か東京-新庄では窓側に空きはありませんでしたが、大宮-新庄なら窓側に空きがあり予約できました。大宮では短い時間で先頭部の撮影をして一番最後に乗車したのですが、17号車で空いているのは私が予約した席で後は見事に全て埋まってました。ちなみに一番前の車端部です。もう予約時には、12号車から17号車までで窓側はここしか空いていなかったので選択の余地はありません。
大宮を出た「やまびこ」「つばさ」131号は、上越新幹線と分かれて東北新幹線を快調に進みます。この列車は速達形ですので、「やまびこ」「つばさ」を切り離す福島まで停車しません。宇都宮も郡山も通過します。と言うことで、この混雑は少なくとも福島までは続きます。
「やまびこ」「つばさ」131号は宇都宮駅を通過して、そろそろE5系(やまびこ)+E8系(つばさ)の速達列車の特徴である時速300キロを出しそうな区間なのですが、「はやぶさ」「こまち」で何回も乗っている区間なので特に時速300キロで走行している実感がないまま福島駅に到着します。
つばさ131号(大宮9:47-新庄12:31)
行先表示
福島から山形新幹線に入ったE8系「つばさ」は庭坂カーブを桜を見ながら進み板谷峠を越えます。さすがに残雪はもうありません。スイッチバックの遺構など見ながら列車は僅かに新緑の木々がチラホラ見える峠を越えて米沢に到着します。米沢では大勢の乗客が降車します。米沢を出ると次は山形まで停車しません。この列車は速達タイプなので赤湯・かみのやま温泉は通過します。山形盆地に入ると沿線の桜の木々が見頃となっています。田園地帯の車窓が都市部の車窓に変わると大宮から1時間59分で山形に到着します。山形県の県庁所在地の山形でほとんどの乗客が下車します。私の隣は人が居ますが・・・。
山形を出ると山形新幹線の標準的な停車駅に止まります。山形城東大手門の脇を通り北山形で左沢線、羽前千歳で仙山線と分かれて北上します。立谷川を渡ると天童に停車します。ここでも降車が多く私の隣も後ろも空きました。今回の席は車端部で荷物置場の仕切りのせいで車内案内も半分くらいしか見えなし足は伸ばせないしで窮屈でしたので後ろの席に移動します。山形新幹線内は特定特急券で普通車の空席に座れるので特に何も言われません。1つ後ろに移動するだけでも居住性はかなり違います。
やっとE8系の快適な乗り心地を味わえると思うのもつかの間で、さくらんぼ東根・村山・大石田と停車して升形川を渡ると新庄に到着します。今回は、速達型の「つばさ」の乗車でしたが、次回はもう少し停車駅の多い「つばさ」でE8系の乗り心地を再度楽しみたいものです。そのうちE3系の惜別乗車も兼ねてくるかと思いますので。
福島駅停車中
つばさ131号車内(山形から席移動)
福島から山形新幹線へ
福島(庭坂)の桜も見頃
春の山形へ
山形の桜も見頃
升形川を渡り新庄へ
新庄に到着
・代行バスで日本海側へ
新庄から余目までは陸羽西線で移動しますが、現在は国道トンネル工事の影響で運休となっています。代わりにJR陸羽西線代行バスに乗車します。この時間帯は酒田方面へ急ぐ客用に「快速便」。各駅に用事のある人のために「普通便」の2台のバスが運転されます。私は酒田へ急ぐので「快速便」に乗車します。
主に県道を走行するので陸羽西線に沿って進みます。特に快速便は各駅に止まる用事が無いので余目側は一部国道を進みます。時々、陸羽西線の線路が見えますが災害などで不通となっている訳ではありませんですので手入れはされています。バスに定時制を求めるのも酷なのですが、少々遅れて余目駅に到着しました。連絡の酒田行普通列車にはホームに着く頃入ってきたので、ほぼ待ち時間無しで間に合ったので実害はないのですが、快速便は5分くらい早く新庄を出た方が確実で乗客もヒヤヒヤするストレスが無くなりよろしいかと思います。
余目からは久しぶりに乗車する701系普通列車で新庄へ向かいます。
JR陸羽西線代行バス(新庄13:00-余目13:58)
普通(余目14:10-酒田14:26)
新庄から代行バス
余目で乗り換え
酒田に到着
・日本海の夕日を見ながら「海里」の旅
酒田からは、すぐに折り返し快速海里号に乗車します。酒田を発車した快速海里号は鳥海山を見ながら南下します。最上川を渡り先ほど乗り換えした余目を過ぎると広々とした田園地帯を進みます鶴岡を過ぎてようやくゆっくりと日本海が見えてきます。あつみ温泉を出て再び日本海に沿って列車は進みます。暫く進むと日本海の遠くに粟島が見えてきます。太陽も大分傾き日の光が日本海を照らし始め時刻も夕方に差し掛かろうとしています。列車は鼠ヶ関を過ぎて新潟県に入ります。府屋を過ぎてトンネル区間を抜けると列車は少し速度を落として笹川流れと呼ばれる場所を通過します。車窓から笹川流れの車窓を楽しむと列車は桑川に到着します。
桑川では暫く停車して日本海に沈む夕日を楽しめます。ただ、日が長いのでまだ夕日と呼ぶには早いかも解りませんが、日本海と西日と笹川流れの風景を楽しめました。
酒田から新潟へ
快速海里号(酒田15:03-新潟18:38)
鳥海山
最上川を渡り余目へ
鶴岡では外に出られます
日本海を見ながら一息
粟島が見えてきました
笹川流れ付近
桑川を発車した快速海里号は、引き続き日本海沿いを走ります。ただ、日本海沿いを走るのは少しの間でその後は町並みの隙間からチラチラ見えるくらいに海岸線からは離れます。
村上を出ると広々した田園地帯を進み夕日が映える荒川を渡り坂町に到着します。引き続き田園地帯を進むと時刻は夕暮れ時。車内放送で案内されるほど美しいグラデーション夕日が見られました。これが桑川で見られれば良かった。1ヶ月早く乗るのがお勧めなのですかね。桜並木が美しい加治川を渡るとこれまた桜が美しく咲いている新発田に到着します。この辺りも桜が見頃です。新発田を出ると白新線に入り阿賀野川を渡り終着新潟に到着します。
今回は長岡へ移動するため終着駅の余韻に浸る暇も無くそそくさと新幹線ホームへ移動します。
桑川で暫く停車
桑川駅と道の駅
夕日と粟島
海里specialソフトクリーム
夕闇迫る羽越本線を新潟へ
加治川の桜並木
新潟に到着
・上越新幹線で今夜の宿へ
とき340号(新潟18:58-長岡19:19)
新潟から長岡までは上越新幹線とき340号に乗車します。発車ホームへ行くと自由席は結構人が並んでいて窓側に座れるか心配はしたのですが、さすが新幹線で皆窓側に座ってもまだ窓側は空いてます。私が乗った2号車は窓側もA席側は半分くらい空いてました。
新潟を出た上越新幹線とき340号は夜の上越新幹線を進み燕三条に停車すると次は長岡です。私は長岡で降車します。烏の鳴き声が響き渡る長岡に到着すると自由席からはかなりの降車があり驚きました。
新潟を出発
とき340号車内
長岡に到着
・初宿泊の長岡でソウルフードを
本日は長岡に宿泊
今夜は長岡に宿泊します。北陸・新潟応援割で半額で宿泊できて有り難い限りです。夕食は、駅前で「イタリアン」(フレンド)を食べてみました。ソース焼きそばにミートソースが掛かった不思議な味でした。ただ、これはやみつきにある味でまた食べてみたい一品です。
長岡に泊まるのは初めてでしたので少し町中を歩いてホテルへ。
このホテルチェーンは翌日の朝食(バイキング)が豪華だと評判ですが、長岡のホテルも例外なく品数が多く豪華でした。
夕食は「イタリアン」(フレンド)
長岡の朝
バイキングながら豪華な朝食
2日目 4月14日(日)
・朝の普通列車で新津へ
普通(長岡7:51-新津8:46)
翌日となる4月14日は長岡からスタートします。まずは長岡からE129系使用の新潟行に乗車。早めに長岡駅に到着したので予定より1本早い列車に乗車します。
日曜日の朝と言うことで直前に乗車してもボックス席は空いてました。新津まで朝の信越本線を各駅に停車しながら朝の信越本線の旅を楽しみます。長岡周辺の桜も見頃でこれは新津以降も桜の花が期待できます。
2日目は長岡から
ボックス席確保
新津に到着
・桜咲く磐越西線SLばんえつ物語の旅
新津からは、今年もSLばんえつ物語号に乗車します。毎年の恒例行事ですが、今年は運転開始25周年イベントが4月29日から始まります。記念ヘッドマークの取り付けなども4月29日からですので今年の本番は4月29日からとなります。それまでは、例年と変わらないSLばんえつ物語での運転となります。
どうせ乗るなら4月29日以降の方が良かったのですが、あいづSATONO号との兼ね合いもあり、イベント開催前の方が空いているだろうと4月13日の乗車を選択しました。今年もグリーン車を予約できたので7号車のグリーン車に乗車します。
新津駅を発車したSLばんえつ物語号は、新津第一小学校の桜に見送られて快晴の新津を後にします。これから会津若松まで春のSLばんえつ物語号の旅が始まります。馬下駅を過ぎると、いつもとは反対側の座席なので早くも阿賀野川が見えてきます。暫く阿賀野川をチラチラ見て進むと咲花駅に到着します。
咲花駅は停車時間は僅かですが、駅名の通り桜の花が並びます。今日はちょうど見頃なっていて、ズラリと並ぶ見頃の桜の花を最後部の展望車から流れゆく車窓として楽しめました。また撮影の方々も凄かったです。今年の乗車は大当たりでした。咲花を出るとトンネル区間が続きます。山に沿ってぐるっと回り込み三川に到着します。三川を出ると反対側の車窓に阿賀野川が続きこちらは山裾の車窓が続きます。ようやく視界が開けると津川駅に到着します。
SLばんえつ物語(新津10:01-会津若松13:36)
グリーン車車内
新津第一小学校の桜も見頃
阿賀野川に沿って津川へ
咲花の桜も見頃
津川を出たSLばんえつ物語号は、阿賀野川に沿って進み長いトンネルを抜けて日出谷に到着します。昔は、日出谷駅の「とりめし」の争奪戦がSLばんえつ物語号の名物の一つでしたが、いまや「とりめし」の販売も無くなりただ短時間停車するだけの駅になりました。そんな「とりめし」ですが、先ほど触れましたが津川駅で販売が昨年秋から開始されました。とは言え、日出谷の「朝陽館」が調製するのではなく地元の業者が朝陽館の「とりめし」に近いイメージで販売しているとのこと。今回は、昔の「とりめし」を懐かしみつつ日出谷駅から昼食に津川で購入した「とりめし」を食すことにしました。私個人の感想ではあの甘い炒り卵と鶏そぼろではなかったのが残念でした。「とりめし」のそぼろご飯の部分が「朝陽館」時代にそっくりで昔を思い出し昔の味をと期待しすぎたのかもしれません。時代が変われば形も変わっていくので、この懐かしさある新しい「とりめし」がSLばんえつ物語号と共に末永く愛されることを期待しています。
車内の方は、日出谷を出ると「じゃんけん大会」が行われました。2019年以来久しぶりの開催です。こうしてSLばんえつ物語号の旅も正常に戻りつつあり嬉しい限りです。今回のじゃんけんの相手は車掌さん。景品は缶バッチと言うことで、じゃんけん大会が始まります。他の普通車は空いているので満席のグリーン車が意外にも競争率が高そうです。じゃんけん大会は、2019年までは2回戦があり大いに盛り上がりましたが、今回は1回限りで終了し拍子抜けする暇も無く嵐のように終りました。なお、デザインは毎月変える予定とのこと。
じゃんけん大会が終ると列車は、反対側の車窓に阿賀野川を見ながら進み徳沢駅を過ぎて新潟県から福島県に入り列車に寄り添って流れる川も阿賀野川(新潟県)から阿賀川(福島県)に変わります。列車は山間部を進みようやくこちらが側の車窓に阿賀川が見えてくると暫く国道を挟んで併走した後、阿賀川と別れトンネルを抜けると野沢を経て山都に到着します。
津川で少々停車
津川の桜も見頃
山都駅を出たSLばんえつ物語号は、一ノ戸川に掛かる一ノ戸橋梁を渡ります。その後、山間部を進み視界が開けてくると磐梯山が見え始めます。列車は会津盆地に入り桜の花咲く濁川橋梁を通過すると喜多方に到着します。喜多方の停車時間は僅かですぐに発車します。喜多方を出ると田園地帯にくっきりと磐梯山が見えてきます。喜多方から会津若松までは夏頃に電化設備が撤去されると言うことで架線柱もどうなるか解りません。例年以上に展望室から架線柱も入れて車窓を記録しておきます。最後の停車駅となる塩川駅を発車すると、磐梯山と桜が入る場所がありました。会津若松の桜も見頃のようです。列車は会津盆地の田園地帯を進み、遠くに郡山へ向かう快速あいづライナー号を見ると郡山からの線路が近づき市街地へと入ります。そして終着駅となる会津若松に到着します。
昼食はとりめし
福島県に入り阿賀川に
山都で少々停車
一ノ戸橋梁を通過
会津若松の桜も見頃
会津若松に到着
・新型の電気式気動車は静か
普通(会津若松14:33-喜多方14:48)
会津若松から磐越西線を喜多方まで戻ります。次に乗るあいづSATONO号は喜多方駅始発です。
喜多方へ戻るには会津若松14時33分の新津行に乗るしか手段はありません。
新津行はGV-E400形で初めて乗車しました。早めに並んだのでボックスシートに座れましたが、座席の方は首都圏の車両とほぼ同じです。やはり新型の電気式気動車は走行音が静かです。磐梯山を見ながら15分ほど乗車すると喜多方に到着します。
会津若松に到着
喜多方へ戻ります
喜多方に到着
・あいづSATONO号はグリーン車で
喜多方からは、4月6日から運転を開始したあいづSATONO号に乗車します。車両は、以前運転されていたリゾートあすなろ号をリニューアルして1号車のボックス席はグリーン車として営業されます。この車両は南東北を季節ごとに広範囲で運用されます。まずは、会津地方(郡山-喜多方)での運転からスタートするので目新しいうちに早速乗ってきました。今回は、1号車のグリーン車に乗車します。やはり最初は色々話題のグリーン車に乗りたいと思いグリーン車を予約しました。
喜多方を定刻に発車した快速あいづSATONO号は、大きくカーブして喜多方市街地を抜け田付川を渡ります。列車は田園地帯を磐梯山を見ながら進み塩川駅に運転停車します。運転停車ですのでドアは開きません。ここで新津行のSLばんえつ物語号と交換します。定刻よりやや遅れてSLばんえつ物語が塩川駅を通過します。その後、あいづSATONO号は再び会津若松へ向けて進みます。郡山からの磐越西線が近づくと市街地に入り磐梯山も隠れがちになると会津若松に到着します。
あいづSATONO(喜多方15:32-郡山17:16)
1号車のグリーン車に乗車
会津若松駅員の方々に見送られ快速あいづSATONO号は汽笛を鳴らして会津若松駅を進行方向を変えて郡山へ向けて進みます。先ほどまで走行していた喜多方方面への線路と離れて田園地帯を進み広田駅を通過します。広田駅を過ぎると見頃になった桜の木を見ながら進み猪苗代駅に停車します。こちらは客扱いの駅となりますが乗ってくる人は居ませんでした。
猪苗代駅を出ると磐梯山も見納めです。列車は少し離れた猪苗代湖に沿うように進み長く休止されている臨時駅猪苗代湖畔を通過する際に私が乗る反対側の車窓には木々の間からほんの一瞬だけ猪苗代湖が見えたかと思います。
トンネル区間に入り猪苗代湖と分かれると上戸を過ぎて中山峠を越えます。車内では乗車記念ポストカードが配布されています。コロナ騒動前は、この手の列車では配布されることが多かったのですが、最近は経費削減か配布されることが珍しく思えます。列車は一部若葉の新緑が美しい山間部を抜けて磐梯熱海に到着します。磐梯熱海を出ると急速に視界が開け田園地帯を快調に進みます。遅れを取り戻すかのように結構速度を出して進みます。藤田川の美しい桜を見ると喜久田を通過して郡山富田を過ぎると東北新幹線と東北本線が近づいてきて終点の郡山駅に到着します。
塩川でSLばんえつ物語と交換
会津若松を発車
前面展望
磐梯山が見えます
藤田川(郡山)の桜も見頃
郡山に到着
・E5系/E6系どちらを選ぶ?
なすの280号(郡山17:37-大宮18:51)
郡山からは郡山始発の東北新幹線なすの280号に乗車します。E5系+E6系の17両編成でE6系側は普通車全車が自由席です。早く言えば「はやぶさ」「こまち」車両が「なすの」で運転されているので編成後部の車両は空いています。
西日射す郡山を定刻に発車した「なすの」は途中の那須塩原・宇都宮で「はやぶさ」の通過待ちをしますが、郡山停車の列車の待ちはないので遅いという印象はありません。編成後部のE6系は私が乗った車両も空いていて快適に大宮まで移動できました。
郡山を出発
西日を見て東京へ
大宮15番に到着
・旅の終わりは「あさま」
あさま625号(大宮19:05-長野20:24)
大宮からは北陸新幹線あさま625号に乗車します。先頭部の写真を撮影したいので10号車の指定席を確保しましたが、まぁ普段から「あさま」は空いているので・・・。と思っていましたが、今日は10号車のA席側で空いていたのは私が予約した席だけでした・・・。
大宮を出て上越新幹線を進み途中の高崎で多くの下車がありやはり高崎までかとも思いましたが、北陸新幹線に入り軽井沢から結構乗ってきて驚きました。
春休みも終わり空いているかと思いましたが、意外にも長野まで結構座席が埋まっていた状態でした。
あさま625号車内
夕食はチキン弁当
長野に到着
これにて1泊2日の遠征も無事に終了しました。今回は輸送障害もなく順調に旅程が進みました。毎年のことですが、SLばんえつ物語号の乗車が絡む時は観光等は無い乗り鉄中心の旅になりますが、今年は桜の開花と旅程が良い感じに重なり方々で車窓から見頃となった桜の花を見ることができました。
また、海里号の桑川駅で日本海の夕日を見ることができるなど観光に匹敵する体験ができたのかもしれません。
次回の宿泊を伴う遠征は夏を予定しています。
使用乗車券
週末パス(使用前)
今回の旅は「週末パス」を使用しました。これがないと経済的に今回の旅は難しかったです。今回は、酒田まで乗りましたので結構使ったと思います。陸羽西線の代行バスも週末パスを提示すれば「快速便」「普通便」どちらにも乗車できました。
乗車券部分はお得に使えても、特急券とグリーン券・指定席券は通常価格ですので、長野からの旅行開始だとそれなりの出費になります。首都圏発着なら長野-大宮の往復分が不要になるのでトータルでもお得かと思います。
かがやき540号特急券
つばさ131号特急券
海里号指定券
新潟-長岡 新幹線自由席特急券
SLばんえつ物語号グリーン券
あいづSATONO号グリーン券
郡山-大宮 新幹線自由席特急券
あさま625号特急券