北陸新幹線敦賀延伸 東京発敦賀行1番列車で行く  
北陸新幹線で行く港町敦賀の旅

2024年 3月16日(土)_ 

旅の概要

 北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸した初日に始発は東京ですが長野から敦賀まで直通で運転される一番列車かがやき501号に乗車して港町敦賀へ保存されているキハ28形気動車を見に行ってきました。その他にも敦賀は見所があります。今までは、通過するだけで降りる機会が無かった敦賀の街を散策して、帰路は敦賀から名古屋経由で長野へ戻る一周ルートで旅してきました。


今回の旅の主な行程




長野駅から敦賀行1番列車の北陸新幹線

 いよいよ北陸新幹線が福井県へ延びる日がやってきました。今日は、地元長野駅から福井県敦賀まで直通する1番列車「かがやき501号」に乗車します。7時38分に長野を出た北陸新幹線かがやき501号は快晴の長野を後に敦賀へ向けて進みます。かがやき501号は快調に飯山・上越妙高と通過して糸魚川駅を通過して姫川を通過する頃に花火が上がるとのこと。これもA席側しか見えないと言うことで、E席側は損した気分だと思っていると富山を過ぎて金沢に到着。
 金沢を発車した北陸新幹線かがやき501号は新規開業区間に入ります。車内放送でも本日から敦賀まで延伸開業した旨の放送が流れました。手取川を渡り市街地が見えてくると小松駅に到着します。ホームからチラリと大型重機が見えました。小松駅を出ると市街地を抜けて木場潟が見えてきます。ようやくE席に座って良かったと思える場面です。在来線(IRいしかわ鉄道)とは離れているので新しい車窓です。かがやき501号は田園地帯を進み動橋川を渡ると加賀温泉駅を通過します。長いトンネルを抜けて芦原温泉駅を通過。田園地帯を抜けて九頭竜川を渡ります。新幹線左右に道路が走る併用橋ですが、よく解ったような解らなかったような・・・。この場所は外から見た方が解りやすいですね。九頭竜川を渡ると突如として市街地が広がり福井に到着します。
 福井を出ると敦賀まではあと一息です。田園地帯を進むので景色が良いのですが、防音壁や防風壁が多くあり写真に車窓を収めるのは難しかも解りません。トンネル2ヶ所を通過して田園地帯を進むと徐々に速度を落として減速します。北陸自動車道武生ICが見えてくると新設された「越前たけふ」駅に到着します。越前たけふ駅を発車すると田園地帯を進み新北陸トンネルに入ります。長い新北陸トンネルを抜けると北陸新幹線かがやき501号は港町敦賀に到着します。
 さて、敦賀駅の西口は自動改札が少なく大混雑。入場する人も出場する人もどちらも並んで立ち往生して身動きが取れない状態。多分、北陸新幹線が開業した今日だけの事かと思いますがあまりの混雑に驚きました。10分くらい掛かってようやくバス乗り場にたどり着いたときには予定していたバスは行った後・・・。仕方ないので次のバスまで賑やかな敦賀駅前で物思いにふけながら「かがやき501号」の旅も終りました。ここからは乗り鉄から観光にチェンジです。

長野駅発敦賀行1番列車に乗車
 

かがやき501号(長野7:38-敦賀9:34)
 

北陸新幹線敦賀延伸初日
 

敦賀に到着
 

9時34分に敦賀に到着

敦賀駅新幹線側駅舎

港町敦賀市内を観光

・日本三大木造大鳥居の氣比神宮へ 
 敦賀駅は大混雑していて乗り換えの通路から改札の外に出るまで10分ぐらいかかりました。予定していたバスは当然発車後で次のバスまで待ちます。今回の観光はある程度の混雑を想定して組んだので余裕時間を多く取ってあるので次の訪問地で挽回できる予定です。
 敦賀駅からバスで氣比神宮へ向かいます。周遊バスでは無く路線バスですので車内は空いていて座れました。今日は駅前が歩行者天国で迂回して進むと言うことで普段とは違うルートで進みます。少し道路が渋滞しましたが10分ほどで氣比神宮近くのバス停に到着しました。
 まずは、氣比神宮を参拝します。道路を渡った反対側に鳥居が見えます。氣比神宮は北陸道の総鎮守で越前国一之宮です。道路から見える大きな鳥居が重要文化財で日本三大木造大鳥居の一つにもなっています。人出は思ったほど多くなく参拝後は御朱印を貰います。その際に「北陸新幹線敦賀延伸」の記念しおりも頂けました。
 氣比神宮参拝後は、次のバスまで時間があるので徒歩で敦賀港方面へ進みます。15分も歩けば海側へ出て「きらめきみなと館」の前を通り敦賀港を見ながら敦賀鉄道資料館に到着します。
 敦賀鉄道資料館は、向かって左側にとがった屋根があるのが特徴で元々は「欧亜国際連絡列車」の日本側の玄関口となっていた敦賀港駅の駅舎を復元して資料館として利用されています。展示内容は、鉄道模型やパネルでの敦賀の鉄道歴史が紹介され実物の信号機なども置かれています。撮影はできないので外観のみの撮影で終りましたが、本日は北陸新幹線敦賀延伸開業を記念して無料で開放されていました。

福井鉄道バス(敦賀駅から氣比神宮まで)
 

氣比神宮鳥居
   

氣比神宮
 

きらめきみなと館
 

敦賀港

敦賀鉄道資料館
  
・歴史を刻んだ敦賀赤レンガ
 敦賀鉄道資料館から少し歩くと「敦賀赤レンガ」に到着します。今日の目的地は、まさに敦賀赤レンガの裏にあるのですがもう少し我慢して最初に敦賀赤レンガの見学をします。この敦賀赤レンガは、外国人により設計され当時は石油の備蓄倉庫として使用されていたようです。その後、戦時中は軍の備蓄庫、戦後は昆布の貯蔵庫として使用されてきました。現在は、国の登録有形文化財に登録され、鉄道ジオラマが中心の「ジオラマ館」と「レストラン館」として利用されています。
 本日は、ジオラマ館で敦賀の街を再現したレイアウトを走行する鉄道模型を見て過ごしました。このジオラマは、動画撮影はできませんが写真だけなら普通に撮影できます。鉄道模型が走るレイアウトの背後にある空の部分には、鉄道模型運転ショーの間に敦賀の歴史や観光地の映像が流れます。

敦賀赤レンガ
 

タイムリーな新幹線の玩具
 

ジオラマ(写真のみ撮影可)

敦賀機関区部分

・いよいよ目的のキハ28 3019と対面
 敦賀赤レンガを見学した後は、今回の旅の目的地であるキハ28形気動車の展示エリアへ。厳密に言うと敦賀赤レンガの敷地内ですので徒歩1分で到着します。
 ここに展示されているキハ28 3019は運転がパノラミックウィンドウとなっていて更にスカート付きという貴重な車両です。多分、キハ58系列でパノラミックウィンドウにスカート装備で保存されている車両はここだけかと思います。種別表示は「急行」で急行わかさ号のヘッドマークが付いていて文句ありません。
 本日は、北陸新幹線敦賀延伸を記念して乗車会が開かれていて無料で車内に入れました。さすがにJR西日本時代にシートのモケットや肘掛けは変わりましたが、昔ながらの国鉄車伝統のボックス席は良いですね。今日は座席に座ることもできましたのでボックスシートに座り懐かしい一時を過ごしました。
 これで今回の旅の目的も達成されました。赤レンガの横に佇み余生を送るキハ28形も絵になります。また違う季節に再度訪れたいと思います。

目的地のキハ28形保存車
 

急行わかさ号のマーク付
 

キハ28 3019
 

妻面部
 

本日は車内に入れます

キハ28 3019車内
   
 
・歴史を見続ける敦賀港
 敦賀赤レンガから少し歩くと西洋風の建物「敦賀ムゼウム」があります。今日は、北陸新幹線敦賀延伸を記念して無料で開放されています。おまけにクリアファイルなども貰えました。敦賀は昭和初期までヨーロッパ交通の要所として重要な役割を担っていて、ポーランド孤児やユダヤ難民が上陸した港です。敦賀ムゼウムは、そうした史実を中心に紹介して平和の尊さを発信しています。
 最後に金ケ崎緑地から敦賀港を一望して一時を過ごします。普段海とは無縁の生活ですので、海が見えるとテンションも上がりしばらく潮風に吹かれます。今日は、春本番の暖かさで気持ちの良い一時でした。

敦賀ムゼウム
  

金ケ崎緑地から見る敦賀港
 
 
・駅前でブルーインパルスを見る
 敦賀港周辺の観光も終えてバスで敦賀駅へ戻ろうと思いましたが・・・。バスが来ない。15分経ってもこない。今日は渋滞で遅れているのだと思いますが、この後に乗車する列車のことを考えると心配になります。敦賀港から敦賀駅まで徒歩30分ですので、安全策を考えて徒歩で敦賀駅へ向かう事にしました。地図アプリの通り徒歩30分ちょうどで歩行者天国で大混雑する敦賀駅前に着きました。この間、私が見ていた限りではバスに追い越されることはありませんでしたが、道路は渋滞して混んでいるようでした。
 敦賀駅までは、出店やステージライブが行われていて大賑わいでした。交差点付近では自衛隊車両も展示されていて大勢の人が撮影しています。
 そうこうしていると、道路に大勢の人が集まってきました。ヘリコプターが通過して少しするとブルーインパルスの展示飛行がありました。北陸新幹線敦賀延伸を記念して芦原温泉から敦賀駅まで飛行するようで、それを見る人で歩行者天国の道路も大混雑しました。福井駅上空では演目飛行もあったそうですが、敦賀駅上空でもスモークがありましたので十分楽しめました。ブルーインパルスの展示飛行は初めて見ましたが、綺麗にブルーインパルスが揃っていて見事ですね。良いものが見られました。
 

自衛隊車両展示(16式機動戦闘車)
 

自衛隊車両展示(軽装甲機動車)
 

ブルーインパルス展示飛行(行き)

ブルーインパルス展示飛行(帰り)


特急しらさぎ8号で名古屋へ


敦賀駅舎
 

新設された在来線特急ホームへ
 
 敦賀市の観光を終えて長野へ帰ります。帰路は名古屋経由を選択して一周する形にします。敦賀駅の新設された特急ホームから特急しらさぎ8号に乗車します。681系6両編成で名古屋まで運転されます。今日から特急しらさぎ号も全車指定席で運転となります。今日は先頭部の撮影もしたかったので6号車を選択します。 
 

特急しらさぎ8号(敦賀13:10-名古屋14:48)
 

新設された特急ホーム
 
 小浜線が遅延した関係で3分ほど遅れて遅れて発車した特急しらさぎ8号は、窓側が8割埋まる乗車率でした。時間帯からしてこんな感じなのではないでしょうか。列車は敦賀を出て北陸新幹線の回送線を見て敦賀の車両基地の脇を進みます。しばらくすると上下線で分かれて京都・米原方面の列車は福井方面の下り線を跨いでトンネルに突入して鳩原ループ線を進みます。トンネル内で列車がすっとカーブしている感覚がある以外はトンネル通過中の出来事なのでループ線を走行している感覚はありません。新疋田駅を通過する際には元の複線に戻っています。長いトンネルを抜けると近江塩津駅を通過して湖西線と分かれて北陸本線を米原へ向けて進みます。トンネルを抜けると反対側の車窓には余呉湖が見えてきます。しばらく進むと木ノ本駅を通過します。SL北びわこ号が運転されていた当時はよく降り立った駅です。通過ながら久々に見た駅は変わりないようで懐かしさあふれる瞬間でした。列車は田園地帯を進み高月駅を過ぎて長浜駅を過ぎると車窓の反対側に琵琶湖が見えてきます。今日の席取りはハズレでした。事前調査が足りませんでした。列車は再び田園地帯を進み米原に到着します。
 
 米原では、多くの人が下車して車内も空いてきます。米原では進行方向が変わるので座席の転換が行われます。一部では座席の回転をしない人も居ますが・・・。無事に座席転換を終えると特急しらさぎ8号はJR東海区間に入り乗務員も交代します。醒ヶ井駅を通過すると山間部に入ってきます。関ヶ原駅を過ぎて新垂井線と分かれて進みます。山間部を過ぎて田園地帯を進み市街地に入り垂井駅を通過して新垂井線と美濃赤坂支線が近づくと大垣に到着します。
 大垣からは東海道本線を特急らしいスピードで走行します。揖斐川と長良川を渡ると岐阜に到着します。岐阜を出ると高山本線と分かれて東海道本線を進みます。木曽川を渡り名鉄本線と時折併走しながら尾張一宮へ。最近は、尾張一宮に停車する特急も増えたのですね。尾張一宮を出て稲沢を通過すると東海道新幹線と併走します。庄内川を渡ると市街地に入り名古屋に到着します。
 敦賀から名古屋まで特急しらさぎ号だと1時間38分と新幹線を利用しなくても意外と短い所要時間で驚きました。
 

特急しらさぎ8号車内

名古屋に到着
    
 
まさかの名古屋で足止め

 名古屋駅到着後は、すぐにエスカへ向かい「寿がきや」の白ラーメンを食べます。昔は、長野市内(当時のジャスコ)にも店舗があり幼少期から変わらぬ味に懐かしさを覚えます。スープまで飲み干して大満足で名古屋駅まで戻ると・・・。
 中央本線は沿線火災のため運転見合わせ中との表示が。すでに特急しなの17号と特急しなの19号の運休が決まっているとのこと。私は特急しなの19号の特急券を持っていたのですが、後続の特急しなの21号に変更して欲しいとのことで窓口へ。幸いまだ特急しなの21号の窓側も空きがあり何とか変更できました。一応、「乗変」は入るが今後の運転状況では再度変更可能と言うことでその旨も証明してもらい窓口を後にします。
 
 時刻は15時40分でちょっと何処に行くにも中途半端な時間で困りましたが、地下鉄を乗り継ぎ大須観音へ。2019年秋以来の参拝となりましたが特に変わった点もありませんでした。画像は空いているタイミングを待って撮影しましたが、参拝の人でこの時間帯でも賑わっていました。参拝後は、大須仁王門通りを散策して少し早めに名古屋駅に戻ります。
 

遅い昼食は寿がきや白ラーメン
 

大須観音へ参拝
 

仁王門通りを散策

移動は名古屋市営地下鉄
 
疲れ果てた長野への帰路の思い出

 中央本線の沿線火災で思わぬ足止めとなりましたが、名古屋17時40分発の特急しなの21号は運転できる予定という案内でしたので名古屋駅10番線には乗客が集まり始めていました。皆一応に17時40分の動くようで良かったと言う話をしていましたが・・・。
 特急しなの21号は運転の目処が立たず名古屋からの特急しなの号は早くて19時30分頃から20時頃の発車となる宣告が・・・。今から17時20分の高蔵寺行普通列車で新守山まで向かえば、新守山駅で特急しなの15号(名古屋14時発)が止まっているので乗り換えて長野方面へ向かって欲しい旨が・・・。待てよ、今日の特急しなの15号って6両編成。新守山から立って長野へ行くのはきついよなと考えつつも名古屋にいても困るのでとりあえず新守山へ向かう事に。席が無ければ往復乗車券を買って名古屋に戻れば良いし。多治見-名古屋は通常運転なのですぐ戻れるし。
 と言うことで発車時刻が近い高蔵寺行きに乗車。思わぬ形で315系電車の初乗車となりました。ロングシートの315系も悪くは無い乗り心地でした。315系電車に揺られて千種・大曽根を経て矢田川を渡ると新守山に到着します。
 

名古屋から長野へ
 

普通(名古屋17:20-新守山17:36)
 
 待避線の1番線には本当に特急しなの15号が停車しています。ただドアは開いてません。車内は途中で旅行を中止して降りたのか空席がかなりありました。新守山で降りた客がドア前に集まった頃合いを見てドアが開きました。一応、自由席に乗りましたが余裕で窓側に座れました。本当は、特急しなの17号・19号・21号の指定席特急券を持っていれば空いている指定席に変更扱いで乗れるようですが、この先で正規の指定席特急券を持った客が来れば席を譲らないとならないので自由席を選択。座席を確保後はこの貴重なシーンを撮影しておきます。多分、名古屋で新幹線からの乗り換え客を誘導するため、名古屋17時42分あたりの普通列車まで接続待ちする可能性が高いので焦らず撮影。
 

新守山で運転見合わせ中の特急しなの15号へ
 

特急しなの15号(新守山18:06-長野21:24)
 
 新守山駅で名古屋17時42分発の普通列車を待ち、さらに名古屋17時48発の快速が通過するのを待ちます。通常運転している普通列車・快速列車の時刻は絶対に変えないようで、快速列車が通過後の18時6分に新守山駅を出ました。
 新守山駅を4時間遅れて発車した特急しなの15号は、夕闇迫る中央本線をノロノロと進みます。車窓も、もう暗くなり何処を走っているか解りませんので沿線火災があった場所も不明です。
 多治見を過ぎて先行の普通列車に続いて運転しているのでノロノロ運転で進みます。多治見でも何名かは座れたので自由席は満席では無く相席を嫌う人がデッキに立っているようです。恵那を通過しても先行列車が特急しなの号の待避を行うこと無く中津川に到着。中津川からは木曽路を進みます。もう車窓を楽しむこともできません。列車は淡々と進み南木曽駅に臨時停車します。南木曽では何名か降車しました。南木曽を出ても大して速度を上げること無く列車は進み木曽福島へ。木曽福島では10人ぐらい降りました。ただ、2席並びで空くことは無く相席を嫌う人はデッキに立ったままです。列車は夜の木曽路を進み塩尻に到着します。塩尻では大勢の人が降車したので立つ人はいなくなりました。
 塩尻からはJR東日本には入ります。乗務員も交代して車内放送でこれより長野までは長野統括センター所属の・・・と自己紹介の放送が流れます。長野総合運輸区も過去の話で今や統括センターに吸収されたようです。車内放送で長野統括センターとか聞くと新鮮です。
 今までの運転が嘘のように塩尻からは特急らしい速度で進み松本に到着。松本では大半の客が降りてしまったので車内は嘘のように閑散となりました。松本から乗る人も数名で車内の混雑も一気に解消して松本を発車。途中の明科に停車します。この時間帯は確か西条から松本方面の普通列車があるが運転整理は・・・。と思ったら明科を出ました。どうやら西条で松本方面の普通列車を待たすようです。白坂トンネルを3本抜けると西条を通過。211系普通列車が待っていました。これだけ遅れているので鹿との接触は勘弁して欲しいと祈るような気持ちで聖高原を通過。冠着を過ぎてトンネルを通過すると美しい善光寺平の夜景が見えてきました。姨捨を過ぎると列車山を下りて稲荷山を過ぎて篠ノ井に停車ここまで来れば一安心です。篠ノ井を出ると信越本線を進み犀川を渡ると終点長野に21:24に到着しました。
 

自由席窓側に座れました

ようやく長野に到着
 
 長野駅は2番線に到着しましたが、ホームには結構人が待っています。なんと、この列車の折り返しが特急しなの号名古屋行きとなるようです。時刻は21:30でこれから名古屋へ向かう人々が待っています。
 長野に到着すると自動改札は全て止めてテーブルを出して特急券に払い戻し証明をしていました。私は名古屋で案内された通りに窓口で特急しなの19号から特急しなの21号の特急券に変更してましたので、特急しなの21号の時刻を基準にすると2時間遅れにはなりませんでしたが、券面に特急しなの19号運休による変更と証明されていたので事前に通達でもあったのか非常にスムーズに券面に遅延証明をしてもらい団体用通路を通って今回の旅も終りました。
 北陸新幹線敦賀延伸開業日に特急しなの号の遅延と忘れられない思い出深い旅になりました。
  
  
使用乗車券

 乗車券は、長野から北陸新幹線経由で敦賀へ向かい途中下車して名古屋経由で長野へ戻る一筆書きの乗車券にしました。北陸新幹線は片道しか乗車できませんでしたが、こちらの方が広範囲に移動できて面白かったです。
 北陸新幹線かがやき501号については、大混雑で有人の乗換改札が開放でしたので駅員が自動改札の入鋏の穴を確認してそのまま通過できました。特急しらさぎ号については、この日から全車指定席になりましたので6号車を選択して購入しました。
 最後に特急しなの号については当初は名古屋16時発の特急しなの19号に乗車予定でしたが、沿線火災で運休となり名古屋駅の案内通りに窓口で後続の特急しなの21号の特急券に変更しました。「乗変」が入りましたが、証明があれば今後の運転状況で何回でも変更できるとの案内でした。結局は、特急しなの21号も発車の目処が立たず普通列車で移動して新守山から特急しなの15号の自由席を利用しましたが、特急券の証明に基づき特急しなの19号に乗車した場合の遅延時分が適用され払い戻し対象になりました。
 

かがやき501号新幹線特急券
 

しらさぎ8号特急券
 

しなの21号特急券(しなの19号から変更)
 

本日の乗車券(使用前)
 


敦賀市からの記念品と御朱印


敦賀駅前でもらった記念品
 
 記念品としては、敦賀駅改札外で特製クリアファイル入り観光パンフレットと「酒まんじゅう」が配布されました。このクリアファイルは欲しいと思っていたので嬉しかったです。
 このほかに氣比神宮で御朱印を頂いたところ特製の「しおり」も貰いました。こちらも「北陸新幹線敦賀開業」の文字が入っていて記念になりました。
 また、北陸新幹線敦賀開業を記念して行われたキハ28乗車会では特製ポストカードを貰えました。続いて訪れた敦賀ムゼウムでも記念クリアファイルなど貰えました。
 
 

記念酒まんじゅう
 

敦賀ムゼウム
 

キハ28記念ポストカード
 

記念ポストカード裏
  
 
氣比神宮御朱印
 

大須観音御朱印
  
  
氣比神宮で貰った記念しおり
 
敦賀赤レンガ入場券