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2:ガタゴト日誌(乗車記) |
作成日:2012年 3月26日(日) |
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さようなら屋代線・2000系D編成 |
さよなら2000系引退記念特別ツアー
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2012年 3月26日(日)乗車
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屋代駅撮影会にて
3月31日を以て引退する2000系D編成を使用して、長野電鉄線内を全線走破する「さよなら2000系D編成引退記念特別ツアー」がありましたので参加してきました。
2000系D編成に揺られて長野から湯田中へ。湯田中から屋代へ。屋代から須坂への行程でしたが、途中では撮影会もあり1日ゆっくりと2000系D編成の旅を楽しめました。 |
■長野から湯田中へ(信州中野〜湯田中:最後の運転)
長野駅で受付を済ませて、しばらく改札前に並びます。回送列車は、8:50に長野駅に到着するとのことで列車が到着後に専用の改札(非常用扉側)の改札だけ開けられて、そこから参加証を見せて順に乗車します。今回は、座席定員制の自由席ですので早く行かないと良い場所が確保できません。車端部ながらボックス席が確保できたので知人の方々と4人で乗車します。発車まで残り数分。何とか連写で一枚だけ撮れました。
長野を発車した団体列車は、権堂で運転停車を行い善光寺下を通過すると地下から地上に出ます。地上に出る場所から撮影に来られた方が大勢います。列車は、複線区間を快調に進み朝陽に停車します。朝陽で交換のため運転停車を行い単線区間に入ります。附属中学前の手前も大勢の方が出迎えていました。列車は、柳原を通過して千曲川を跨ぐ村山橋を通過します。こちらも撮影の方が大勢集まっています。千曲川を越えると長野市から須坂市に入り村山・日野と通過して須坂駅2番線に到着します。須坂では、列車交換と特急退避のため13分停車します。
須坂を出ると林檎畑の中を走り北須坂を通過して松川を渡ります。列車は、須坂市から小布施町に入ります。小布施駅で列車交換のため4分ほど停車して北上します。都住みを通過してしばらくすると列車は小布施町から中野市に入ります。延徳たんぼを走り抜け信州中野駅に到着します。信州中野駅では17分ほど停車します。後続の普通列車が追い着き数分で信州中野を発車します。
信州中野からは、湯田中へ向けて勾配を進みます。車内放送で「信州中野から湯田中の運転は今日が最後」との案内が流れました。このツアー列車が最後の湯田中入線になりそうです。
信濃竹原で特急スノーモンキー号と交換して夜間瀬川を渡ると、大勢の撮影者の方々が見えました。列車は中野市から山ノ内町に入ります。高社山も何とか見えます。右に左にカーブして列車は湯田中駅に到着しました。湯田中での折り返しは12分となりますので、トイレと撮影ですぐに終わりました。 |
長野駅発車案内は「貸切」
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長野駅に停車中の2000系D編成
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権堂駅で少々停車
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地下から地上へ
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地上に出ました
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信越本線を跨ぎ長野新幹線を潜ります
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朝陽で行き違いのため停車
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千曲川を渡り須坂市へ
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須坂駅で少々停車
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松川を渡り小布施町へ
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信州中野で少々停車
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信州中野停車中
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最後の湯田中入線
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信濃竹原で特急スノーモンキー号と交換
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夜間瀬川を渡り山ノ内へ |
湯田中駅に到着 |
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■湯田中から屋代へ
湯田中駅を定刻に発車した2000系D編成は、もう戻ることのない山ノ内町界隈の風景を見ながらゆっくりと進みます。夜間瀬側橋梁では、大勢のファンの方が撮影していました。信濃竹原で列車交換を行い信州中野に到着しました。これで2000系D編成での湯田中〜信州中野間の最後の走行が終了しました。
信州中野で数分間運転停車して列車は須坂へ向かいます。途中の桜沢で交換のため2分、小布施駅で列車交換と撮影用に41分停車します。小布施では、特急ゆけむり号との並びを撮影することが出来ました。小布施を出ると松川を渡り再び須坂市に戻ってきます。
須坂駅には4番線に到着して、そのまま屋代線に入ります。須坂での停車時間は8分です。4番線に停車している2000系D編成は貴重です。須坂を発車すると、4番線から出たのでそのまま屋代線に入ります。2000系から見る屋代線の景色は新鮮でした。百々川・鮎川を渡り郊外に入り林檎や葡萄の畑が多くなってきます。井上駅を通過して少しカーブすると長い直線が続きます。列車は、須坂市から長野市に入り快調に進みます。本日は、天候が良いので撮影地も混み合っています。
列車は、綿内・信濃川田と運転停車をして進みます。
松代では、昼食弁当の配布と列車交換のため23分停車となります。昼食を食べたり思い思いの場所でで撮影したりと、比較的のんびりした時間を過ごせました。松代からは、ゆっくりペースで進み終点のy城に到着しました。2000系電車で湯田中→屋代まで、夢みたいな区間を乗車出来ました。
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湯田中駅折り返し停車中
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最後の湯田中駅停車
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2000系車窓から見る高社山も最後・・・
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夜間瀬川を渡り中野市へ
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小布施駅で少々停車
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特急ゆけむり号と交換
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小布施駅停車中
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松川を渡り須坂市へ
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須坂駅に停車中
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須坂駅から屋代線へ
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屋代線へ入ります
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百々川を渡り郊外へ
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自宅近くを流れる鮎川を渡ります
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井上駅通過
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早春の屋代線を屋代へ
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松代駅で少々停車
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松代駅停車中
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上信越自動車道を潜ります
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長野新幹線を潜ります |
屋代に到着(2000系車内) |
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■屋代駅撮影会(169系・2000系最後の撮影会)
屋代駅では、169系と2000系D編成を並べて撮影会が行われました。あまり長時間の開催ではないので、ヘッドマークも厳選された種類を随時交換しました。途中で天気が良くなり、架線柱の影が入ってしまいましたが、大半の時間は曇り空でしたので満足いく撮影が出来ました。
やはり、2000系D編成の惜別マーク2種類が印象的でした。 |
急行志賀号・感謝マーク
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感謝マーク
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急行志賀号・特急奥志賀号マーク
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特急奥志賀号マーク
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急行信州号・特急のざわ号マーク
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特急のざわ号マーク
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がんばろう日本・さようならD編成
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さようならD編成マーク
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本日も3600系L2編成でした |
一旦工場敷地内に入り入換え |
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■屋代から須坂へ
屋代での撮影会を終えて再び2000系で須坂へ戻ります。今回のツアーで最後の乗車となります。屋代でツアー参加を終えた方も結構いたようで車内は若干空いた感じです。
屋代を出ると須坂までドアは開きません。早春の屋代線を淡々と進み松代で運転停車。ここで昼食配布に使用された箱などが降ろされました。続いて列車交換のため信濃川田で運転停車を行います。交換の屋代行が多客で遅れて到着。3600系L2編成使用にも関わらず先頭と2両目はすごい混雑でした。信濃川田を出ると若穂・綿内と通過して須坂市に入ります。井上駅を通過して鮎川・百々川と渡ると須坂市街に入り今回の2000系D編成の乗車ツアーも終盤となります。
本当に名残惜しいのですが、須坂駅4番線に到着して今回のツアーは終了しました。最後に2000系D編成が車庫に入区するところまで見届けて帰宅しました。
1日中、とことん2000系D編成の旅を楽しめました。 |
屋代駅停車中
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ホーム端に止まるのでこれが限界・・・
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沢山川を渡ります
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屋代線を須坂へ
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百々川を渡ると須坂市内です
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須坂駅に到着
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入換をします |
全線走破を終えて車庫へ・・・ |
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■参加記念品
今回は、ツアーでの参加でしたので乗車前の代金支払い時に乗車証を含む全てのグッズがもらえました。乗車証は、参加証も兼ねていて首から下げられるようにカードケースも付いてきました。(これがないと、乗車も撮影会への参加も、弁当の受け取りもできません。)
記念グッズは、2000系D編成がデザインされたタンブラーと運転士時刻表(レプリカ)でした。
昼食弁当の方は、「薬膳漢方のお弁当」でした。ちゃんと、2000系D編成の特製帯が付いていました。 |
昼食の薬膳弁当
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2000系タンブラー
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乗車証明書兼参加証
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運転士時刻表(グッズ・表) |
運転士時刻表(グッズ・裏) |
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