3.長野新幹線開業以降

  長野行新幹線(当時)が開業して、189系長野車も「あさま」運用がなくなりましたが、引き続き快速「信越リレー妙高号」(現在の「妙高」)で、「あさま」色が引き続き使用されることになりました。     
  主にデラックス編成を中心に、特急「あずさ」に転用され、特急あずさ号は9両編成→11両編成に輸送力が上がりました。
  上りの急行アルプス号は、車両送り込みも兼ねて、長野始発で11両編成でした。
 なかなか良い時間帯に運転していたのですが、こちらも廃止となってしまいました。
  1997年秋〜1998年夏にかけては、諸般の都合で189系「あさま」色一般車のみで11両編成が結成され、特急あずさ号の一部列車で活躍した時期もありました。
  関東圏では、1998年3月に臨時特急草津・嬬恋号に189系「あさま色」9両が使用され、久々に上野駅に姿を現しました。
  1998年夏には、臨時快速かもめビーチ号にも189系6連が使用されました。
 189系が「かもめビーチ」に使用されたのは、これが最初で最後のシーズンでした。
  中央東線経由になった「シュプール信越号」にも「あずさ」色の189系9両編成が使用され、久しぶりに妙高高原まで顔を出しました。
  1999年春から、松本と横浜(後に鎌倉)を結ぶ特急はまかいじ2号・3号に189系N101編成が使用されました。
 横浜線・根岸線を通過する関係でATCを装備したクハ183−1500番台に先頭車は交換されました。
 結局利用が良くなく、後年に廃止となってしまいました。
  一時的に、特急みのり号の1往復にも189系が使用され新潟駅まで顔を出しました。
 189系あさま色としては、特急あさま号以来、久しぶりの定期特急運用でしたが、こちらも現在は廃止になっています。
 2000年を記念して、2000年1月1日には、時間を変更して長野0:05発の急行アルプス2000年号として運転されました。
 一部車両を、「あずさ」用の189系に貸し出し4連となった189系N102編成(当時)を使用した「21世紀諏訪大社初詣」です。
 この編成は、この後あまり使用されることなく廃車となりました。
 2001年には、21世紀を記念して時刻を変更して、2001年1月1日0:00長野発の急行アルプス21世紀号として運転しました。
 これが、189系上り急行アルプス号の最後の晴れ姿でした。
 2000年から2002年にかけて、懐かしい「あさま」のヘッドマークを掲げてリバイバル運転が行われました。
 上野〜横川・軽井沢〜長野・直江津と、廃止された横川〜軽井沢を除いた全区間で運転されました。
 特急あずさ号にも後継のE257系が登場してくると、189系にも余剰が出て、再び国鉄色に塗装されて、関東へ転出される車両も出てきました。
 転出までの間は、通常通り使用され、国鉄色の189系11両編成の「あずさ」も見られました
 E257系の増備が本格化すると、183系・189系は続々と運用を離脱し、関東方面への転属の準備が始まりました。
 画像のように、転属先に応じて塗装が異なる場合もあり、混色で試運転されることもしばしばありました。
 転属のための準備等が終わった編成も、転属先の順位が整うまでは、派動用として時折、団体臨時列車に使用される時期が続きました。
 北長野駅の構内で、関東への転出までを過ごす、183系と189系の脇を189系信越リレー妙高号が到着しました。

 国鉄色・あずさ色・あさま色の3色の並びを見ることが出来ました。


 そして、「あさま」から「あずさ」と信州の特急列車として活躍した189系も、信州での役割を終えて、ほとんどが関東へ旅立ちました。
  
 
 関東へ旅立った189系も、輸送改善や新型車両への置き換えで、関東でも役目を終えいよいよ引退の車両も出てきました。
 関東地区の車両(直流車)は、長野総合車両センターで解体となっていますので、再び長野へ最後の旅として戻ってくる編成もあります。しかし、長野での活躍の場はありません。
 それでも、最後に一番長い期間を過ごし慣れしたんだ、長野総合車両センターの敷地内で最後を迎えられる車両は幸せかもしれません。
 国鉄色→「あさま」色→「あずさ」色→「彩野」色→東武直通色と、奇跡の転属が続いた189系OM201編成も、ついに長野へ廃車解体のため戻ってきました。 
  関東地区へ転属した183系・189系も、新たに185系等が波動用に使用されることになり、使命を終えて最後の里帰りに続々と長野へ戻ってきました。
 大宮車(元田町車)のH61編成・H81編成・H101編成・H102編成が、長野総合車両センターに回送されて使命を終えました。

 ※画像は、9/25のH101編成
 使命を終えて、もう解体しか道がないかと思われていた183系・189系ですが、幸運にも2編成が新天地の豊田車両センターへ旅立ちました。
 H102編成を6連化したM52編成とH101編成の中間車とH81編成の先頭車を組み合わせたM51編成の2編成が再び関東で新たな活躍を始めました。

 ※画像は、9/30のM51編成

         



   

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