4:183系N104編成 _    

  ※2015年3月廃車


団体臨時列車に使用される183系N104編成
   

 大宮総合車両センターに配置されていた、183系OM103編成が2013年7月30日に大宮総合車両センターから長野総合車両センターへ回送されました。翌日の7月31日の朝8時30分に長総を跨ぐ陸橋から見たところ、「N104」の札が掛けられていましたので、長野総合」車両センタ−への転属とN104編成が登場した事を確認できました。
 この183系N104編成は、他の編成(N101編成〜N103編成)と共通運用を組む事はなく波動用として臨時あずさ号・臨時かいじ号を中心に使用されています。通常は、長野総合車両センターでは無く、長野駅構内の電留線(南基地)に留置される日がほとんどです。
 そして、北陸新幹線延伸開業を目前に控えた2015年3月に廃車となりました。
 

諏訪湖花火臨の運用変更で普通列車に使用される183系N104編成(豊野-三才)

 

諏訪湖花火臨関係の運用変更で183系・189系国鉄色同士の交換が実現
(右:183系・189系N101編成 左:183系N104編成 2013.8.16 三才駅)
  
■備考 
 この編成は2013年に長野総合車両センターへ転属してきましたので、旧N102編成廃車による編成番号の繰上げなどはありません。
 
<直近の転属・編成移動>
・クハ182-102 N104(長野)←OM103(大宮)←S3(新前橋)←M8(松本)
・モハ182-1032+モハ183-1032 N104(長野)←OM103(大宮)←S3(新前橋)
←マリ9(幕張)←M4(松本)
・モハ182-1054+モハ183-1054 N104(長野)←OM103(大宮)←S3(新前橋)
←マリ9(幕張)←M8(松本)
・クハ183-1527 N104(長野)←OM103(大宮)←S3(新前橋)←マリ9(幕張)
 
<改造>
 クハ182-102←サハ481-103(1986年9月先頭車化改造)
 クハ183-1527←クハ183-1027(1982年5月ATC機器取り付け改造)
 
・アコモ改善
・クハ182-102
 (9連M8編成時に施工)
アコモ改造1990年3月(外板塗装のみ)
リフレッシュ改造1992年11月(座席改造<バケット化>)
・モハ182-1032+モハ183-1032
 (9連M4編成時に施工)
アコモ改造1988年12月(デラックス車両化)
リフレッシュ改造1993年2月(外板塗装のみ)
・モハ182-1054+モハ183-1054
 (9連M8編成時に施工)
アコモ改造1990年3月(デラックス車両化)
リフレッシュ改造1992年11月(外板塗装のみ)
・クハ183-1527
 (9連マリ12編成時に施工)
アコモ改造1990年12月(座席改造<バケット化>)

■編成表・検査標記(2015年<平成27年>1月1日現在)
 ←松本・上田  (長野駅基準)  直江津→

クハ182-102

 モハ182-1032 モハ183-1032  モハ182-1054 モハ183-1054

クハ183-1527

18-9
大宮総合車セ
18-9
大宮総合車セ
18-9
大宮総合車セ
22-12
大宮総合車セ
22-12
大宮総合車セ
18-9
大宮総合車セ
 
   ※     アコモ改善車(デラックス車)
  
      
■N104編成全車両
1号車
クハ182-102
1986年9月
長野工場改造
種車
サハ481-103
   
2号車
モハ182-1032
1976年1月
東急車輛製
1989年12月
デラックス化改造
(長野工場)
   
3号車
モハ183-1032
1976年1月
東急車輛製
1989年12月
デラックス化改造
(長野工場)
   
4号車
モハ182-1054
1978年10月
川崎重工製
1990年3月
デラックス化改造
(長野工場)
   
5号車
モハ183-1054
1978年10月
川崎重工製
1990年3月
デラックス化改造
(長野工場)
   
6号車
クハ183-1527
1978年6月
クハ183-1027
日本車両製

1982年5月
ATC取付改造

クハ183-1527に改番
(新津車両管理所)