ありがとう・さようなら信越本線(山線)
 快速ありがとう信越線号(長野−直江津) 乗車日:2015年 3月 1日(日) 

 北陸新幹線金沢延伸による、信越本線の経営分離を前に、快速ありがとう信越線号が189系N102編成を使用して運転されました。
 長野駅発車時点で、殆どの座席が埋まる盛況ぶりでした。長野を出た列車は、懐かしい「信濃の国」のメロディーが流れました。長野総合車両センターの脇を通過して、北長野駅で列車交換のため停車。交換の344Mは、115系C1編成(山スカ)に車両変更されていて、貴重な交換シーンを見ることができました。
 北長野出ると、撮影には生憎の天気ですが撮影する人も増え始め、有名ポイントでは結構な人数になっていました。豊野を出ると、飯山線と分かれて鳥居川に沿って北上します。黒姫駅では、撮影のために少々停車します。
 この日のために、189系N102編成を再塗装して■ASAMA■のロゴマークを復活させましたが、肝心の黒姫駅での幕回しでは「あさま」でマークを止めず、本当に1回ただ回したのみで先頭の一部の人しか見ることができず、多数の乗客からは溜息が漏れていました。
 私も、何とかカメラをライブビューモードにして両手で上げて背伸びして、何とか「あさま」を1カットのみ撮影することができました。
 黒姫を出た列車は、信越国境を超えて鳥居川を渡り新潟県へ。妙高高原から二本木あたりが積雪のピークで、その後は日本海に近づくにつれて積雪は減りました。途中の関山駅で183系・189系N101編成の「妙高4号」と交換。新井駅で、快速懐かしの国鉄色DC号と交換など美味しい交換が続きます。
 車内には、懐かしい路線図と車内広告が飾れていました。189系長野車の車内広告枠に何かしらの掲示が入るのは久しぶりだったのですが、これが、189系当場前のものだと思われて惜しい・・・。189系あさま色編成なら、平成初期の広告なら更に雰囲気も良かったかと思います。
 そうこうしているうちに、列車は直江津駅に到着しました。懐かしのオルゴールは、「鉄道唱歌」「信濃の国」「ふるさと」「雪山賛歌」が聞かれました。「ちょっとだけストレンジャー」が流れなかったのが、189系あさま色編成だけあって残念でしたが、直江津まで189系に乗れるのもあと僅かと言うことで、快速運転を楽しめました。
 なお、長野支社では信越本線の記念列車と言う位置づけですが、乗車証やポストカードなどの記念になるような物の配布は一切ありませんでした。


長野駅発車案内
 

長野駅にN102編成が入線
 

先頭部サイド
 

特急あさま号ロゴマーク
 

方向幕は臨時
 

長野駅に停車中
 

長野駅と189系

長野駅停車中

間もなく長野駅発車
 

普段撮影する北条踏切付近を通過
 

長野総合車両センター付近を通過
 

北長野駅で少々停車
 

交換の344Mは115系C1編成
 

長野新幹線車両センター付近を通過
 

飯山線と分かれて北上
 

鳥居川に沿って通過
  

黒姫駅停車中
 

鳥居川を渡り新潟県へ
 

車内の広告@
 

車内の広告A
 

車内の広告B
  

車内の広告C
 

妙高高原付近は雪景色
 

関山で「妙高4号」と交換
 

新井で「懐かしの国鉄色DC号」と交換
 

直江津は積雪なし
 

直江津に到着
 

こちらも懐かしい光景

列車は引き上げます

この光景もあと僅か