2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2013年 5月28日(火) 

 千曲市誕生10周年記念 

快速おばすて棚田紀行号

2013年 5月25日(土)乗車


姨捨駅に到着した快速おばすて棚田紀行号
 

 千曲市誕生10周年を記念して、しなの鉄道軽井沢駅から篠ノ井線姨捨駅まで、臨時快速列車おばすて棚田紀行号が運転されました。途中、千曲市内で停車となる戸倉・屋代と終着の姨捨駅では歓迎のイベントが行われました。
 車両は、「あさま」色の189系N103編成が使用され、久しぶりに浅間山の麓を走る189系「あさま色」の姿を見る事ができました。

■189系あさま色で姨捨へ
 本日は、坂城駅で169系の展示イベントがありましたので、始発の軽井沢駅から乗車することが出来ず上田からの乗車となりました。乗車証の配布区間が上田→戸倉だったのは幸運でした。上田から189系あさま色に乗車するのは久しぶりです。
 同じ考えの方も大勢まして、上田駅からは空席は多くありましたがそれでも埋まりました。189系から初夏のしなの鉄道線(旧信越本線)の景色を見ていると、学生時代を思い出します。ちょうど企業説明会が午後からの時は、上野を9:30に出る特急あさま号を利用していたので、同じような時間帯を走る事も手伝っているようです。初夏の沿線風景を見ていたら、ふと昔の事を思い出してしまいました。列車は、169系S51編成を見ながら坂城駅を通過して葛尾トンネルを抜けると戸倉に到着します。
 戸倉駅では歓迎のイベントがありしばらく停車します。おなじみの「戸倉上山田温泉」の看板と189系を合わせて撮りましたが、やはり国鉄色より「あさま色」の方が馴染んで見えます。特急あさま号は、高校以降の学生の時に一番多く利用したので「あさま色」の方が馴染んで見えるようです。
 戸倉を出ると千曲を通過して屋代に停車します。千曲市10周年で本日は運転との事ですので、千曲駅にも数分でも停車すれば良かったかと思いますが、臨時列車ですのでダイヤの構成上無理だったのでしょうね。屋代駅は2番線に到着します。
 
 屋代駅でもしばらく停車します。189系電車が屋代駅の2番線に入るのは大変珍しいので、せっせと記録に励みます。また、構図は厳しいですが169系S52編成と合わせて撮影もできました。屋代を出ると千曲川橋梁を渡り篠ノ井に到着します。篠ノ井では、進行方向が変わるのと同時に乗務員が交代します。篠ノ井では、特急しなの7号が遅延した関係で、交換の先発の1532M(茅野行)が定時で発車できず。こちらの列車も遅延が発生します。1532Mに続いて篠ノ井を発車しました。1532Mが篠ノ井に停車していたため後続の604M(快速・小諸行)が進入出来ず篠ノ井手前で待っていたため、篠ノ井駅発車時には604Mと並走する珍しいシーンも見る事ができました。列車は、桑ノ原信号所で1231Mと交換して姨捨に到着しました。姨捨では歓迎の太鼓演奏も披露されました。列車は、しばらく姨捨駅に停車した後に坂北へ回送されました。気になる点は、篠ノ井〜姨捨のJR東日本担当区間では、往復とも車内放送(停車駅・到着時刻・(当日の遅延)・列車交換・終着駅などの案内放送)が一切なかった事です。(ツアーの案内放送と忘れ物の放送を除く)今回は、信越線125周年と被っているので鉄道ファンより一般客の方が多かった状態で、車内放送が一切ないのも不思議なものですね。篠ノ井〜姨捨は、JR東日本の快速列車となるわけですが何か理由でもあるのでしょうか。(特急しなの号でやっている姨捨の解説でもすれば、やはりJR東日本は違うと好感度が上がったのでしょうがねぇ)
 
 今回は、軽井沢からの乗車は出来ませんでしたが、次回は始発から乗車したいです。
 

上田駅発車案内
 

本日は上田から乗車
 

上田駅に到着する快速おばすて棚田紀行号
 

初夏のしなの鉄道を進みます
 

坂城駅を通過
 

葛尾トンネル通過中
 

千曲市へ
 

戸倉駅でしばらく停車
 

特急あさま号を思わせる光景
 

歓迎イベント
 

戸倉駅停車中
 

反対ホームは静かです
 

戸倉駅停車中
 

表示は全て「快速」です
 

沿線は初夏です
 

屋代駅に到着
 

屋代に到着
 

屋代駅2番線に到着
 

169系電車と合わせて
 

貴重な189系屋代駅2番線停車
 

169系電車と合わせて(2)
 

屋代線跡は線路も撤去されました
 

千曲川橋梁を渡り長野市へ
 

篠ノ井に停車
 

進行方向が変わります
 

篠ノ井駅停車中
 

遅れていた特急しなの7号が到着
 

後ろで詰まっていた604Mと並走
 

篠ノ井線を進みます
 

桑ノ原信号所で1231Mと交換
 

善光寺平が見えてきました
 

姨捨駅に到着
 

歓迎の太鼓演奏
 

ここからは回送となります
 

特急しなの9号が通過

坂北へ回送で向かいます
   
■帰路は短区間乗車
 帰路は、姨捨から篠ノ井までの短い区間の乗車となります。帰路は、姨捨を出てすぐに乗車証が配布されるので幸運でした。篠ノ井までの理由は、篠ノ井から普通列車を乗り継げば、黒姫から快速信越線125周年号に乗り継げます。同じ考えの方が多かったようで、姨捨で見かけた方が黒姫で快速信越線125周年号に乗り継ぐ様子を見ました。ある意味、私だけではなく安心しました。
 次回は、他の臨時列車やイベントと被らなければ往復で全区間で乗車したいです。

坂北から回送で到着
 

姨捨駅から快速おばすて棚田紀行号になります
  

姨捨駅にて
 

駅名看板と189系
 

姨捨駅を間もなく発車
 

善光寺平もはっきり見えました
 

姨捨公園脇を通過
 

桑ノ原信号所を通過
 

篠ノ井に到着

本日は、篠ノ井までの乗車です
   
■記念品など
 今回は、往路の上田〜戸倉間と、復路の姨捨〜篠ノ井で乗車証が配布されました。また、往路で姨捨駅で下車した乗客にはポストカードも配布されました。
 その他に、169系S51編成静態保存・おばすて棚田紀行号運転記念乗車券/入場券も台紙付きで発売されました。

往路乗車証明書
 

往路乗車証明書(裏)
 

復路乗車証明書
 

復路乗車証明書(裏)
  

169系S51編成静態保存・おばすて棚田紀行号
運転記念乗車券/入場券

姨捨駅降車時に配布されたポストカード
 

169系S51編成静態保存・おばすて棚田紀行号
運転記念乗車券/入場券台紙裏

ポストカード裏