2:ガタゴト日誌(乗車記) 作成日:2012年10月22日(月) 

快速189系リレー号

2012年10月20日(土)乗車


長野駅に入線する快速189系リレー号
 

 特急あさま号のリバイバル運転(長野〜直江津:1往復)に接続する形で、しなの鉄道では快速189系リレー号を長野→軽井沢の片道に運転しました。特急あさま号とは別編成となりましたので、長野駅で乗換が必要となりましたが、長野からでも十分に特急あさま号の気分を楽しめました。

■特急あさま号気分で軽井沢へ
 直江津からの特急あさま号が、長野駅に到着してしばらくすると快速189系リレー号が入線してきました。特製ヘッドマークが付いているかと皆さん予想していたようですが、全て「快速」表示となりました。車両は、189系N103編成です。ホームは、特急あさま号からの乗り換えの乗客で混み合っていましたが、乗ってしまえば6割程度の混雑で西日射す長野駅を後にします。
 
 長野を出ると快速列車ですのでスムーズに進みます。往年の特急あさま号を意識した停車駅で、気分は特急あさま号に乗っている感じです。JR信越本線を進み、篠ノ井から「しなの鉄道線」に入ります。この列車は、臨時快速ですので特急券は必要ありません。篠ノ井からも一般の乗客が大勢乗車してきました。しなの鉄道線を進み、長野電鉄屋代線の廃線を見ながら屋代駅を通過。秋の「しなの鉄道線」を進み戸倉で少々停車します。快速と言っても、途中駅での普通列車の追い越しは無いため時間調整を行います。
 戸倉を出ると乗車証の配布が始まりますが、なかなか1号車まで回ってきません。坂城を通過する頃には、上田での降車組が6号車側へ乗車証を貰いに移動したため、さらに回ってこないようです。結局、1号車まで回ってきたのは上田駅停車中でした。
 
 と、言うわけで戸倉−上田の景色を楽しむ暇もなく上田駅に到着。上田駅では、少々停車しますので写真撮影。上田を出ると、長時間停車の駅はありません。ヘッドマーク・方向幕さえ「あさま」なら、特急あさま号そのままの停車駅と停車時間で進みます。(速度は多少遅いですが)
 秋の夕暮れは早く、だんだんと車窓も暗くなってきます。車内の方も、乗車証の配布が終わった上田から先は空いていてさらに寂しが増してきます。小諸を過ぎると、車窓に浅間山が見えてきます。晴れた日なら浅間山がくっきり見える時期なのですが、今日は天候に恵まれず残念でした。列車は、浅間山の麓を走り渋滞する国道18号線が見えてくると終着の軽井沢に到着しました。
 直江津から183系・189系を長野で乗継いで軽井沢まで、全ての区間で特急あさま号とはなりませんでしたが、特急あさま号の雰囲気を存分に楽しむ事が出来ました。帰路は、現代の「あさま」(新幹線)で一気に長野へ戻りました。

始発の長野駅
  

発車案内
  

特急あさま号から接続

189系N103編成でした

表示は「快速」

長野市内は、新幹線と並行

篠ノ井から「しなの鉄道」へ

千曲川を渡り千曲市へ

屋代線の廃線跡

戸倉付近を快走

戸倉駅で少々停車

戸倉駅停車中

気分は、特急あさま号です

上田駅で少々停車

秋の夕暮れを進みます

浅間山は・・・残念

軽井沢に到着

回送で小諸へ戻ります
   
   
■乗車記念品

乗車証明書(上が表/下が裏)
 今回、戸倉−上田で乗車した方全員に記念乗車証が配布されました。この乗車証と、来週運転される「おばすて棚田紀行号」(往路)の乗車証が入る台紙が、「おばすて棚田紀行」(復路)で貰えます。要するに、来週も「おばすて棚田紀行」に乗ってくださいと言う、なかなか上手な営業戦略です。
 ただ、今回は特急あさま号から大勢の乗客が乗ってきたので、配布に時間がかかり1号車では配布区間の終わった上田駅停車中に配りに来ました。
 しかも、2枚目を貰おうとした人と人違いされて、危うく貰えないところでした。何とかならないものでしょうかね。貰えたからいいけど・・・。