快速ムーンライト信州97号
(善光寺御開帳号)

 


ヘッドマークは「快速」のみの快速ムーンライト信州97号(善光寺御開帳号)

 

 5月9日、23:30新宿駅6番線に到着しました。本日は、快速ムーンライト信州97号に乗車するため、上京してきました。となりの5番線には、快速ムーンライト信州81号白馬行が停車しています。国鉄色の183系C3編成の快速ムーンライト信州81号を撮影し終えたころの23:50に、今夜の宿となる快速ムーンライト信州97号(善光寺御開帳号)が、あさま色の183系・189系6連で入線してきました。本日は、N101編成が使用されています。この列車は、善光寺御開帳の多客臨時列車ですので今回ばかりは、特製のヘッドマークと横幕を期待しましたが、やはりヘッドマークは「快速」で横幕は「快速・長野」でした。車内に入ると、私が乗車した車両は8割近くが乗車していてなかなかの盛況でした。

 定刻より1分遅れの5月10日の0:00に新宿を発車した快速ムーンライト信州97号(善光寺御開帳号)は、ノロノロ運転で中央線を走ります。隣の鈍行線には、各駅停車青梅行がほぼ並走して走っています。こちらの運転速度が遅いため、鈍行線の駅に停車した各駅停車青梅行もすぐに追いついて並走します。三鷹からは、さらに速度が遅くなり信号待ちのためたびたび停車をしました。立川からはそれなりの速度で走りました。八王子で乗車があり高尾を出るとその後は、夜行列車らしく静かな車内になりました。

 長野(北陸)新幹線の長野行の最終が22時台になってから、首都圏からの下り夜行列車に乗る回数は激減しました。新宿から長野まで直通の夜行列車に乗車するのは今回が初めてです。甲府を過ぎて富士見駅で運転停車をしました。その後は、少々速度を上げて運転し塩尻あたりからだんだん夜が明けてきました。急行ちくま号を快速列車が追い越すという珍しい現象が生じた松本駅を発車すると、完全に夜は明けていて車窓も見えるようになりました。姨捨付近では、善光寺平を眼下に日の出が見られたのが印象的でした。最近では、あまり体験できない篠ノ井線側からの篠ノ井駅通過を体験すると、列車は終着の長野に5:29定刻に到着しました。表示は、すでに「回送」になっていて5分ほどで長野総合車両所へ引き上げて行きました。

 


長野駅に到着した快速ムーンライト信州97号(回送表示)

 

 


乗車口案内板


横幕も「快速・長野」のみ

 


快速ムーンライト信州97号指定席券

 


新宿駅発車案内