12月24日、長野6時43分の新幹線あさま502号で高崎へ出て、朝食を食べて高崎8時15分の普通列車で熊谷へ向かいました。午前9時、熊谷駅3番ホームは大勢のファンが詰め掛けカメラを向けて列車を待ち受ける中、9時4分に新幹線高架下で薄暗い熊谷駅在来線3番ホームに189系あさま号が入線してきて、ヘッドマークが「回送」から懐かしい「あさま」に変わると一斉にストロボが光りました。もう、本線上では見られないと思っていた「あさま」のヘッドマークを見て感激し少しオーバーペースで189系臨時特急懐かしの特急あさま号を撮影しました。今回の特急懐かしの特急あさま号は、往年の特急あさま号より短い4両編成で回送経路の都合上、現役時代とは逆編成となっていました。
車内は、発売開始から0.5秒で完売した指定券だけあって見事なまでの満席で、9時36分うらやましそうなファンの視線を受けながら熊谷駅を発車しました。座席は4号車11番D席で、まさか再び189系で高崎線・信越線の景色を見られるとは思わなかった。途中、高崎では4分停車中に旧型客車の回送列車が並ぶといった珍現象もあった。列車は、高崎駅から信越線に入り10時52分無事に横川に到着して入れ替えまでの短い時間で特急懐かしの特急あさま号の撮影をしました。
その後、189系は留置線に入ったのでそちらも撮影して、「碓氷峠鉄道文化村」を見学しました。今回は、「懐かしの特急あさま号運転記念」なのかEF63型機関車には「あさま」「白山」「そよかぜ」のマークが取り付けられており、特に「あさま」のマークは動態保存機に取り付けられ実際に展示運転されており非常にうれしかった。
再び、横川駅に戻り14時35分入線の特急懐かしの特急あさま号の撮影をしました。しっかりと特急懐かしの特急あさま号との記念写真も撮影して各形式ごとに撮影を進めて帰りも、臨時特急懐かしの特急あさま号で高崎まで乗車します。15時00分、帰りも見事な満席で横川を発車しました。今度は1号車7番A席に座り景色を見ていると時間は瞬く間に過ぎ15時32分高崎に到着しました。高崎からは、新幹線あさま557号で長野へ帰りました。帰路は、新旧「あさま」の乗り継ぎ乗車となりました。
私にとって20世紀最後を飾る旅行は、在来線「あさま」の復活運転という素晴らしいイベント列車に乗車できた最高の旅行でした。また、臨時特急懐かしの特急あさま号は、20世紀最後を飾る素晴らしいイベント列車でした。
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