383系電特急型電車(JR東海所有)

車 両 形 式  383系
登 場 年 月  1995年5月(営業運転開始基準)
配     属  JR東海神領車両区(海シン)
配 置 両 数  基本編成:6両×9編成 54両
 付属編成:4両×3編成 12両
 付属編成:2両×5編成 10両
 合計76両_
主な使用列車
 
 特急しなの号
 ホームライナー瑞浪号
_
 
 老朽化した381系の後継車両として1994年に試作車(量産先行車)が登場し、各種試験の後に1995年のゴールデンウィークに、木曽福島発着の臨時特急しなの号としてデビューしました。その後、白馬方面の臨時特急しなの号に使用されました。
 その後、1996年11月より順次381系電車を置き換えて12月の時刻改正より定期列車として本格的にデビューしました。381系の自然振り子とは違い制御振り子を採用したことで、乗客の乗り物酔いを軽減し乗り心地の向上と速度アップを実現しました。車体は、JR東海の新型気動車特急と同様にステンレス製無塗装(先頭部は鋼製白色塗装)となっています。パンタグラフは、JR東海としては初めてシングルアーム式を採用しています。
 383系は、特急しなの号を中心に名古屋地区のホームライナー号に使用されています。一時期は急行ちくま号にも使用されていましたが、季節列車格下げと同時に381系に変更されました。編成は6連が基本ですが、増結用の2両と4両の付属編成が用意され需要に応じた増結を行っています。 
 この車両は、1995年通商産業省グッドデザイン賞を、1996年には鉄道友の会ローレル賞を受賞しています
 
◆383系編成表
2015年2月16日基準_ 
・基本編編成(6連:パノラマグリーン車)
←名古屋 長野→
6 5 4 3 2 1
クモハ383 サハ383 モハ383 サハ383 モハ383 クロ383
A1 101 101
A2 102 102
A3 103 103
A4 104 104
A5 105 105
A6 106 106
A7 107 107
A8 108 108
A9 109 109
_
・付属編成(4両:貫通型グリーン車)
クモハ383 サハ383 モハ383 クロ383
A101 10 110 10 101
A102 11 111 11 102
A103 12 112 12 103
_
・付属編成(2両)
クモハ383 クハ383
A201 13
A202 14
A203 15
A204 16
A205 17

名古屋側先頭(クモハ383)

貫通型グリーン車(クロ383-100番台)
_◆383系増結編成表
_
・6両編成(基本)
6 5 4 3 2 1
F編成
(基本)
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
 
6 5 4 3 2 1
G編成
(付+付)
クモハ
383
クハ
383
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383

  
・8両編成(増結)
8 7 6 5 4 3 2 1
H編成
クモハ
383
クハ
383
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
_
8 7 6 5 4 3 2 1
I編成
クモハ
383
クハ
383
クモハ
383
クハ
383
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
_
 
・10両編成(増結)
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
J編成
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
_
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
K編成
クモハ
383
クハ
383
クモハ
383
クハ
383
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
_
10 9 8 7 6 5 4 3 2 1
L編成
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
クモハ
383
クハ
383
クモハ
383
サハ
383
モハ
383
クロ
383
_
   

基本6両のF編成
  

付属2両+付属4両の6両G編成
  

付属2両+基本6両の8両H編成
  

付属2両+付属2両+付属4両の8両I編成
 

付属4両+基本6両の10両J編成
  

付属2両+付属2両+基本6両の10両K編成
 

付属4両+付属2両+付属4両の10両L編成
 


付属編成(2両編成:A200番台編成)
 

付属編成(4両編成:A100番台編成)