鉄道開業150年記念   
快速:DL鉄道開業150年号 横川→高崎 
2022年 10月16日(日)乗車_ 


DD51牽引の旧型客車の旅

 高崎支社で運転された「鉄道開業150年」シリーズの最後は、横川からDD51牽引のDL鉄道開業150年号です。こちらは、SL鉄道開業150年号の後部に連結されたDD51が先頭になって牽引します。この列車を以て「EL鉄道開業150年号」「SL鉄道開業150年号」「DL鉄道開業150年号」と3種類の機関車が牽引する「鉄道開業150年号」に乗車となりました。
  
  
DD51先頭の記念列車で高崎へ

 横川で「鉄道文化むら」など楽しみSL鉄道開業150年号の折り返しとなるDL鉄道開業150年号に乗車します。横川駅ではD51の回転ができないのでこのような形になります。帰路は、DD51が牽引する昔懐かしい旧型客車の旅となります。
 先頭のDD51の撮影を終えて車内に入ります。指定された座席に荷物を置いてから車内を回ります。4号車のラウンジカーはすでに窓側席が埋まっていました。窓側の指定が取れなかった人が座ってしまったようです。ラウンジとは言え大きいテーブルが付いている他は座席についてはモケットの色が違うだけで同じです。自分の席に戻り発車までしばらく待ちます。横川ではほとんど立っていたのでようやく座って休憩できます。発車時刻が近づくにつれて乗客も増えて私の席も相席になりました。
 久しぶりに聞くDD51に汽笛のあとにDL鉄道開業150年号が横川駅を発車します。後部にD51が後ろ向きに連結されているため速度はゆっくりです。帰路は先頭部のDD51のエンジン音を聞きながらの旅です。高崎まで山を下りてゆきますのでDD51にとっては余裕の仕事です。途中の撮影名所には大勢のファンが集まっています。今日は生憎の曇り空ですので景色は大して良くないです。碓氷川を越えて松井田を過ぎると住宅地の中を進み磯部に停車します。往路と同じく磯部での停車時間は僅かです。DD51に牽引されたDL鉄道開業150年号は田園地帯を進んでゆきます。沿線では大勢の方が撮影しています。ふと頭上を見るとパラグライダーもいます。空から撮影しているのか結構線路側に接近しています。田園地帯から住宅街に景色が変わると安中に到着します。

横川からDD51 895が牽引
 

ヘッドマーク
 

1号車はオハニ36
 

今日は往復とも中間車です
 

横川を発車
 

磯部に到着
 

パラグライダーを見ながら安中へ

安中に到着
 
 安中では停車時間があるので先頭部で撮影します。とりあえず先頭部を撮影して広角で東邦亜鉛の工場を入れて撮影します。撮影帰りか安中から乗車する人も多く私のボックスも埋まりました。安中を出ると高崎へラストスパートです。列車は田園地帯を進み碓氷川を渡ります。徐々に車窓に住宅地が増えてゆき烏川を渡る頃に反対側の車窓に観音様が見えてきます。こちら側の車窓はただ住宅地が見えているだけで変化はありません。北高崎を通過するとDL鉄道開業150年号の旅も終盤です。上越新幹線の橋脚が見えてくると徐々に高架を上って進みます。上越線を跨ぐと終点の高崎です。
 高崎では、終着駅の余韻に浸ることなく10分の待ち時間で上越新幹線に乗り換えです。高崎駅社員の方々の出迎えの横断幕を見ながら新幹線ホームへ急ぎます。今回の150周年号シリーズは、夜汽車こそ乗れませんでしたが、EL鉄道開業150年号・SL鉄道開業150年号とこのDL鉄道開業150年号に乗車できて満足でした。

安中に停車中
 

東邦亜鉛の工場を入れて
 

烏川を渡り高崎へ
 

上越線を跨ぐと高崎に到着
 

高崎に到着

高崎の出迎え

  
指定席券


DL鉄道開業150年号指定券
 指定席券は、1ヵ月7日前の5:30にe5489で、14時に「えきねっと」で予約しました。結果的には両方とも確保はできましたが、「えきねっと」進行逆方向の通路側でしたので他の列車に乗車変更して放流ました。e5489の方は、画像の通り進行方向の窓側でしたのでこちらを使用しました。
 なお、帰路となるDL鉄道開業150年号においては特に記念品の配布などはありませんでした。鉄道開業150年号ではありますが、今ご時世では何も配らないものなのでしょうか。