7年に一度 善光寺御開帳に伴う停車  
特急:ゆけむり号善光寺下駅臨時停車  長野→須坂 
2022年 6月26日(日)乗車_ 


御開帳の期間だけ特急停車駅

 1年遅れましたが、7年に1度の善光寺御開帳が開催されています。今年はコロナも落ち着いているとういう事で人出も凄いようです。今回も、善光寺御開帳期間中は長野電鉄のA特急のみ善光寺下駅に臨時停車を行っています。日中の速達性のあるA特急が善光寺下駅に停車して、停車駅の多い通勤時間帯に運転されるB特急が通過するという珍しい現象が御開帳の期間に見る事ができます。善光寺下駅は、善光寺御開帳の期間だけ特急停車駅に昇格するという事です。
 という事で、篠ノ井線120周年号に乗したした帰りに須坂までA特急ゆけむり号に乗車しました。なかなか、特急列車を利用する機会が少ない(時間帯からタイミングが合わない)ので、特急ゆけむり号に乗るのも久しぶりです。
  
 
 
善光寺下駅に止まる特急ゆけむり号で帰宅

 篠ノ井線120周年号に乗車して長野駅へ到着後、普通乗車券を購入して8500系に揺られて善光寺下へ向かいます。普段は、朝夕の学生以外は降りる人が少ない善光寺下も御開帳期間中は大勢の方が降ります。善光寺下へ来た理由は、御開帳期間中に発売される善光寺下発の特急券を購入するためで、今回を逃すとまた7年(今回は1年遅れなので6年)待つことになります。無事に善光寺下発の特急券を購入して3000系に揺られて長野駅へ戻ります。
 
 まだ長野駅には特急が到着していないので改札を出て待ちます。暫くベンチで過ごすと特急が到着して改札が始まったのでホームへ。特急ゆけむり号はまだ座席回転作業中でした。その間に撮影だけ済ませて自由席の乗車位置へ。特急ゆけむり号湯田中行の1号車は指定席なので自由席の車両へ並びます。感覚的にはJRの特急みたいな感じです。撮影を終えるとドアが開き久々に特急ゆけむり号に乗車します。指定席料金を払って前展望でも良かったのですが、須坂駅で降りるので自由席で十分です。発車の時刻が近づくと乗客も増えてきて車内放送も流れます。ちゃんと善光寺下駅停車の案内も入っていました。
 
 長野駅を発車したA特急ゆけむり号は、市役所前を通過して権堂に停車します。権堂でも乗車があり座席も窓側は半分ぐらい埋まった感じででしょうか。権堂を出ると善光寺下に臨時停車します。早くもメインイベントです。A特急ゆけむり号は速度を落として善光寺下に停車します。善光寺下からも何名か乗車してきました。善光寺下を出ると地上に出て長野市街地を進みます朝陽からは単線となり柳原を通過すると村山橋を渡ります。今日は天気が良いので、西日に照らされた北信五岳や菅平・志賀高原辺りまで見る事ができました。遠征時は、朝の早い時間帯とい日没後の乗車がほとんどなので、この雄大な車窓を楽しめる事は滅多にありません。村山橋を渡り村山・日野と通過すると須坂駅に到着します。自宅最寄りは須坂駅なので降車して帰宅しました。
 特急スノーモンキー号で善光寺下駅の臨時停車も体験したいところですが次回に持ち越しになりそうです。
  

長野駅にて善光寺下臨定のPR
 

先程乗った3000系と特急ゆけむり号
 

A特急ゆけむり号
 

2号車車内
 

善光寺下停車中の表示
 

善光寺下駅停車中
 
 
使用した乗車券類

 今回は、善光寺御開帳記念という事で「御開帳須坂長野往復きっぷ」が発売されていたので利用しました。前回(2015年)の時は、「御開帳小布施周遊切符」として長野から都住まで乗降自由・すざか市民バス・おぶせロマン・小布施善光寺シャトルが乗降自由の乗車券でしたが、今年は乗降自由の区間は無く、須坂から善光寺下〜長野の各駅までの往復乗車券となりました。その分安くなってます。
 また、今回は「パーク&ライド」として「御開帳須坂長野往復きっぷ」を購入すると須坂駅駐車場が1日100円で利用できるようになっています。これがなかなか便利でガソリン価格高騰と長野駅東口の駐車代金もジワジワと値上げ(コロナ前の価格への戻り)が始まっているので、少し値上げしても「パーク&ライド」で通常運賃額の往復企画乗車券を買うと駅前の駐車料金が100円とは言いませんが500円ぐらいで利用できる企画乗車券を試しに売ってみて欲しいものです。
 善光寺下駅では御開帳期間限定の善光寺下駅発の特急券と入場券(2種類)を購入しました。

御開帳須坂長野往復きっぷ(表紙)
  

駅スタンプリニューアル記念入場券
  

善光寺下発特急券(大人)
 
 
使用前はこんな感じです
 

善光寺下発特急券(子供)
 

善光寺下入場券