鹿沼市(吉野修一郎選手)・SL大樹コラボレーション企画  
東武鉄道:SL大樹1号(展望車)  下今市→鬼怒川温泉
2022年 4月24日(日)乗車_ 


SL大樹号と鹿沼市のコラボイベントで運転

 東武鉄道で運転されているSL大樹号に12系客車から改造された展望車(ボックス席車)が、昨年の11月から連結されるようになりましたので遅ればせながら乗車してきました。今回のSL大樹号の編成は、車体の色がぶどう色(茶色)の編成でしたのでこちらの方も初めての乗車となりました。撮影もできるので大変助かります。
 なお、この日は鹿沼市(吉野修一郎選手)・SL大樹コラボレーション企画で特製ヘッドマークを付けての運転となり吉野修一郎選手も乗車しました。いつもとは違うSL大樹号の旅が楽しめそうです。
  
   
ボックス席の「おひとりさま」利用はアウエーです

 特急日光1号を下今市で降りてしばらくするとC11 207に牽引されたSL大樹1号が入線してきました。入線は発車の6分前ぐらいでほとんど撮影する余裕はありません。反対側ホーム予め待ってから入線を撮影して発車ホームへ移動するともう発車3分前の慌ただしさです。その代わりC11の周りには人はあまりおらず余裕で撮影できました。本日は、鹿沼市(吉野修一郎選手)・SL大樹コラボレーション企画で特製のヘッドマークが付いています。
 発車の2分前に車内に入ります。本日は、昨年秋に登場した2号車の展望車に乗車します。展望車と言っても展望室があるだけで客室はボックスシートの座席が並んでいます。荷物だけ置いてさっそく展望室へ。まだ空いていたので車内の撮影もできました。
 
 下今市駅を汽笛一斉発車したSL大樹1号は鬼怒川温泉へ向けて進みます。発車時にはメロディーが展望室の下から流れていました。これメロディーでは無くほぼ音楽に近い完成度の高さです。下今市を出ると日光方面と分かれて右へカーブして大谷川を渡り東武鬼怒川線を進みます。発車のシーンを撮影したので座席に戻ります。2号車は、元JR四国のオロ12 5を改造した車両で何処からか調達したボックスシートが付いてます。ボックスの中央部には大型のテーブルが設置されていて明らかに家族向きです。4月22日の時点では一番空いている号車がこの2号車でしたが、当日までにかなり売れたのかほとんどのボックスが埋まっています。客層もほとんどが家族連れで1人で乗っているのは私ぐらいです。空いているボックス席も2ボックスありましたが、人が居るボックスで1人だけ乗車は私のボックスだけでアウェー感が強いです。車内は多少煩いのは仕方ないしても良い歳した親まではしゃいでおそらく車内で一番煩かったので今回の展望車(ボックス席)の試乗を最後に次回からは14系座席車の利用に戻ろうかと思います。やはり1人の時は簡リクシートの方が良いです。続いて、今日は鹿沼市(吉野修一郎選手)・SL大樹コラボレーション企画の記念カードが配布されたのに続いて車内改札と同時に乗車証・アテンダント通信の配布が始まります。今回はチケットレス乗車ですのでメール画面を見せて終了乗車券の提示は求められませんでした。この間にもSL大樹号はゆっくりと田園地帯を進んでいます。
  

始発の下今市駅
 

下今市駅発車案内
 

入線してきたSL大樹1号
 

本日は吉野選手コラボの特製マークです
 

本日は2号車に乗車
 

元12系で座席はボックス席です
 

2号車展望室
 

下今市停車中
 

下今市駅を発車
 

すぐに乗車証・記念カード・アテンダント通信が配布
 

終点の鬼怒川温泉
 

すぐにC11は入換になります
 
 これで一息ついて列車の旅を楽しもうと思ったら記念写真撮影とかやってきて断っているのに半ば強引に撮影・・・。記念写真撮影は、SLばんえつ物語号は大不評で2年くらいで終了しましたがSL大樹号ではまだやっているようです。これ本当に嫌がる人多いんですよね。買っても買わなくても良いとは言いますが結局は自分の姿が写っている写真が処分されるのは忍びないので1200円も払って購入させられますし。せっかく展望室があるのだから希望者だけ展望室で写真撮影やればいいのに・・・。
 写真を撮り終えると吉野修一郎選手のトークショーが始まりました。プロボクサーの話を聞いたりチャンピオンベルトを間近で見られるなど貴重な機会でこれは良かったです。ただ、質問コーナーでは前の3号車でほとんど聞きたい内容の質問がなされてしまい聞くことがありませんでした。トークショーが終わると再び展望室へ移動。SL大樹号は小百川・鬼怒川と渡り鬼怒川に寄り添うように進みます。新高徳から先は黒煙を上げて勾配を進む力強いC11を展望室から見る事ができました。これにて自席に戻り残りの時間は12系客車のボックスシートで過ごします。小佐越を過ぎると街中を進み東武ワールドスクエアー駅に停車。意外にもここで降りる方が多かったです。日光・下今市から東武ワールドスクエアー駅への移動手段としても定着しているようです。東武ワールドスクエアー駅を出ると一度田園地帯を走り温泉街の街並みが見えてくると鬼怒川温泉に到着します。
 

大谷川を渡ります
 

新緑の中を鬼怒川へ
 

水田には水が入ってます
 

小百川を通過
 

初夏を思わせる車窓です
 
 
菜の花が綺麗です
 
 
鬼怒川温泉駅にて

 鬼怒川温泉に到着したSL大樹1号は、すぐにC11を切り離すと聞いていたので1号車に移動してすぐに降車。人の少ない段階でC11を撮影して反対ホームへ移動し編成写真を撮影して動画撮影を始めたとほぼ同時にC11が動き始めました。素早く行動して正解でした。C11は転車台へ移動の際に2番線で14系客車と並んだ状態で待機はしますが、バックで進むためC11の前照灯は点いていません。1番線には253系の回送が入るので背後に少し頭を入れて撮影します。
 その後は改札を出て転車台へ向かいます。大勢の人が待っている中をC11とヨ8000がやってきました。本日は、ヨ8000の後部に吉野選手が乗っているとの事で人出も多かったです。ただ、東武の場合は本当にSLの向きを変えるだけが目的でC11も半回転して向きが変われば終了。転車台に居た半分の人は吉野選手を間近で見る事ができず撃沈となりました・・・。こうしてSL大樹1号の乗車も終了となりました。
 

編成写真は辛うじて撮れました
 

C11は入換で止まりますので14系との並び
 

駅前の転車台で向きを変えます

ヨ8000には吉野選手が乗車
 
 
今回乗車した14系客車ぶどう色編成と展望車

 本日乗車したSL大樹号に使用された14系客車は、14系第2編成編成と呼んでいいのか解りませんが後から登場した「ぶどう色」(茶色)の3両編成です。前回は、先に登場した通常の14系座席車3両(14系トップナンバーを含む)の編成でしたので、これで青色とぶどう色の両編成に乗車できました。今日乗車した「ぶどう色」の編成は、北海道仕様のスハフ14 501が組み込まれているので編成としては面白みがあります。
 こちらの編成は、昭和20年代の列車をイメージしたそうでオハテ12 1には3等車を示す赤帯を引いたとの事です。
  

今日はぶどう色の編成です(スハフ14 501)
 

展望車(オハテ12 1)客室側
 

展望車(オハテ12 1)展望室側
 

スハフ14 6
 

テールマーク

方向幕

 本日は、中間となる展望車(オハテ12 1)に乗車しました。こちらは昨年(2021年)11月に登場した車両でJR四国のオロ12 5を改造しました。展望デッキは下今市側に設置されています。この車両は展望車と言う扱いで案内されますが、実際は車端部に展望デッキが設置されているボックスシートの車両です。特急型の14系座席車とは違い向かい合わせのボックス席が設置されているので家族向きです。このボックスシートは、他の車両から調達したとの事ですが到達先の車両が気になります。このタイプのボックスシートをある程度調達できる車両なんて廃車になった車両から調達した以外は考えにくいのである程度絞られます。ただ、大型テーブルを設置した関係通路側席に肘掛けがありません。
 展望室部分は、開放的ながら安全のため柵は高めに設置されています。立っても座ってもSL列車の煙や音が楽しめるようにベンチの配席も工夫されていて、ベンチについては親子で楽しめるように座高の位置を変えたりして家族で楽しむこと重点を置いた内装となっています。また、展望室下にメロディーホーンが付いていて、私が効いた限りでは2種類(1種類は発車時のみでした)のメロディーが鳴ります。メロディーとは言いますが、あれはもう音楽の部類と言っても過言では無い完成度でした。
 

オハテ12 1車内プレート
 

SL大樹号エンブレム
 

2号車はボックス席
 

2号車客室
 

展望室部分
 

展望車車内
 

3号車側車車端部

客室側仕切り部
 
 
SL大樹号の指定席券もチケットレスの時代

 指定席券は、インターネット(スマホ)でチケットレス購入しました。長野市内でも購入できる東武系の旅行会社はありますが営業状況が解らなかったので、今回は始めてインターネット(スマホ)で指定券を購入する形にしました。インターネットだと号車と座席位置を選ぶことができますので、迷わず2号車(進行方向)を選択しました。
 2号車の座席配置は変わっていてボックス席ながら座席番号割は前後の14系と同じです。したがって、鬼怒川温泉へ向かう際は、偶数番号のA席又はD席を選びます。奇数番号の席は鬼怒川温泉行の場合は進行と反対になります。
 記念品は、乗車証とアテンダント通信の通常配布の物とは別に 吉野修一郎選手とSL大樹号のコラボ乗車記念カードが配布されました。
  

チケットレス指定券(スマホ画面)

吉野修一郎選手タイアップ記念カード(表)
(大きさは画像の半分です)
 

吉野修一郎選手タイアップ記念カード(裏)
(大きさは画像の半分です)
 
 
通常の乗車証(表)

通常の乗車証(裏) 
 
※SL大樹号車内での吉野選手とのトークイベント等のイベント写真も撮りましたが問題が生じない様にホームページには載せません。吉野選手のこれからのご活躍を期待しています。