快速:ひな街道Shu*Kura号 往路:新津→村上
復路:村上→新潟
2022年 3月27日(日)乗車_ 


今度こそ「ひな街道Shu*Kura」に

 村上市で開催されている「城下町村上町屋の人形様巡り」に合わせて快速ひな街道Shu*Kura号が運転されます。前回(2020年)は新型コロナの影響で中止まりました。今年こそは運転される事を願って指定席券を購入しました。
 この列車は、新潟から信越本線を新津まで走行し新津から羽越本線で新発田へ出て村上へ向かう列車です。このような運転経路にも興味がありましたので往復とも乗ってみました。
  
ひな街道Shu*Kura号で村上へ

 上越妙高から乗車した特急しらゆき1号を新津で下車します。本当は、新潟駅まで行っても快速ひな街道Shu*Kura号には間に合うのですが、特急しらゆき1号が到着するのは地上ホームで快速ひな街道Shu*Kura号は高架ホームから出ます。折り返し時間は定刻で5分なので念のため新津からの乗車を選択しました。
 
 新津でしばらく待つと新潟からの快速ひな街道Shu*Kura号が到着します。車内は、すでに座席の回転が済んでいました。新潟発車時から座席が新津起点での方向に向いていたのか、新津駅に入るまでに回転させたかは不明ですが、新津での座席回転の手間は省けました。座席に荷物を置いて停車時間を利用して撮影だけ手早く進めます。
 進行方向を変えて新津を出た快速ひな街道Shu*Kura号は羽越本線を進みます。「Shu*Kura」が羽越本線を走行するのは初めてではありませんが早くもこの列車の見せ場です。信越本線と分かれて能代川・阿賀野川と続いて川を渡り京ヶ瀬へ。京ヶ瀬駅では少々運転停車を行います。この運転停車の時間帯を利用して2号車へ行ってサービスカウンター「蔵守」で日本酒を購入。今、日本酒(180ml)を購入すると乗車記念カードが貰えます。今回は奮発して「越乃Shu*Kuraオリジナル大吟醸酒」を注文。もちろんカードも貰えました。後は、おつまみとして鮭の切れ目を購入して座席へ。これで快速ひな街道Shu*Kura号の旅を楽しむ支度もできました。後は、自席へ戻って羽越本線の流れゆく景色を見ながら日本酒を楽しみます。新発田までの羽越本線は単線で田園地帯を進みます。安野川を渡ると住宅街が広がり水原駅を通過します。その後も田園地帯を走り折居川を渡り月岡駅で運転停車。月岡駅を出ると田園地帯を進み白新線が近づいて来ると新発田に到着します。
  

今回は新津駅から乗車
 

新津駅発車案内
 

新津で進行方向が変わります
 

行先表示は「臨時」
 

新津駅にて
 

新津駅ホーム発車案内
 

ひな街道Shu*Kura号車内
 

日本酒を購入するとカードが貰えます
 

振る舞い酒も堪能
 

坂町に到着
 

坂町で貨物列車の通過待ち
 

村上に到着
 

村上市観光協会の歓迎
 

村上駅の歓迎
 
 僅かな停車で新発田を出ると市街地を抜けて加治川を渡ります。その後は田園地帯を進みます。この辺りは日本酒を楽しみながらゆっくりと旅を楽しみます。列車は順調に進み中条で停車。特に乗降は無くすぐに発車します。胎内川を渡り田園地帯を列車は進みます。しばらく走行する坂町に到着します。坂町では貨物列車通過待ちのためしばらく停車します。坂町で貨物列車に道を譲った快速ひな街道Shu*Kura号は米坂線と分かれて羽越本線を進みます。荒川を渡り岩舟町で運転停車。岩舟町では列車交換をして発車。側線には先ほど坂町で追い越していった貨物列車が止まっていて再度こちらが先行します。坂町を出ると日本海東北自動車道を見ながら田園地帯を進みます。景色が田園地帯から市街地に変わると終点の村上に到着します。
 村上に到着した快速ひな街道Shu*Kura号は回送で坂町へ向かうそうで、往路の快速ひな街道Shu*Kura号の旅は終了です。
 

能城川を渡ります
 

2号車
 

阿賀野川を渡ります
 

胎内川を渡り坂町へ 

坂町に停車

田園地帯を進み村上へ
 
町屋の人形さま巡り(村上市内観光)

 村上駅での折り返し時間は、駅の待合室でただ座っていても仕方ないので市内観光に行きます。詳しくは旅行記の方に記載しますが、村上市では「城下町村上町屋の人形様巡り」(ひな祭り)が開催中で各店舗や家庭に保管されているひな人形を見る事ができます。
 今回も多くの店舗や家庭で「ひな人形」を見て回りました。今年は、「きっかわ」での千年鮭とひな人形の組み合わせを撮影して、「やま信」で村上牛の牛丼と牛串で昼食を食べました。また、「冨士美園」で村上茶入りの抹茶ソフトを堪能して村上での折り返し時間を有意義に過ごせました。

益甚酒店にて
 

ひな人形と千年鮭
  

「きっかわ」にて
  

「やま信」で村上牛の昼食
 

冨士美園で村上茶入り抹茶ソフト
  
 
新津経由新潟行のShu*Kuraの旅

 村上からは快速ひな街道Shu*Kura号で新潟へ向かいます。今度は新潟駅まで全区間乗車します。村上を発車した快速ひな街道Shu*Kura号は市街地を抜けて田園地帯を進みます。帰路の列車内ではドーナツとコーヒーのセットを購入してカフェタイムにします。列車は田園地帯を進み岩舟町を通過。帰路は運転停車は特に無く荒川を渡り快調に坂町まで進みます。坂町での停車時間も短くすぐに発車。坂町を出て再び田園地帯を進みます。胎内川を渡り市街地が近づくと中条に停車します。中条も短い停車時間で発車します。中条を出て田園地帯を走り加治川を渡ると新発田に到着します。新発田ではしばらく停車となります。
 

村上駅発車案内
 

村上駅発車待ち
 

村上駅の見送り
 

ひな街道Shu*Kura号車内
 

2号車イベントスペース
 

サービスカウンター「蔵守」
 

帰路はカフェタイム
 

新発田に停車
 

新発田駅発車案内
 

新津駅で進行方向が変わります
 

新潟に到着
 

回送で新潟車両センターへ
 
 新発田から白新線と分かれて羽越本線を新津を目指します。西日射す白新線の田園地帯を進みます。月岡駅を過ぎて折居川を渡り水原駅を通過します。安野川を渡り京ヶ瀬駅を通過すると阿賀野川・能代川と渡り新津に到着します。
 新津では座席を回転させてからホームへ。進行方向が変わる関係で17分程停車します。ほとんどの乗客がホームに降りて背伸びをしたり小休止です。新津を出ると進行方向を変えて信越本線を進みます。気動車とは言えなかなかの速度で走行して小阿賀野川を渡り亀田を通過すると田園風景から市街地に車窓が変わり新潟車両センターを通過すると終点の新潟に到着します。新潟駅は高架ホームの4番線に到着します。
 本日は1日、ひな街道Shu*Kura号の旅を楽しみました。これから新潟駅地上ホームへ移動して長野へ戻ります。
 

西日射す田園地帯を新発田へ
 

加治川を渡り新発田へ
 

新発田で白新線と分岐します
 

羽越本線を進みます

阿賀野川を渡り新津へ

信越本線が見えると新津 

指定席券と記念品

 ひな街道Shu*Kura号の指定席券も「えきねっと」で1ヵ月7日前に事前予約しました。ただ、1ケ月前の10時には予約できませんでした。ただ、指定席券発売日の夜に新津から村上が予約できました。その後の行程は、余目へ向かい新庄から陸羽東線・東北新幹線経由で帰る予定でしたが、3月16日に発生した福島県沖地震の影響で東北新幹線が不通となり急遽、帰路も快速ひな街道Shu*Kura号を利用する事になり指定席券を準備しました。
 帰路については、すぐに準備はできましたが通路側でしたので座席位置変更を試みたところ3月22日に窓側が確保できました。
 記念品については車内では、車内での記念スタンプの他にカウンターでお酒(180ml)を購入した人には記念カードが配布されました。(こちらは他のShu*Kura号も同じ)
 また、村上駅では改札口の脇で乗客を対象に「越乃Shu*Kura」の記念ポストカードが配布されました。
 

ひな街道Shu*Kura号指定券
  

ひな街道Shu*Kura号指定券
  

村上駅で配布された記念ポストカード
 

記念スタンプ
 

Shu*Kura大吟醸を買うと貰えるカード
 

カード裏面
 

村上町から記念品
 

鮭の酒びたし
 
 
 記念品については車内では、村上市からという事で「鮭の酒びたし」(5g)が配られました。こちらにはカードも入ってて「ひな街道Shu*Kura」の列車名も入ってましたので乗車記念カードと考えても良さそうです。
 この記念品は、ひな街道Shu*Kura号の往復で配布されました。

列車名入りのカード

カード裏
 ※QRコードは見れない様に画像加工しています。