飯山線 豊野−飯山間開業100周年  
快速:飯山駅開業100周年号  飯山−豊野 
2021年 10月23日(土)乗車_ 

 
 
飯山駅は開業100周年

 飯山線(豊野−飯山)が開業100周年を迎えたのに合わせて、キハ110系「おいこっと」を使用した臨時列車「飯山駅開業100周年」が飯山から豊野まで1往復運転されました。車両は通常の「おいこっと」ですが、普段は体験できない飯山線側の豊野駅折り返しを体験できる貴重な機会でした。
 この列車は、別に運転された「飯山豊野間100周年」の間合いとして運転されました。そのため、記念ヘッドマークは豊野側のみの取り付けとなっています。
    
飯山駅開業100周年記念列車は豊野へ

(「飯山豊野間100周年号」下り より)
 
 飯山駅構内で休憩した後は、飯山豊野間100周年号の折り返しとなる飯山駅開業100周年号に乗車します。列車名から見てもヘッドマーク取り付け方向を見ても、豊野までの運転ですがこの列車がメインであるようです。飯山駅のコンコースで小耳に挟みましたが、出発式の予定もありましたがあったのですが昨今の情勢で中止になったようです。
 改札を抜けてホームへ行くと、乗車の人は先頭車の前ドアから乗車するとの事で指定席券を見せて記念品を貰いました。その後は、他の号車からホームに出て撮影はしましたが・・・。
 
 地元高校生の吹奏楽演奏と飯山駅社員の方々に見送られ、飯山駅開業100周年号は飯山駅を発車します。この列車は、4人用ボックスで進行とは反対側の窓側です。車内は、先ほどの飯山豊野間100周年号とは変わりマルス上では満席でも空席が結構あります。私が座っているボックスも向かいの窓側に1人居るだけです。
 列車は小雨降る生憎の天気の中を進みます。今度はヘッドマーク付きの車両が先頭ですので、あいにくの天候ながら撮影されている方は多かったです。車内では、豊野駅で配られる記念品の引換券が配布されます。飯山駅では結構良い記念を貰えたので期待が高まります。
 列車は、蓮を過ぎてトンネルを通過して替佐で運転停車をします。替佐を出てしばらくすると千曲川と並行して進みますが、4人ボックス席は山側ですので山が見えるだけです・・・。そうこうしていると、山裾から景色が開けリンゴ畑が見えてきます。鳥居川を渡り北しなの線が並行すると終点の豊野です。飯山方面からの列車で豊野終着の列車は珍しいです。
 列車は少々早めに進んで来たのか、他に理由があるのか豊野駅手前で一旦停車してから豊野駅3番線に到着します。これは普段の飯山線と変わりませんが、今日は豊野駅が終点で折り返します。
 豊野駅では、車内で配布された引換券を持って記念品と引き換えます。記念品は、観光パンフレットとブドウ(シャインマスカット)でした。豊野での折り返し時間は20分程度ですのでホームで大人しく撮影して過ごします。
   

飯山駅発車案内
 

飯山駅見送り
 

豊野に到着
 

この列車は豊野で終着です
 

飯山駅では吹奏楽見送り
 

雨の飯山駅を発車
 

今日は生憎の天候です
 

替佐で運転停車

鳥居川を渡り豊野へ

北しなの線が近づくと豊野
  
  
豊野駅始発の飯山線記念列車

 豊野駅での短い折り返し時間を過ごし、豊野駅から再び飯山駅開業100周年号で飯山へ戻ります。もう初めから見せ場なのですが、この列車は豊野駅3番線(上1番)から発車します。とは言え、早朝の123Dが豊野始発の北しなの線311Mと接続を取るため毎日3番線から発車はしているのですが、このような昼間に3番線から飯山方面へ行く列車は無いので時間帯だけを見れば珍しいです。
 
 飯山駅開業100周年号は、豊野駅社員の方々に見送られて豊野駅を発車します。北しなの線としばらく並走して進み北しなの線が左に別れ信濃浅野駅を通過すると本格的に飯山線に入ります。先程の悪天候も少しは回復したようで薄曇りになっています。この列車の座席は、2人用ボックスの進行窓側です。ようやく2人用ボックスの進行窓側をと言う理想的な席に座ることができました。車内の方はマルス上では満席ですが、空席が多く半分ぐらいしか乗っていない印象です。列車は、立ヶ花の手前から千曲川に沿って北上します。やはり千曲川が見えると乗車も楽しくなります。一旦、千曲川と分かれて列車は替佐で運転停車します。替佐を出ると再び千曲川に沿って進みます。あいにくの天候ですが、長閑な山村の風景を僅かな時間ながら楽しみます。そして、豊野−飯山間では一番景色が良いと言われる高社山と千曲川が同時に見えるポイントを通過するとトンネルに入ります。トンネルを抜けて蓮を過ぎると遠く北陸新幹線の線路が見え田園地帯が広がります。しばらく田園地帯を進み車窓が市街地に変わると北陸新幹線の高架が近づいてきて終点飯山に到着します。
 飯山駅到着後は、ドア横で飯山駅の方が先ほどと同じく記念品を配布してくれました。この列車は、このあと車両展示会の会場となり車両展示会が終わると飯山豊野間100周年号として長野へ向かいます。流石に飯山豊野間100周年号まではかなり時間があるので、改札を出て飯山駅イベントのワードラリーなどを楽しむ事にします。
     

豊野駅は3番線から発車
 

豊野駅にて
 

間もなく豊野駅を発車
 

飯山に到着
 

北陸新幹線を遠く見て進みます
 

千曲川が見えてきました
 

替佐駅で運転停車
 

晴れていれば車窓も綺麗ですが

千曲川と高社山

飯山駅に到着
 
飯山駅開業100周年イベント

 飯山駅開業100周年号で飯山駅に到着し折り返しの飯山豊野間100周年号までは時間があります。まずは、遅めの昼食を売店で購入した「おにぎりセット」で済ませます。食べる場所は特に見当たらなったのでベンチで昼食。見渡すと大勢の人が駅舎内でワードラリーをしたり買い物したりして賑わっています。駅舎内が賑わっているのは久しぶりに見たので懐かしい光景にすら見えました。
 昼食後は、ワードラリーに参加します。各所に設置されたボードに書かれた文字を集めて文章を完成させて専用用紙に書き込むと景品がもらえます。まずは、駅構内で9文字集めてから駅の外へ。七福の鐘で1文字広いシンボル公園で1文字拾います。線路を挟んだ反対側には材料線がありDD16が留置されていたので撮影。流石に草木が邪魔で有料撮影会のようには綺麗に撮影できませんが何とか撮影だけはできました。最後にSL公園へ向かい保存されているC56の横にあるボードの文字を拾えば完成です。文章は秘密ですが、まぁ関連性のある文章です。
 文字が完成したら所定の場所へ持って行きます。1枚に付き景品1個なのですが、前の家族連れが大量に景品を持っているのを見て聞いてみたら、5枚書いて来れば全種類貰えるとの事で慌てて5枚記載して全種類貰いました。後ろの家族連れも同じようにしていたので皆考える事は同じようで、主催側も想定していたのか特に何も言わず対応してました。
 このワードラリーと「おいこっと」車内見学会(飯山豊野間100周年号ページ参照)で折り返し時間も退屈することなく過ごすことができました。
(「飯山豊野間100周年号」上りへ続く)

昼食(記念シール付き)
 

E7系エコキャップアート
 

材料線に停車しているDD16(公園より)
 

SL公園に展示されているC56 129
 

ワードラリーにも参加(文字は秘密)

ワードラリー記念品(5種類)
 
  
指定席券と記念品

 指定席券は、「えきねっと」で1ヶ月7日前14時に事前予約したものの全滅、JR西日本の5489で1ヶ月7日前の5時30分に事前予約して往復確保できるというアンバランスな結果でした。こちらは、5489発行の飯山駅開業100周年号の指定券は珍しいだろうと座席位置変更はせずこのまま利用しました。
 乗車記念品は、飯山豊野間100周年号同じくポケット時刻表・記念ポストカード・記念缶バッチでした。こちらも上り列車発車時一番先頭のドア前で指定券を見せて、下り列車到着時はドア横での配布となりました。この他に上り列車車内で「ちょっぴりプレゼント」の引換券が配布されました。こちらは、豊野駅の改札前で引き換えとなりました。配られたのは観光パンフレットと「ぶどう」(シャインマスカット)でした。
 

飯山駅開業100周年号指定券(上り)
 

往復乗車券(ゆき)
 

飯山駅開業100周年号指定券(下り)
 

往復乗車券(かえり)
 

乗車記念ポストカード
 

乗車記念バッチ
 

飯山駅スタンプ台紙
 

飯山駅スタンプ台紙裏
 

記念シール付きおにぎりセット
 

上り列車で配布された引換券
 

記念品は観光パンフレット

ぶどうも貰いました