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お酒と日本海の夕日を楽しめる越乃Shu*Kura号 |
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Maxとき号のお別れ乗車を終えて、長岡から快速越乃Shu*Kura号に乗車しました。新型コロナの影響で制約の多い中の運転となっていますが、振る舞い酒も個別配布ながら継続されていますし、2号車の売店で購入して楽しむ事もできます。季節は秋の秋分の日の直前の時期です。天候にも恵まれて車内から期待通りの日本海に沈む夕日を見る事ができました。 越乃Shu*Kura号の上越妙高行は車内で新潟のお酒を楽しむのも良いですが、この時期は日本海に沈む夕日の車窓を楽しめる列車でもあり別の楽しみ方もあることを認識できました。 |
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越乃Shu*Kura号の旅飲食は2号車で・・・ |
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上越新幹線E4系Maxとき号の乗り納めを終えて新幹線ホームから在来線ホームへ。大して待つこともなく十日町からの快速越乃Shu*Kura号が到着します。長岡で進行方向を変えるため少々停車します。長岡駅に入線してくる列車を見てびっくり1号車の旅行商品車両は数組か乗車しておらず閑散としています。2号車のフルースペースは売店関係の人以外は無人。3号車の指定席は8割ぐらいの乗車率です。3号車は、座席関間隔が広いので座席が埋まっていても空いているように見えます。長岡で進行方向が変わるのでそのうちに撮影だけ済ませて車内へ。 1号車は旅行商品専用で乗車できないので、3号車の指定席に乗車する事になるのですが、車内に入るとほとんどの席が埋まっています・・・。私が予約した座席だけ2席空いているだけです。隣は見た感じ誰も使ってはいないようですが、長岡で降りた人も見かけたのでその座席かも解りません。 長岡を発車した越乃Shu*Kura号は、長岡車両センターの脇を通過して宮内に停車。宮内を出ると上越線と分かれて信越本線を進みます。信濃川を渡り来迎寺を過ぎた辺りで2号車のイベントスペースへ。コロナの影響で樽テーブルは使えませんが、窓脇のカウンタータイプのテーブルなら間隔を空けて利用できるという事ですので、そちらでビールとつまみに鮭の切り身を買って一息つくことに・・・。ほとんどの方は、自席へ持ち帰って食事や飲酒をしているようですが、そちらの方が隣り合っての座席幅で密なような気もしますが・・・。私は、座席より制約があってもフリースペースで飲食したい派なので、他の方々と3メートルぐらい離れた端で山間部の車窓を眺めながら一息。越乃Shu*Kura号なら日本酒でしょ。と考えられるかも解りませんが、今日は暑かったのと、日本酒は僅かで良ければ振る舞いで貰えるのでビールを選択したという感じです。コロナ前は、演奏会やら地酒振る舞いもあって賑やかった車両中央部もガランとして寂しい限りです。 塚山を出ると日本海に向けて本格的な峠越え、沿線にはススキも目立ち季節は秋の夕方と言った感じです。2号車の窓側テーブルでビールと日本酒を楽しみ終わると、越乃Shu*Kura号は安田辺りを走行中で景色が開けて田園地帯と住宅街が広がること自席へ戻り景色を見て過ごします。 今日は山側の席ですので大した景色は期待できません。列車は、市街地を走り柏崎に到着します。柏崎で直江津行の快速を先に通すためしばらく停車します。ただ、光線具合の関係で撮影にはあまり向きません。 |
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日本海の夕日も美しいShu*Kuraの車窓 |
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柏崎では越後線からの115系普通列車の到着待って発車となります。今日は、黄色が主体の2次弥彦色でした。越後線から越乃Shu*Kura号への乗り換えはほとんどありませんが、弥彦線の到着を待って越乃Shu*Kura号は柏崎を出ます。私の座席は山側ですのでフリースペースへ移動します。柏崎を出てしばらくすると建物の間から日本海が見えてきます。その後、しばらく山間の中を走行し鯨波駅を通過すると車窓に西日に染まる日本海が見えてきます。普段、海とは縁のない生活ですので海が見えると嬉しくなります。列車は海岸線を進み青海川駅でしばらく停車します。 ほぼ海の海岸線の上にあると言っても過言ではない青海川駅のホームから波の音を聞きながらオレンジ色に染まる日本海の夕景をしばらく眺めます。今は、秋分の日直前の時期なので時間的にちょうどいいタイミングかも解りません。しばらく日本海に沈む夕日を眺めてから車両の撮影に。こちらも夕日のオレンジに染まる車両を撮影できました。 青海川を出ると、しばらくは車窓には日本海へ太陽が沈む夕暮れの美しい車窓を見る事ができます。越乃Shu*Kura号は日本酒を楽しむ列車ですが、時期によっては日本海の夕暮れの車窓を大きな窓から楽しめる列車でもあるんですね。私は山側の席でしたので2号車から見ましたが・・・。しばらく車窓を楽しんでいると列車は米山を過ぎて日本海も見えなくなり米山に到着します。米山から先は内陸を走るので日本海も見えず自席へ戻ります。そう言えば、あまり自席に座っている時間がありません。ここからは夕暮れの車窓を見ながらキハ40の旅を楽しみます。車窓もどんどん薄暗くなってきて楽しめなくなってきます。北越急行線の高架が見えてきて犀潟駅を通過すると直江津に到着します。 直江津では、特急しらゆき号の通過を待ちます。正直、特急しらゆき号に乗り換えても越乃Shu*Kura号に乗っても上越妙高からの新幹線は同じ列車ですのでそのまま乗りとおします。夕闇迫る時間帯と直江津で大勢の方が降りたので車内も寂しくなります。 直江津から先は、えちごトキめき鉄道に入るので乗務員も交代します。乗客も少なくなり静けさが漂う車内にキハ40のエンジン音が響きます。列車は、すっかり日も暮れて暗くなった闇夜の中を進みます。途中の高田で列車交換のため数分停車して終点の上越妙高へ。上越妙高から更に普通列車で妙高高原方面へ移動する人が多いのか、えちごトキめき鉄道の改札を通ったのは数名でした。ただ、えちごトキめき鉄道の改札業務はすでに終了していて無人駅みたいな状態でした。日暮れの早さも手伝って何か寂しい旅の終わりでした・・・。 |
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越乃Shu*Kura指定券 |
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