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大宮から越後湯沢へ快適な快速列車の旅 |
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夏の臨時列車の一環として485系「リゾートやまどり」を使用した快速谷川岳もぐら号が大宮から越後湯沢まで運転されました。大宮から越後湯沢まで指定席料金の510円を乗車券類に追加するだけで利用できるお得感と、形は変われど残り少ない485系電車で上越国境を越える事ができますので乗れるうちに乗っておこうと乗車しました。 車両自体は、3列シートのゆったり仕様でしたので越後湯沢まで快適に移動できました。 |
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「リゾートやまどり」でまずは関東を北上 |
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大宮駅の新幹線乗換口を通過して7番線へ向かいます。上越新幹線Maxとき306号から降車したばかりですが、再び高崎方面へ北上します。その前に売店でビールと「チキン弁当」を購入します。時間帯から「チキン弁当」は売っているか心配でしたが無事に購入できました。これで大宮から越後湯沢までの長丁場の旅の準備もできました。 大宮駅の発車は上りホーム7番線です。ここから下り列車に乗るのも違和感がありますが基調な体験となりそうです。すでに485系リゾートやまどりは入線していて客扱いを始めています。発車まであまり時間も無いので手早く撮影して車内へ。今日は先頭の6号車に乗車です。3列シートですが1人用の席ではなく2人用の席です。ただ、まだ隣は空席のままです。 大宮駅を若干遅れて宇都宮行と同時に発車した谷川岳もぐら号は、越後湯沢を目指して大宮駅を後にします。車内は7割方すでに埋まっている盛況ぶりです。大宮を出てすぐに大宮総合車両センター付近を通過して鉄道博物館脇を通ります。車窓から展示されているEF64 37が見えました。まだ時間が早いのかヘッドマークは付いてませんでした。 とりあえず今日は暑く大宮駅での撮影で喉も乾いたのでビールで一息。コロナ前はごく当たり前の光景で何処でも普通に見られた光景ですが、いつから罪悪感を感じながらこっそり飲むようになったのだろうか・・・。周りもお茶やコーヒーばかりでビールとか日本酒とかを嗜む人はあまりません。 列車は、高崎線を北上し郊外の住宅地を進み上尾・桶川と停車します。熊谷を過ぎて熊谷貨物ターミナルを通過し籠原で時刻調整のため停車して北関東を北上します。深谷を過ぎると田園地帯が広がります。そろそろ時間的に乗車も飽きてくる頃合いなので車内を一巡してみましたが、やはり7割くらいは乗ってます。私の隣は誰も居ません。高崎から乗ってくるのでしょうか。神保原を過ぎて神流川を渡ると群馬県に入ります。新町を過ぎて八高線が近づき烏川を渡ると高崎市に入り倉賀野を通過すると市街地に入り高崎車両センターと上信電鉄の車両が見えてくると高崎駅に到着します。 |
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形は変われど485系で上越国境越え |
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高崎からの乗車は結構多く空席もかなり埋まりました。ただ、私の隣と通路を挟んだ1列席は誰も来ません。高崎から上越線に入りさらに北上します。隣に誰も居ないうちに昼食に購入しておいた「チキン弁当」を食します。上京時の定番である「チキン弁当」ですが、今回の乗車では高崎の「とりめし」か「だるま弁当」の方が良かったのかも解りませんが、高崎駅の短い停車時間では購入するのは困難です。東京の味である「チキン弁当」を食していると211系のラッピング帯編成が見えてきて新前橋に到着します。 新前橋で乗務員が交代してさらに北上します。この辺りは、まだまだ夏の余韻が残っているようです。今日は天候も良いので上毛三山も良く見えます。列車は、渋川を過ぎて利根川を渡り山間部に入ります。時間にすれば僅かですが、渋川を過ぎると沿線の景色も秋めいてきました。山間部をトンネルと利根川を何回か越えて諏訪峡が見えてくると水上に到着します。 水上では乗務員交代のため少々停車します。この間に先頭部の撮影を済ませ再び車内へ。今度こそ隣に人が来るだろうと思いましたが空いたままです。谷川岳もぐら号は、水上駅を発車して形は変われど485系電車での上越国境越えが始まります。SL広場を見ながら利根川を渡ると山裾を縫うように進みます。列車は、集落が開けたところで上り線が離れて下り線のみ新清水トンネルに入るとすぐに湯檜曽駅に到着します。長岡方面の下り線のみトンネル駅になっています。ここでは2分しか停車時間が無いので急いで撮影して車内へ。湯檜曽を出ると延々と新清水トンネルを走行して土合駅に到着します。 土合駅は、下り線は新清水トンネル内で上り線は地上にホームがあります。地上の改札まで階段を10分ほど登らなけばなりません。今回は特に地上へは行かずにトンネル内のホームで過ごします。スマートフォンはホームでは使用できませんが、階段・待合室付近までは何とか電波が届いていて使用できます。多くの人が地上を目指して階段を上がっていくのでトンネル内のホームは人も少なく静かな時間が流れます。 発車の5分前にミュージックホーンが鳴り発車時刻が近い事を知らせます。そして土合駅で30分ほど停車した谷川岳もぐら号は再び越後湯沢を目指して動き始めました。まだまだ長い新清水トンネルが続きます。本当に長い新清水トンネルを抜けると新潟県側に出ます。車窓は群馬側の夏名残りから初秋の景色に変わっていました。魚野川を渡り離れていた上り線が近づいてきて越後中里を通過します。景色を楽しめるようにか列車は、風っこ並みの速度で運転しています。初秋の上越線の車窓を楽しむと列車は終着の越後湯沢に到着します。 485系「リゾートやまどり」を使用した快速谷川岳もぐら号の3時間56分の旅は長かったような短かったような不思議な感覚で終了して終了しました。 |
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結構入手に苦労した指定券 |
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