団体:フルーティアふくしま2号 喜多方−郡山 
2021年 4月 4日(日)乗車_ 

 乗車について
 SLばんえつ物語号に乗車後、会津若松から磐越西線で郡山へ向かう際に快速あいづ号の指定席を利用する事が多かったのですが、今回は久しぶりに快速フルーティアふくしま号に乗車しようかと思い予約しました。
 コロナの影響で運転見合わせが続いていた快速フルーティアふくしま号ですが、この週末(4/3)から運転再開になり4/4も運転される事から運転再開の2日後の列車に乗車して久しぶりに磐越西線でカフェタイムを楽しみました。

 フルーティアふくしま2号乗車記
 SLばんえつ物語号に会津若松まで通して乗った後は普通列車で喜多方駅に戻りました。フルーティアふくしま号は、会津若松駅でも乗れるのですが、やはり短距離の移動で始発から終点まで乗車できるのなら始発から乗車したいです。フルーティアふくしま2号の車両自体は早めに喜多方駅ホームに止まっていますが、喜多方駅では列車別改札をしていて早めにホームに行かれません。会津若松始発の頃は、すぐには乗れないにしても快速列車に併結されていたので記念撮影はできていたのでサービスはダウンですね。他にも早く記念写真を撮りたい家族連れや明らかに乗り鉄では無い人々が話をしてましたし。改札は発車10分前とか言う事でしたが、駅員が何やら話し込んでいて改札が始まったのは発車8分前。何と言うか、国鉄が強い時代の懐かしい光景を見る事ができました。改札から発車まであまり時間が無いので先頭部など速やかに撮影して車内へ。
  車内へ入る際は、手を消毒するとなど感染症対策を施しての乗車となります。この列車は、基本的に飲食を基本とするのでこれは仕方ありません。フルーティアふくしま号に乗車するのは2016年4月9日以来となります。ちょうどほぼ5年ぶりの乗車です。今回も1人利用ですので車端部の1人用席です。とりあえず着席すると目の前には紙製のナプキンと名刺サイズの乗車証がセットされています。
 
 フルーティアふくしま2号は、15時30分定刻に喜多方駅を発車します。前回乗車時は会津若松が始発でしたので、喜多方−会津若松間は初めての乗車になります。今回の座席は磐梯山に背を向けた席ですので見る事ができなく残念です。喜多方発車直後にバウチャー券(食事用)を渡したのでスイーツセットが運ばれてきました。今回は、「福島県産いちごのパンケーキパフェ」と「福島県産いちごのジュレぷりん」の2種類と桃ジュース1缶です。あとは、ホットコーヒーがありますがパスしてアイスコーヒーを貰いに1号車へ。アイスコーヒー・アイスティー・水はドリンクバーで飲み放題です。が、その前に列車は塩川に停車。塩川でSLばんえつ物語号と交換になるので先頭部へ撮影に。しかし、SLばんえつ物語号はなかなか姿を現さず、放送で交換の臨時列車は5分遅れとの放送が入りさらに先頭部で5分程待ってSLばんえつ物語号との交換を撮影。その後、列車は、遅れを戻すかのように進みますが会津若松には4分ほどの遅れで到着。
 
 会津若松の停車は僅かですぐの発車になります。会津若松からは列車の進行方向が変わります。車内の方も7割方の座席が埋まり本格的にカフェ列車の始まりです。列車は、進行方向を変えて2号車が最後部となりました。喜多方方面への線路と分かれて郡山方面へ。ここからスイーツを楽しむ列車の旅が始まります。このような特製の列車ではアルコールは飲む気にならないので、アイスコーヒーやアイスティーを楽しみます。要するにSLばんえつ物語号の車内で飲み過ぎたという事です。甘いものは別腹とは言いますが・・・。列車は右へ左へカーブして猪苗代湖畔に入ります。少し開けてくると磐梯山が天気が悪いながらバッチリ見えます。今度は、こちら側の席から見えるので磐梯山を見ながらのカフェタイムに突入です。しばらく磐梯山を見ていると景色が開けて市街地が見えてくると猪苗代に停車します。
 猪苗代を出たところでカウンターへ行って土産物を見てみます。前回乗車時とは違うピンバッチがあったのでそれを購入。列車は、中山宿の山間部を越えて磐梯熱海に停車します。ここでは行き違い列車交換のため数分止まります。行き違いの会津若松方面の列車の乗客からの視線を感じながら磐梯熱海を出ます。ここまで来ると「フルーティアふくしま」の旅も終盤です。最後にアイスコーヒーをもう一杯貰い最後の旅を楽しみます。ここまで、アイスコーヒー3杯・アイスティー2杯・水1杯と言う感じです。元を取るとかの考えは無く、SLばんえつ物語号で酒を飲み過ぎた影響かと思われます。次回、フルーティアふくしま号に乗る時はもう少しスマートに乗れるように酒は少なめにして乗ろうかと思います。郡山手前まで来ると桜の花が見頃で沿線も天気は悪いですが、春の明るい雰囲気の車窓が続きます。しばらくは、磐越西線では貴重な719系電車の走行音を楽しみます。東北新幹線の高架が見えると終点郡山に到着します。
 
 SLばんえつ物語号に乗車した際は、会津若松から郡山までは快速あいづ4号を最近は利用しますが、たまには「フルーティアふくしま」の旅も良いですね。ただ、決して安いわけではありませんので毎回利用とはゆきませんが、また機会があれば会津若松から郡山へ移動の際に乗車したいと思います。


始発の喜多方駅舎
 

発車案内@
 

発車案内A
 

喜多方駅停車中
 

先頭部
 

行先表示は「臨時」
 

ポットのロゴマーク
 

喜多方駅にて発車待ち
 

1人用シート
 

最初のセッティング
 

塩川でSLばんえつ物語号と交換
 

会津若松に停車
 

会津若松を発車
 

生憎の天候ですが磐越西線を南下
 

磐梯山も見られました
 

猪苗代に停車
 

磐梯熱海に停車
 

東北新幹線の高架が見えると郡山
 

終点郡山に到着

回送で会津若松に戻ります

車両について
 フルーティアふくしま号は、719系電車を改造した2両編成で1号車はカフェカウンター車両で2号車が客室になっています。内装は、会津漆器をイメージした大正時代を感じさせるデザインで大きなソフアーが座席として使用されています。1名用の座席は1人用シートが窓側に向けて配置され、2名用(ボックス)の席は1人用のシートが向かい合わせで配置、3人・4人用のシート(ボックス)は2人掛けシートが向かい合わせに配置されています。


1号車:クシ718-701
 

1号車車内
 

2号車:クモハ719-701
 

2号車車内
 

1人用座席
 

3人・4人用座席
 

2人用座席

運転台部分
  

 スイーツセットについて
 フルーティアふくしま号は、基本的に「スイーツセット」が付いてきます。但し、乗車の2日前と前日に空席があって予約した際は「スイーツセット」は付きません。ただ、アイスコーヒーやアイスティー・水は飲み放題で飲めます。
 私は、何とか3日前に予定を確定させて「スイーツセット」付きで申し込めました。
 4月は、「福島県産いちごのパンケーキパフェ」と「福島県産いちごのジュレぷりん」でした。この他に桃ジュースが1缶付きます。


提供スイーツの説明
 

紙製のナプキン
 

本日のスイーツなど

プリンのキャップにも「フルーティア」シール
  
 指定席券・記念品
 フルーティアふくしま号は、びゅう旅行商品専用列車ですので旅行商品(乗車のみもあり)の購入が必要です。予約は、インターネット(えきねっと)から簡単に申し込め乗車券の受けとりは、JR東日本の指定席券売機に予約番号を打ち込めば簡単に発券できます。以前の様に「びゅう予約センター」に電話してカード番号を伝えて郵送で乗車券の到着待ちという手間が無くなり便利になりました。
 今回は、週末パスを利用しての旅の途中に乗車しましたが、この列車だけは別に乗車票(乗車券)も必要でした。自動券売機からは、案内券・食事券・乗車票(指定券)・乗車票(乗車券)が出てきました。以前に乗った時は、乗車票(乗車券・指定席券)と1枚でしたが今回は別々に発行されました。
 案内券は、会津若松の観光案内所で割引券付きパンフレットと交換できます。私は試しに交換しましたが、必要のない人はそのまま「案内券」をコレクションとして取っておく事もできます。
 乗車記念品は、記念乗車証が配布されたというかテーブルに置かれていました。以前のポストカードから名刺サイズに変わりましたが配布されただけ有り難いです。その他にE7系の丸いカードも貰えました。(デザインは数種類から選べます。)
  
 
案内券(割引券引換用)


バウチャー券(食事用)


乗車票(指定券)
 

乗車票(乗車券)
 

乗車証明書(表)
 

乗車証明書(裏)
 

E7系カード

街歩きマップと割引券