快速:おいこっと号  十日町−長野
2020年 9月19日(土)乗車_ 

 乗車について
 快速おいこっと号は、平日は飯山線の普通列車に混ざって運用されているので平日に撮影していると見る機会も多く珍しいと思いませんが、快速おいこっと号としてはずいぶん乗車していないので、そろそろ乗車したいと考えていたところにSLぐんまみなかみ号の帰路に乗れることが判明して久しぶりに乗車することにしました。
  
 快速おいこっと号乗車記
 十日町から快速おいこっと号に乗車します。北越急行線からの乗り換え時間は少ないですが、意外な事に私以外にも何名か北越急行線からの乗り換え客がありました。短い時間ながら一応先頭部の撮影だけして乗車するともう発車の時刻となります。
 十日町を定刻に発車した快速おいこっと号は長野を目指して進みます。車内は、1号車より2号車の方が乗車率は高いようです。ただ、定員の3割程度しか乗ってない状況でほとんどが1人掛のクロスシートに集中しています。列車は十日町の市街地を出て田園地帯を進みます。早い場所ではもう収獲を終えている田もあります。車内では、さっそく乗車記念の「しおり」が配布されました。以前は、上り列車でも野沢菜が配布されていたのですが、上り列車のみ「しおり」の配布に変わりました。野沢菜だと好き嫌いなどもありますのでこれはこれで良いです。
 越後田沢を通過してトンネルを抜けると信濃川を渡ります。千曲川となる長野県側を含めて信濃川を飯山線が渡るのはこの1ヶ所だけです。そして車窓右側に東京電力の信濃川発電所が見えます。その後、しばらく信濃川に沿って列車は進みます。駅舎内に温泉がある津南駅を出ると千曲川には沿っていますがトンネルが続く山間部を走行します。越後田中を通過すると再度山間部を進み新潟県最後の飯山線の駅となる足滝を通過すると列車は長野県に入ります。信濃川も千曲川に変わり列車は飯山線内では長野県で最北となる森宮野原駅に到着します。
 森宮野原駅では19分ほど停車となります。コロナ禍なので特に何もイベント等はありません。ただ、列車から降りてホーム等を散策できるので気分転換にはなります。


始発の十日町駅
 

十日町駅停車中
 

行先表示は「快速」
 

車内の様子
 

森宮野原に到着
 

森宮野原停車中
 

1人掛け席を確保
 

車内の様子
 

信濃川を渡ります
 

信濃川に沿って進みます 

既に稲刈りが終わった地区も
 
初秋の飯山線を南下

 森宮野原での小休止を終えて快速おいこっと号は再び長野を目指して走ります。県境を越えているので千曲川に沿って列車は南下します。列車は、山間のトンネルや集落を抜けてゆっくりと進みます。相変わらず各駅に一旦停車して進みます。千曲川とはつかず離れずを繰り返しながら平滝付近を通過。この辺りまで来るとよく撮影に来るエリアなので車内から撮影地を見る楽しみも増えてきます。信濃白鳥駅を過ぎて遠くに西大滝ダムを見て西大滝駅を過ぎると桑名川駅に到着します。桑名川駅では交換列車待ちのため運転停車します。ドアは開きません。もう少し、森宮野原駅の駅で停車時間があっても良いかと思いますが、遅延対策で余裕を持たせているのでしょうか。とにかく対向列車が来るまで待つより仕方ありません。
 交換列車が到着して森宮野原を出ると車内改札が行われます。何も上桑名川を過ぎて千曲川が一番綺麗に見える区間で来なくても良いのにと思いましたが来てしまったのは仕方ありません。西日が反射してオレンジに染まる千曲川をその名の通り川に沿って右に左にカーブして列車は進みます。上境を過ぎて大きくカーブすると千曲川が離れて市街地が広がります。列車は、山間部を抜けて戸狩野沢温泉に到着します。戸狩野沢温泉では5分程止まります。さっそく道祖神と「おいこっと」を合わせて撮影していると発車の時刻になります。戸狩野沢温泉を出ると信濃平の田園地帯が続きます。早い田んぼではもう収獲を終えている場所もあります。信濃平の田園地帯を抜けると飯山に停車します。
 
 飯山では15分程停車します。コロナ禍で特にイベントも無く交換列車待ち合わせと言う感じの停車です。私もホームで撮影したのみで改札からは出ていません。行き違いの列車が到着して快速おいこっと号も長野を目指して再び走り始めます。もう車窓も薄暗くなり始めています。車窓も見難くなりました。蓮を通過してトンネルを抜けると高社山とともに千曲川が再び見てて千曲川に沿って進みます。途中、替佐の前後で一時的に離れますが、上今井から再び千曲川と沿って進みます。もう車窓も暗くなりどこが千曲川か解り難くなりましたが・・・。立ヶ花を過ぎて千曲川と離れます。しばらく走り信濃浅野を過ぎると北しなの線と並走して豊野に到着します。豊野からは北しなの線に入る関係で2分程運転停車を行います。豊野からは、北しなの線に入り豊野築堤を進みます。もう暗くてほとんどどこを走っているのか解りませんが、三才を過ぎて市街地が広がり北陸新幹線の高架が近づいてきて並行すると北長野に到着します。北長野を出ると市街地を進み長野総合車両センターを過ぎると長野駅に到着します。
 今年は、コロナの影響でイベントは無く臨時快速列車に乗っているような感覚でしたが、コロナが治まった折には以前の様に色々イベントが復活することを期待しています。
 

森宮野原停車中
 

千曲川に沿って進みます
 

戸狩野沢温泉に停車
 

飯山に停車
 

長野に到着
 

終着長野駅
 

車内モニター
 

西日射す千曲川
 

千曲川が離れます
 

信濃平付近を通過
 

信濃平付近
 

飯山を発車
 

夕暮れの千曲川に沿って

立ヶ花付近

豊野築堤

 指定席券・記念品

おいこっと号指定券
 快速おいこっと号は、座席の席割が特殊で運が悪かったり指定席券売機で購入するとロング席にあたったりすることがあるので、できれば窓口で購入するのが一番良いです。特に上りは若い番号の奇数番号B席が1人かけシートの進行方向となるのでややこしいです。
 上り列車については、野沢菜の配布早めて「しおり」の配布になりました。このしおりが手作り感があって良い物ですので「乗車記念」の文字も入れて配布すればなお良いかと思います。
 スタンプ台紙ですが、なんと他の列車と共用になっていました。スタンプも小さいのに変わりました。省力化もあるでしょうが、これは元に戻してほしいです。台紙のデザインは列車別に季節ごとに変えるから手間がかかるので、単に列車別のデザインすればいいかと思います。これはショックでした。

おいこっと号記念しおり
 

記念しおり(裏)
  

スタンプ台紙
 

スタンプ台紙(裏)