乗車について |
冬の臨時列車で今冬も、信越本線(高崎支社)でSLの夜間運転が行われる事になりました。列車名は若干変わり「EL YOGISHAよこかわ号」「SL
YOGISHAよこかわ号」の列車名で運転されます。客車も、旧型客車がリニューアル工事中のため12系客車での運転となります。
旧型客車のリニューアル工事が終わると、12系客車の出番も減ることが予想されるので乗れるときに乗りました。横川を日没後の夜に発車した列車は、C61
20に牽引されて夜の信越本線を高崎まで運転されました。C61の汽笛を聞きながら12系客車から見る夜の車窓は、旧型客車とは違った良さがありました。 |
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SL YOGISHAよこかわ号乗車記【横川17:35−高崎18:38】 |
EL YOGISHAよこかわ号で横川駅に到着します。折り返しSL YOGISHAよこかわ号として高崎へ向かいます。様々な電球の色で飾れた横川駅ホームでは太鼓演奏や地元の高校生が制作したクッキーの振る舞いなど様々な歓迎イベントがありました。ただ、SL
YOGISHAよこかわ号で高崎へ折り返すまで25分しかありません。モバイルSuicaで乗車しているので改札をタッチ&ゴーでUターンして先頭部へ急ぎます。
今年は、C61 20が牽引します。昨年は、D51 498牽引でしたので2種類のSL YOGISHAよこかわ号を撮影できたことになります。今年も、やはり中心は先頭のC61の撮影になりますが、昨年同様に光源が少ないのでうまく撮影するのは不可能でした。フラッシュを使う事もできませんし、使ったところでお察しな画像になるのは解り切ってますし・・・。今年は、マスコットキャラクターの「ぐんまちゃん」との記念撮影時間もありました。という事で、何回か撮影したところで車内へ。帰路の車両は1号車のスハフ12です。この車両に乗るのも久しぶりで、床下から響く発電用のディーゼルエンジンも良い音で唸っています。
地元の高校生の太鼓演奏に送られてSL YOGISHAよこかわ号は、C61の汽笛も高らかに夜の横川駅を定刻に発車します。帰路は往路より乗車率は良いのですが、旧客じゃないので人気が無いのか、昨年とは違い空席も見られます。その後は、闇夜の信越本線を進みますがC61直後の1号車ですので、夜の車窓ともども時折響く汽笛が良く聞こえ夜汽車の雰囲気が満点です。途中磯部に停車しますが停車時間は僅かで信越本線を進みます。車内では、SLトレーディングカードの配布が行われました。しばらく夜景を見ると東邦亜鉛の工場が発する明るい照明が見えると安中に停車します。安中は、昨年はSLの先頭と照明の位置が良く結構うまく撮影ができましたが、今年はその照明が消灯されていて真っ暗です。ホームの足場が悪いのも手伝って転倒してしまう子供もいて少し危ない状態に・・・。なんでSL付近の照明を消灯したままなのか解りませんが・・・。一般の方々は、もうフラッシュ使いまくりでJRから注意されても全く聞く耳持たず・・・。仕方ないので、角度を変えて向かいの「安中」の駅名表示と東邦亜鉛の工場を入れて撮影してみました。安中を出たSL
YOGISHAよこかわ号は高崎を目指して進みます。夜の信越本線を淡々と進み北高崎を通過して上越新幹線の高架が見えると終点の高崎に到着します。高崎では、車内点検のため長めに停車して写真撮影ができるように配慮されました。
しばらく高崎駅8番線に停車してたSL YOGISHAよこかわ号は、今年もC61単機だけでは無く編成ごと引き上げました。2年連続で乗車したSL牽引の夜汽車でしたが、今年は12系客車の夜行列車の雰囲気も相まって存分に楽しむことができました。おそらく来年は、リニューアルされた旧客が使用されて12系客車は使われないでしょうが、今度はリニューアルされた旧型客車使用のSL
YOGISHAよこかわ号の乗車を楽しみに新幹線乗り換え改札へ向かいました。 |
C61 20が牽引
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ヘッドマーク
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後部はEF64 1001
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211系との並び
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歓迎の太鼓演奏
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横川駅に佇むC61 20
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横川駅にて
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ぐんまちゃんと記念撮影
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方向幕
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安中駅に停車中
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安中駅にて
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高崎駅に到着
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始発の横川駅
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12系での夜汽車
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車窓は夜景
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磯部に停車
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安中に停車
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烏川を渡り高崎へ
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新幹線の高架が見えると高崎 |
高崎に到着 |
夜汽車の旅は終了 |
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帰路は新幹線で一気に帰宅 |
SL YOGISHAよこかわ号乗車後は、もう横川から軽井沢行最終バスには間に合わないので北陸新幹線で長野へ帰ります。こちらもタイミングが悪く、長野行の「あさま623号」は発車直後のためほぼ1時間待ちとなります。
今日は、2020年3月でサービスが終了となるモバイルSuica特急券を使用します。高崎−長野間の回数券等の発売は無くモバイルSuicaが唯一割安に新幹線を利用できる手段です。早めにスマホをタッチして改札内に入ます。幸い高崎駅新幹線待合室はWi-Fiが利用できるので待ち時間を退屈することなく過ごすことができました。
高崎から乗車した「あさま625号」は、空いていて10号車の指定席も窓側が埋まる程度でした。車内で、さっそく「鳥めし」とノンアルコールビールで夕食です。今日は、須坂駅まで車で来たので仕方ありません。高崎を出て安中榛名を過ぎて軽井沢に着くころまでに夕食を済ませて、あとは流れる夜景を眺めながら列車は進みます。途中の佐久平・上田での降車が多く、長野に着くころには窓側の席も半分程度までになっていました。この列車は、長野駅14番線に到着しました。長野止まりの「あさま」で14番線ホームに着くのは久しぶりです。長野到着してスマホを改札にタッチして出場します。モバイルSuicaの利用は、おそらくこれが最後になるので感慨深いものがあります。
新幹線を降車して長野電鉄乗り場へ移動。次の信州中野行の普通列車は、朝陽さくらラッピングの8500系T2編成でした。実は、朝陽さくらラッピングになってから8500系T2編成に乗車するのはこれが初めてでした。車内は混んでいて須坂側の先頭でようやく空席がありました。権堂から朝陽の間が一番混雑がひどく、朝陽を出ると1駅ごとに空いてきて須坂駅に到着する頃にはゆったりと座れる状態になりました。
これにて2019年の乗り鉄は無事に終了となりました。ありがとうございました。
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あさま625号(高崎19:34−長野20:26)
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長野電鉄(長野20:39−須坂21:06)
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車両について |
今年のEL YOGISHAよこかわ号・SL YOGISHAよこかわ号は、は、横川側がEF64 1001が担当。高崎側がC61 20が担当となりました。客車は、旧型客車がリニューアル改造中ですので12系客車が使用されました。EL
YOGISHAよこかわ号は、EF64 1001が12系客車を牽引する懐かしい光景となりました。今後、YOGISHA号シリーズに12系客車が使用されるか解らないので乗れるときに乗車しました。
また、12系客車については中間車が車両ごとに向きが異なり進行方向窓側がA席かD席か特定することが難しかったのですが、12系客車6両全車両で座席番号の統一が行われ、横川行はA席。高崎行はD席が進行方向窓側の席となりました。(両端のスハフ12形式も含む)
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EF64 1001
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C61 20
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12系ボックスシート |
12系客車車内 |
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指定席券・記念品 |
SL YOGISHAよこかわ号の指定券は、「えきねっと」で事前予約して確保しました。こちらは、一発で進行方向窓側が確保できて一安心です。EL
YOGISHAよこかわ号の記事でも書きましたが、こちらも、昨年はクリスマスも兼ねて記念カードが配られましたが、今年はSLトレーディングカードの配布のみに留まりました。
その他、地元高校生からクッキーが配布されました。また、高崎支社からホームで光るブレスレットとSNSで指定された方法で投稿した方には画面確認をしてSLクリアファイル(A5版)が配布されました。
余談ながら、帰路は2020年3月で終了予定のモバイルsuica特急券を利用しました。 |
トレーディングカードの袋
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SL YOGISHAよこかわ号指定券 |
トレーディングカード
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クリアファイル表(A5版)
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クリアファイル裏(A5版)
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ウメロンクッキー
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光るブレスレット
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モバイルSuica特急券(トップ画面) |
モバイルSuica特急券(専用画面) |
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