お座敷新幹線運転開始5周年  
特急:とれいゆつばさ号  新庄―福島
2019年 8月25日(日)乗車_ 

 乗車について
 山形新幹線内で運転されている観光列車「とれいゆつばさ」に久しぶりに乗車しました。前回は、福島→新庄の下り方向でしたが、今回は新庄→福島の上り方向での乗車にしました。今年は、運転開始5周年という事で足湯利用者に配布される乗車証にも5周年のロゴマークがありました。
 
 とれいゆつばさ2号乗車記
 酒田から乗車した快速最上川号は終着の新庄に到着。8分の乗り換えで山形新幹線とれいゆつばさ2号に乗り継ぎます。とれいゆつばさ号が発車する1番線に移動して、まずは15号車のカウンターへ。すでに足湯券の販売が始まっていて列ができています。夏休み中も手伝って心配しましたが、無事に16時45分からの足湯券を確保して一安心。乗り少ない発車までの時間で先頭部の撮影をします。今日は、新庄まつりが行われているので、次の「つばさ」の自由席には長い列ができています。とれいゆつばさ号は、全車指定席と山形駅へは次のつばさ150号が先着となるので空いています。今日は、お座敷指定席の指定席進行方向側に席を取ります。
 
 新庄を15時00分に発車した「とれいゆつばさ2号」は、奥羽本線を福島へ向けて走行します。しばらくは、陸羽東線と並走して南新庄を過ぎると陸羽東線と分かれます。列車は、西日射す田園地帯を快調に進みます。車内は空いていてのんびりした時間が流れています。。さくらんぼ東根・天童と過ぎて仙山線と交わる羽前千歳駅を通過して、左沢線と交わる北山形駅で20分ほど運転停車します。北山形で、仙台行の仙山線と交換し、後続の「つばさ150号」を先に通します。この時間が長く結構きつかったので、足湯はこの時間帯に指定すればと少し後悔します。北山形を出ると山形城のお堀が見えてきて山形に到着。山形では、2分停車のうちに撮影しておきます。
 山形駅で撮影をして車内に戻ると結構座席が埋まっています。山形から福島へはこの列車が先着になるので乗車した方も多いようです。14号車の「びゅう企画枠」の号車はガラガラですが、11号車から13号車は程よく乗車しています。山形を出て列車は市街地を抜けて田園地帯を走行します。しばらくは、とれいゆつばさ2号の走行を楽しみます。かみのやま温泉駅を出ると、いよいよ足湯の予約時間となります。ちなみに足湯券は、山形発車直後に完売となりました。山形駅から乗車の際は、いかに早く足湯券を購入するかが勝負になりそうです。
 さて、16号車に移動して赤湯駅発車と同時に足湯を楽しみます。夏場ですので心配しましたが、足湯ですので暑くもなく快適でした。ちょうど疲れる時間帯だった事も手伝って足が温められて疲れもとれます。前回乗車時は、板谷峠通過中で列車が走行したままの時間帯での足湯利用でしたが、今回は足湯利用中に高畠駅に停車します。足湯を利用しながら初めて停車駅の到着・発車を体験したのですが、減速と加速の際に意外とお湯が波立ち驚きました。少し水位が低いと思いましたが、それには理由があったようです。
 足湯利用を終えてラウンジでアイスクリームを食べて米沢を出るころに自席戻ると、車内は少し乗客が増えていました。臨時つばさ号と言った感じで利用する人いるようです。列車は、夕闇迫る板谷峠を進みます。スイッチバック駅で有名だった峠駅などを通過してしばらくトンネルが続きます。最後のトンネルを通過すると福島盆地が見えてきて列車は福島市街地に入ります。東北新幹線に接続する山形新幹線用のスロープを見ながら列車は、在来線の線路を進み終点の福島には在来線ホームに到着しました。
 E3系新幹線電車で、福島駅の在来線ホームに到着するのは不思議な感じです。ともあれ、夕闇せまる福島駅で「とれいゆつばさ」の旅は終わり山形への回送列車を見送り新幹線ホームへ移動します。
 

始発の新庄駅
 

発車案内
 

新庄駅停車中
 

とれいゆロゴマーク
 

行先表示
 

新庄を出発
 

天童駅停車
 

北山形で20分停車
 

山形駅停車中
 

間もなく山形を発車
 

山形盆地を進みます
 

板谷峠を進みます
 

新幹線への高架が分かれ
 

福島駅に到着
 

福島駅は在来線ホームに入ります
 

福島に到着した「とれいゆつばさ」
  

 車両について
 とれいゆつばさ号は、5年前に一度乗車しています。その時もお座敷タイプの1人用席を利用しました。今回は、5年前の利用時と側ぅている点があり、座面にある座布団が「天童将棋駒デザイン」に変わっていました。その他、車端部に案内用ディスプレイが設置されていたり、足湯車両の待ち合わせのソファーが天童木工のソファーに変わっていました。
 

お座敷普通車車内
 

1人用ボックスシート
 

座布団が変わりました(天童将棋駒デザイン)
 

車端部の荷物置場
 

湯上りラウンジ
 

お座敷部分
 

記念撮影ボード
 

新設された案内用ディスプレイ
 

16号車への入口
 

足湯を堪能
 

足湯部分

天童木工のソファーを新たに設置
  
 指定席券・記念品
 とれいゆつばさ2号の指定券は、余裕で1人用ボックスの進行方向を確保できました。ただ、福島から大宮は、やまびこ号のB席以外は指定が満席で、つばさ号も通路側しかない状態でしたので一度つばさ号は通路側で確保して、後に空席が出ましたので、やまびこ154号の窓側に長野駅で変更しました。あまりいい顔はされませんでしたが、「えきねっと」で予約して発券すれば、席無し特急券+指ノミ券+指ノミ券になるのは仕様上仕方ないので、文句があるなら自社の上層部へ上げてほしいものです。こちらも一葉化されていた方がきっぷの管理が楽です。乗車券マニアではないので、指ノミ券とか券片が増えて正直邪魔です。
 今回は、足湯を利用したので「とれいゆつばさ」タオルセットと乗車証明書を貰いました。この乗車証明書は、足湯車両で足湯を利用した「とれいゆつばさ」16号車の乗車証明書と言った考えのようで足湯を利用しないともらえません。
 この他に、とれいゆつばさ5周年記念ステッカーも貰いましたが、こちらは誰でもバーカウンターで貰えるはずですが、私は足湯利用券購入時に同時に貰いましたので個別で配布していたかは不明です。
  

とれいゆつばさ指ノミ券
(穴は画像加工でふさぎました) 

やまびこ154号指ノミ券
  

新庄から大宮までの席無特急券
 

足湯の利用案内

足湯利用者に配布される乗車証
 

タオルセット
 
 
乗車証(裏)
 

とれいゆつばさ5周年記念シール 
 

足湯利用券(利用時に完全回収されます)