快速:リゾートみのり号       新庄−仙台
2019年 5月25日(土)乗車_ 

 乗車について
 今回、久しぶりに新緑の陸羽東線を走る快速リゾートみのり号に乗車しました。 前回(2015年)も初夏の時期に乗車しましたが、車窓からの風景が良かったので今回もこの時期に乗車しました。今回も1列席を確保できましたので、前回(古川駅下車)とは違い仙台駅まで全区間乗車しました。

 快速リゾートみのり号乗車記【新庄15:01−仙台17:39】
 酒田からの快速最上川号は新庄が終着駅。新庄から陸羽東線の快速リゾートみのり号に乗車します。久しぶりの気動車快速の乗り継ぎとなりました。あまり時間がありませんので手早く撮影して車内へ。車内は、ガラガラです。まぁ、この時期ですから仕方ないですかね・・・。
 15時1分に仙台へ向けて快速リゾートみのり号は新庄を発車します。しばらくは、奥羽本線(山形新幹線・山形線)と並行して進みます。南新庄を通過すると奥羽本線(山形新幹線・山形線)と分かれて東へ進みます。やがて列車は山間部に入り小国川に沿って進み瀬見温泉へ。瀬見温泉でまとまった乗車があり車内も少しは賑わってきます。この後、最上・赤倉温泉と乗客が増えて座席も徐々に埋まってきます。早いうちに前面展望を楽しんでおいて良かったです。列車は、堺田駅を通過するころ分水嶺を通過します。ここからは基本的に山を下る事になります。列車は、西日射す田園地帯とトンネルを交互に進み中山平温泉に停車。ここでは、保存されているC58 356を見る事ができます。中山平温泉を過ぎて森の中を抜けると中山平温泉の温泉街が見えます。駅からは少し離れています。その後列車は、最大の見せ場となる鳴子峡を徐行で通過します。紅葉の時期は大変美しいようですが、西日に照らされた鳴子峡も大変美しくここは徐行で通過します。そして長いトンネルを抜けると鳴子温泉に到着。ここで降りる人も目立ちましたが、乗車してくる人が多く7割ぐらいまで座席が埋まりました。快速リゾートみのり号の本番は鳴子温泉からのようです。
 鳴子温泉の次は鳴子御殿湯に停車し江合川を渡ると田園地帯を進みます。徐々に視界が開け田園地帯から住宅地・市街地と景色が変わると列車は古川に到着。半分以上の乗客が東北新幹線に乗り継ぐため下車して車内も一気に寂しくなります。古川を出ると再び田園地帯を進み小牛田に到着。構内には、レール輸送用の気動車(ロンキヤ・短キヤ)を見る事ができました。小牛田では、グループ客が下車して車内はさらに寂しくなりました。
 
 小牛田からは東北本線を仙台へ向けて進みます。流石に電化区間ですので快速リゾートみのり号も陸羽東線とは違いかなり飛ばして進みます。ディーゼル音が心地よいです。鳴瀬川を渡り田園地帯を進みます。沿線は、下り列車方向(この列車からは背を向けた状態)で大勢の方がカメラを構えて待ってます。私も、車内も空いているので前面展望を楽しみます。松山町を通過してちょっとした山間部を通過して住宅地に入ると、お待ちかねのED75 758のライトが見えてきました。緊張の一瞬が・・・。なんと鹿島台の駅構内で工事用臨時列車(ロングレール輸送)とすれ違う悲劇が・・・。あと10秒遅ければ良い感じだったので惜しかったです。撮影自体はできたのでこの点は本当に良かったです。後は座席に戻り仙台までの旅を楽しみます。列車は田園地帯を抜けて山間部に入り右に左にカーブして山間部を抜けると松島湾が見えてきます。松島駅に停車すると1名乗ってきました。ちょうど良い時間にこの列車があったのでしょうか。ちゃんと車内改札もありましたしポストカードも配布されました。なぜ詳しく解るかと言えば私の席の前に座ったからです。松島を出るとしばらくの間、オレンジ色の西日に照らされた松島湾の海と仙石線を見ながら進みます。途中で東北本線と仙石線の連絡線も見られました。列車は、松島湾と仙石線に別れを告げて住宅街の中を進みます。そして、JR貨物の仙台総合鉄道部を通過して市街地に入り仙台車両センターを通過すると仙台に到着します。1号車は空いていましたが、他の号車は結構乗っていたようでホームに降り立つ乗客も多かったです。
 真夏を思わせる仙台には17時39分に到着。それから回送される快速リゾートみのり号を見送ります。ただ、まだ旅は終わらずに新幹線改札へ移動します。今日は、もう少し移動が続きます。
 

始発の新庄駅
 

発車案内
 

新庄駅停車中
 

ロゴマーク
 

快速リゾートみのり号車内
 

前面展望
 

新緑の鳴子峡
 

展望スペース
 

仙台に到着
 

回送で小牛田へ
 

初夏の陸羽東線を南下
 

JR社員のこけし
 

中山平温泉に保存されているC58
 

次第に西日になってきました
 

小牛田に到着
 

鹿島台でロンチキとすれ違い
 

仙石線との連絡線

松島付近を通過

仙台総合鉄道部を通過

 指定席券・記念品
 指定席券は、乗車を決めた時点では満席でした。新庄から東京までは陸羽東線と奥羽本線(山形新幹線)の2つのルートを考えていましたが、空席照会を続けるうちに突然1号車に空席が多数発生し車いす用の座席(1人用)も予約できるようになっていたので1人用を予約しました。なお、3号車の車いす用座席はロックされて予約はできませんでした。
 
 乗車記念として、快速リゾートみのり号乗車証明書が配布されました。こちらは、どこから乗車しても申し出れば貰う事ができました。デザインは、2019Springになっていたので夏以降は別デザインの乗車証が配布されると思われます。

快速リゾートみのり号乗車証

快速リゾートみのり号指定券