越乃Shu*Kura号運転開始5周年 |
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快速:ゆざわShu*Kura号 |
越後湯沢−上越妙高 |
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2019年 5月 4日(土)乗車_ |
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乗車について |
運転開始5周年となった「越乃Shu*Kura」に乗車しました。ただ、今回は越後湯沢発の「ゆざわShu*Kura」の乗車でしたが、新緑の山々や夕日が美しい日本海などの車窓をビールと日本酒を飲みながら楽しめた贅沢なひと時でした。
なお、本日は柿崎付近で軽自動車が線路上に転落したため遅延して上越妙高に到着しました。 |
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ゆざわShu*Kura号乗車記 |
上越新幹線を越後湯沢で降りて在来線ホームへ。今日は、結構気温が上がっていて暑いです。もう季節は初夏と言ったところでしょうか。在来線ホームの1番線には折り返し運転となる快速ゆざわShu*Kura号が停車しています。ただ、まだ時間が早いのかドアは開いていません。ライトは点灯しているので乗車前にさっさと撮影を進めます。発車15分ぐらい前になるとドアが開いて乗車できます。今日の朝に座席位置変更で窓側を確保できましたが壁の前でした。ただ、長岡で進行方向が変わるのでそれまでの我慢です。
越後湯沢を駅員の方々に見送られて14時45分定刻に発車しました。車内(3号車指定席)は9割方座席が埋まりゴールデンウィークらしい乗車率です。車窓は、まだ遠くの山々には残雪が残り里の方は若葉が綺麗な春の車窓です。車内改札が終わると同時に2号車へ。いろいろ撮影してのどが渇いたのでビールで一杯。新緑の車窓を見ながらのビールも最高です。本当は、Shu*Kuraですので日本酒の方が良かったのでしょうが・・・。車内では、湯沢駅を通過する事から生演奏のイベントが始まりました。流れゆく車窓を生演奏を聴きながらビールを楽しむちょっと贅沢な列車旅です。列車は、魚野川に沿って北上を始め越後川口駅の手前から「蔵元イベント」が始まります。本日は、朝日酒造さんの日本酒の試飲でした。全種類を2杯ずつ頂きました。個人的な好みがあるのですが、私は「朝日山」純米吟醸が気に入りました。何か透明感のある爽やかなと言うかフルーティーな味で、冷やしても常温でもグイグイ何杯でも飲めそうです。蔵元イベントも一度退出して座席へ。列車は、信越本線と合流して宮内駅を通過して長岡へ。長岡駅で列車の進行方向が変わります。座席の回転を終えたらホームへ。後日、撮影画像を見ると案の定手ブレばかり・・・。
長岡で進行方向が変わり、座っていた座席が今度は車両の最後部となります。長岡からは相席になりました。宮内駅で停車して今まで走ってきた上越線が分岐する頃、2回目の蔵元イベントがありましたので再度お邪魔して再び試飲をして過ごします。もう、そんなに飲めないので1種類ずつ頂いて座席へ。列車は、西日射す信越本線を進み間もなく柏崎です。柏崎では、後続の快速列車に道を譲るためしばらく停車します。柏崎では、蔵元イベントを行った酒造会社の方が下車します。また、越後線からの115系が二次新潟色の車両でしたのでこちらも撮影。新潟の115系はどの色が来ても当たりですので駅で撮影しても楽しいです。柏崎で快速を先に通した快速ゆざわShu*Kura号は、いよいよ車窓最大の見せ場の日本海沿いを走ります。日没までは時間がありますが、すでに日は傾き始め日本海に太陽の光が反射しています。しばらく日本海の車窓を楽しむと、列車内では生演奏が始まりました。そして程なく青海川に停車。日本海に一番近いと言うか、もうホーム下が海岸となっている青海川駅でしばらく停車。日本海に沈みつつある夕日を見るもよし、良い光線なので「越乃Shu*Kura」を撮影するも良し停車時間は飽きることなく過ごすことができます。車内では、生演奏も行われていてその音楽がホームからも聞く事ができて雰囲気満点です。
青海川駅での撮影を終えて座席へ戻ります。間もなく発車時刻と言うところで放送が・・・。この先の柿崎付近で線路支障のため運転見合わせになるとのこと。
青海川で思わぬ足止めとなりました。が、これを逆手に再び2号車へ赴き鯛茶漬けと日本酒を注文。選んだ銘柄は「新潟しゅっぽっぽ」(君の井酒造)。この銘柄は一度飲んでみたかったので今回試してみました。日本酒と鯛茶漬けとは不思議な組み合わせですが、鯛茶漬けの方は人気があるようで私の他にも2名ほど注文していました。時刻は17時30分を過ぎて日の沈み方も早くなります。日本酒と鯛茶漬けを堪能して座席に戻るもまだ運転再開の見通しは無いとの事。どうやら車が線路に転落して上り線を支障している模様で、柏崎で先行した快速が手前で停止している模様です。衝突事故は避けられたようで車の撤去待ちの模様です。しばらくすると運転再開は18時30分見込みと運行情報メールが入りました。その直後に、とりあえず柿崎手前の米山駅まで進む旨の放送が入り18時5分頃に青海川駅を発車。列車は日本海に沿って進み18時15分に米山駅に到着。側線に入ったので直江津で退避予定の特急しらゆき号を待つのかと思いましたが、一向に特急しらゆき号が来ません。米山駅は通過扱いの駅なのでドアは開きません。定刻なら直江津を出て春日山付近を通過する時間となる18時23分に運転を再開して進むという事で米山駅を発車。特急しらゆき号は長岡で抑止中とのこと。列車は進み柿崎駅場内信号の前で急減速。どうやらこの辺が事故現場のようです。クレーン付きのトラックと警察車両が止まっています。その脇に銀色の軽自動車が線路から離れた場所に止められていましたが、まだ道路への引き上げは行われていません。事故現場を通過して柿崎駅を通過すると速度を上げて回復運転に入ります。列車は、豪快なディーゼル音を響かせながら直江津へ向かって進みます。途中、潟町駅に停車して列車は進みます。車掌氏が回ってきて最終目的地と新幹線利用の有無を聞いて回ります。そうこうしていると列車は直江津駅に到着します。直江津では、特急しらゆき号の退避は行わずに乗務員の交代が済み次第すぐに発車します。このおかげで遅れは少し回復できました。直江津からは、えちごトキめき鉄道に入ります。列車は先を急ぐかのように進み高田に停車。僅かな停車で高田を発車すると新幹線の高架が見えてきて終点の上越妙高に到着します。
私は、上越妙高から後続の列車で「えちごトキめき鉄道」に乗車して妙高高原から「北しなの線」に乗車予定でしたが、乗り換え予定の妙高高原行は先に出てしまったので新幹線の乗車に変更します。19時13分発の東京行の北陸新幹線はくたか574号には、ギリギリ間に合う19時8分に30分遅れで上越妙高に到着しました。
終着駅の余韻を楽しむ時間は無く、上越妙高の駅名板と快速ゆざわShu*Kura号の組み合わせを1枚撮影して駅員の方に案内されて急ぎ足で改札を出ました。
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始発の越後湯沢駅
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発車案内
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行先表示
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越後湯沢駅車中
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2号車車内
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3号車車内
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横断幕で見送り
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さっそく2号車でビールを堪能
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蔵元イベント
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長岡で進行方向が変わります
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柏崎で快速列車の退避のため停車
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青海川駅でしばらく停車
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日本海を眺めながらしばらく休憩
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車内では生演奏が行われます
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日本海の夕暮れ
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約30遅れて上越妙高に到着
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新緑の上越線を北上
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残雪が残る山々も綺麗です
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魚野川に沿って北上
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宮内で信越本線と合流
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長岡構内にキハ40
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今度は宮内で上越線と分岐
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信濃川を渡ります
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柏崎を過ぎて海が見えてきます
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ラベルで酒を選択・・・
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鯛茶漬けとともに |
転落事故の現場を通過 |
直江津は乗務員交代後すぐ発車 |
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指定席券・記念品 |
指定券
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今回の「ゆざわShu*Kura」の指定券は、やはりゴールデンウィーク中だけあってなかなか確保はできませんでした。一週間前にようやくB席が確保できて乗車の目途は立ったのですが、窓側になかなか座席位置変更をすることができませんでした。「えきねっと」では、「窓側」「通路側」の選択はできませんが、詳細なA席〜D席までの段指定はできるので、そちらを活用して指定席照会をし続けました。最終的には、乗車当日の朝に新潟駅で窓側の確保に成功しました。
今回は、越乃Shu*Kura運転開始5周年という事で「記念しおり」が配布されました。また、5周年記念スタンプも設置されて通常のスタンプと2種類押す事ができました。
また、越乃Shu*Kuraスタンプカードも配布されました。 |
越乃Shu*Kura5周年記念しおり(表)
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越乃Shu*Kura5周年記念しおり(表)
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越乃Shu*Kura5周年記念スタンプ
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越乃Shu*Kura乗車記念スタンプ
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乗車ポイントカード(表) |
乗車ポイントカード(裏) |
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