快速:HIGH RAIL2号(冬ダイヤ)  小諸−小淵沢
2019年 1月 5日(土)乗車_ 

 乗車について
 「青春18きっぷ」の1回分を利用して冬季ダイヤで運転されている快速HIGH RAIL2号に乗車しました。この時期は、上りが日中に走行するHIGH RAIL2号、下りは夜間に運転されるHIGH RAIL星空号の1往復のみの運転となっています。車窓に雪景色という光景はありませんでしたが、新年の小海線をHIGH RAIL1375に乗車してゆっくりと旅を楽しめました。
  
 HIGH RAIL2号乗車記
 小諸駅から快速HIGH RAIL2号に乗車します。冬季は、この2号だけが白昼走る列車となりますので、指定席も発売状況も宜しいようです。入線時刻が近くなると小海線のホームには結構乗客が集まり始めます。そして、HIGH RAIL2号が761Mと並走する形で入線してきました。
 列車が入線してもすぐには乗れません。しばらくしてようやくドアが開いて乗車となります。乗車前にアテンダントが入口で乗車券の確認を行います。本日は、1号車のシングルシートです。一人用なので気兼ねなく乗車できるのは良いのですが座席が斜めなのが少し苦手です。2号車のリクライニング席は窓側が満席とのことで1号車で妥協しましたが、冬季なのに結構な席が埋まり驚きました。
 
 小諸駅を定刻に発車したHIGH RAIL2号は、しなの鉄道線としばらく並走して乙女駅の先で大きく右にカーブして浅間山を背に小海線を南下します。今日は、この辺から昼食を摂ります。HIGH RAILの場合は、事前に予約(パック商品を購入)しないと車内で弁当類は入手できません。車内は、8割型の座席が埋まる状況で佐久平でほぼ満席になるのではないかと思います。しばらくの間、国道と並走して列車は進み市街地に入ると列車は高架を上り始め佐久平に到着します。佐久平では北陸新幹線からの乗換駅ですので乗客も多く1号車は満席になりました。佐久平を出ると、続いて列車交換のため岩村田に止まります。岩村田を過ぎると小海線の拠点駅となる小海駅に到着します。小海駅では、小海線営業所の方々がお見送りをして列車を見守ります。本日は、先ほどの岩村田で交換列車が少々遅れた関係で停車時間は短めでした。
 中込を出ると小海線営業所から2019年HIGH RAIL号運転開始初日という事で記念品が配布されました。こちらは、長野支社のホームページにも掲載せずにサプライズと言う形で配布され乗客から大変喜ばれました。中身は、「信州アルクマ揚げそば」「HIGH RAIL1375ミニタオル」「HIGH RAIL1375ポストカード」「HIGH RAIL1375ボールペン」でお土産セットみたいな感じで820円の座席指定券も相殺できるような内容でした。なお、この配布は2019年1月5日のHIGH RAIL(往復)の中込−小海間のみで行われたようです。列車の方は、田園地帯を進み千曲川と並走して南下します。このあたりから太陽が正面に来て少しつらい区間となります。ブラインドを降ろせば解決しますが、意外とテーブルに太陽が反射してこちらが眩しかったりします。列車は、山裾を走り小海に到着します。記念品を配布した小海線営業所の方々が降車してすぐに発車となります。
 
 小海を出ると列車は、山間部を進みます。佐久海ノ口・信濃川上と列車は進み木々の間から視界が一気に広がると高原野菜の畑が姿を現します。ただ、冬季なので広々した畑が冬晴れの青空に映えて一層広々と見えます。列車は、JR線で一番標高の高い野辺山に到着します。野辺山では少々停車するので撮影タイムです。ただ、冬光線なのであまり綺麗に撮影できないのが残念です。また、今日は美しい青空の冬晴れでかなり寒いです。野辺山を出ると、売店でホットコーヒーを購入して体を温めます。列車は、宇宙電波観測所のアンテナを見ながら冬の林を進みます。やがてJR最高地点を徐行で通過して橋を渡ると山梨県に入ります。列車は、下り勾配に入り清里に到着。夏場はそこそこ賑わう清里も冬季は人影もなく寂しいです。清里でも少々停車となるのでホームへ。清里を出ると列車は木々の間を走り本格的に下り勾配を進みます。列車は、吐竜の滝を見ながら右に左に大きくカーブして甲斐大泉を通過します。しばらくすると車窓に富士山が木々の間から見えてきます。甲斐小泉を過ぎると木々の間隔も広くなり視界も広がります。中央道をくぐると列車は大きくカーブして車窓には八ヶ岳が見えてきます。反対側からは中央本線が近づき並走すると終点の小淵沢に到着します。
 小淵沢で乗り換える普通列車松本行は、同じホーム反対側から2分の接続。写真を数枚撮影すると発車のメロディーが流れだして慌ただしく乗車。冬のHIGH RAIL1375の旅は、旅の余韻に浸る暇もなく211系の車中の人になりました。
  

小諸駅に停車中のHIGH RAIL2号
  

小諸駅にて
 

115系S16編成との並び
 

本日はシングルシート
 

中込駅での見送り
 

野辺山で少々停車
 

野辺山駅にて
 

野辺山駅にて
 

清里駅に少々停車
 

清里駅にて
 

小淵沢に到着
 

小淵沢に到着したHIGH RAIL2号
 

始発の小諸駅
 

側面表示(行先)
 

側面表示(列車名)
 

1号車車内
 

本日の昼食
 

配布された記念品
 

佐久平に停車
 

岩村田に停車
 

冬の小海線を南下
 

小海駅に停車
 

スタンプ台
 

千曲川と並行
 

冬の高原野菜畑を通過
 

コーヒータイム
 

JR最高地点を通過
  

吐竜の滝

富士山が見えてきました

八ヶ岳が車窓左に見えると小淵沢

 指定席券・記念品
 指定席券は、1ヶ月前に購入はせず25日前に「えきねっと」特典の乗車変更で予約しました。時期柄空席状況は△の状態でしたので座席位置が気になりましたが、直前まで乗車の確定ができなかったので当日発券としました。指定された場所は1号車のシングルシートでした。1号車は、運転直前まで企画用の枠だったかと思いますが、冬季の運転では早めに一般枠に戻して解放しているのでしょうか。
 また、本日はHIGH RAIL1375の2019年運転初日という事で、小海線営業所から記念品が配布されました。中身は、「信州アルクマ揚げそば」「HIGH RAIL1375ミニタオル」「HIGH RAIL1375ポストカード」「HIGH RAIL1375ボールペン」となかなか豪華でお土産セットみたいな感じです。これだけ貰えれば820円の指定席料金も安く感じます。なお、記念品の配布は、1月5日の中込−小海間のみでした。
 

HIGH RAIL2号指定席券
 

スタンプ台紙
 

スタンプ台紙(裏)
 

本日配布された記念品

ポストカードとHIGH RAIL1375のボールペン