信越線開業130周年記念イベント  
快速:リバイバル115系リレー号  豊野−高田(1号)
2018年 10月20日(土)乗車_ 

 乗車について
 信越線開業130周年を記念して、JR東日本長野支社・しなの鉄道・えちごトキめき鉄道で快速「信越線130周年リバイバル号」(軽井沢→豊野)・快速「信越線130周年リバイバル115系リレー号」(豊野→高田・高田→上田)が運転されました。先週の「信越線開業130周年記念号」は団体臨時列車として運転されましたので、本日の臨時快速3本が事前予約なしの普通乗車券で乗れる記念列車となりました。
 豊野から運転された「信越線130周年リバイバル号」は、115系S3編成(湘南色)とS7編成(初代長野色)の平成初期の普通列車を思い出させる編成となりました。また、事前予約等不要の一般乗客が乗車できる臨時列車としては経営分離後初めて妙高高原駅の会社間の壁を越えて「えちごトキめき鉄道」の高田駅まで運転されました。
 こちらの列車は、快速信越線130周年リバイバル号(別ページ)と豊野駅で乗り継ぐ形で乗車して、久しぶりに妙高高原での乗り換えなく上越市の高田まで直行で乗り通せました。
  
 豊野駅で「信越線130周年リバイバル号」から「リバイバル115系リレー1号」へ
 まずは、軽井沢から臨時快速信越線130周年リバイバル号に乗車して豊野駅に到着します。豊野駅では5分の乗り換え時間で、快速信越線130周年リバイバル号から快速リバイバル115系リレー1号へ乗り継ぐことができました。最初に115系リバイバル115系リレー号が回送で豊野駅3番線に到着。それに続いて、軽井沢からの快速信越線130周年リバイバル号が豊野駅1番線に到着して乗り継ぎとなります。
 豊野駅は、階段が1ヶ所しかありません。豊野駅に到着後は、一気に1ヶ所しかない階段に人が殺到して1番線から3番線への大移動が行われました。規模が小さい駅ですので階段も狭く、ムーンライトながら号運転時の大垣駅よりもすごい迫力でした。私は、臨時快速信越線130周年リバイバル号乗車時に、あらかじめ階段に近い5号車に乗車したのでスムーズに乗り換えをして、リバイバル115系リレー1号の窓側も確保できました。
   
 リバイバル115系リレー1号乗車記(豊野11:59−高田13:20)
 豊野駅で、快速信越線130周年リバイバル号から快速リバイバル115系リレー2号に乗り換えます。乗り換え時間は5分ですので階段を使うホーム乗換ですので撮影の時間はほとんどなく車内へ。車内は189系より定員が多いのか、長野・豊野で乗車を終了した方が多いのか、189系に比べて空いている印象でした。豊野駅3番線から115系に乗って黒姫方面へ出発するのも久しぶりです。(SL運転時の発車番線変更以来)
 列車は、115系S3編成(湘南色)+115系S7編成(初代長野色)の6連で平成初期の普通列車(塗装変更の過渡期)を思わせる懐かしい組成です。車窓は、しばらく飯山線と並行しますが、左にカーブを切り飯山線と分かれて北しなの線を北上します。やがて鳥居川に沿って北上をはじめ牟礼に停車します。牟礼では、115系長野色S15編成を使用する328Mと交換し115系長野車が歩んだ塗装を纏った編成が牟礼駅に集結した華やかな一瞬となりました。牟礼を出ると再び鳥居川に沿って北上します。車窓には、そろそろ黒姫山が見えてくる頃合いですが、今日は全く見る事はできません。列車は、黒姫を発車して信越国境を越えます。車窓には、色づいた木々が多く見る事ができるようになり確実に秋が深まっているようです。列車は、関川を通過して新潟県に入り妙高高原に停車します。
 
 妙高高原の停車時間でようやく先頭部の撮影ができました。天候は本降りの雨です。妙高高原での停車を終えると、快速リバイバル115系リレー2号は「えちごトキめき鉄道」妙高はねうまラインに入ります。2015年3月13日以来、妙高高原の会社間を突破して一般客が予約不要で乗車できる115系使用の列車が、長野県側から新潟県側に入りました。現在は、一部の団体列車列車や事業用列車を除いて乗り換えが必要ですので、確かに妙高高原から先も線路は繋がっていることを車内から再認識できた瞬間でした。列車は、生憎の雨模様の中を北上します。えちごトキめき鉄道に入線した、しなの鉄道所有の115系を撮影しようと沿線でカメラを構える方も格段に増えました。列車は、雨の妙高はねうまラインを北上し関山付近の田園地帯を抜けて二本木に到着します。115系電車で二本木のスイッチバックを体験するのは久しぶりです。車両の塗装も手伝って、平成初期に戻ったかのような感覚です。二本木での停車時間は1分でしたが、その後のスイッチバックも含めて、久しぶりに115系電車で二本木停車を楽しめました。二本木を過ぎると雨も止んで下り勾配になります。列車は、新井駅を通過するという臨時列車らしいイベントを行います。快速リバイバル115系リレー1号の旅も終盤ですが、まだホームページで予告された乗車証の配布がありません。列車は、淡々と田園地帯を進み間もなく上越妙高と言う場面でようやく配布されました。上越妙高を出ると田園地帯を進み、終着の高田駅3番線に到着します。できる事なら直江津まで運転してほしかったのが正直なところです。
 えちごトキめき鉄道の高田駅に初代長野色の115系が停車しているのは、本当に不思議で新鮮な光景でした。
 

豊野始発高田行の列車に乗車
 

牟礼で115系S15編成(328M)と交換
 

妙高高原に到着
 

ようやく先頭を撮影
 

ヘッドマーク(前後同じ)
 

行先表示は「高田」
 

115系S3とS7編成の連結部
 

二本木に停車
 

上越妙高に停車
 

高田に到着
 

豊野を発車
 

飯山線が離れます
 

鳥居川に沿って北上
 

関川を渡り新潟県へ
 

妙高高原に到着
 

後部は115系S7編成
 

妙高高原を発車
 

列車は、えちごトキめき鉄道へ
 

関山付近も雨
 

間もなく二本木
 

二本木に到着
 

スイッチバックで発車
 

新井駅を通過

新幹線が近づくと上越妙高

田園地帯を高田へ
  
 越後謙信SAKEまつり

越後謙信SAKEまつり
 
 高田駅での折り返し時間は、高田駅近くで開催されていた「越後謙信SAKEまつり」へ。とは言え、日本酒の試飲は1500円のお猪口を買う必要があり短い滞在時間では元が取れそうもないので、日本酒の試飲は諦めてラーメンをとりあえず昼食に。このラーメン。魚介スープでとてもおいしかったです。長野ではまず食べられない旨さです。
 その後は、祭り会場をウロウロして途中で牛スジやらヤキのミルクで作ったアイスクリームを食べて高田駅に戻りました。
 ちょうど、祭り会場を一通り見てから駅に戻ると発車の30分前でしたので、座席確保のために並ぶには丁度良い時間になりました。

昼食にラーメン

デザートにヤキミルクのアイス
  
 リバイバル115系リレー2号乗車記(高田15:38−妙高高原16:18:乗車区間)
 再び高田駅に戻り快速リバイバル115系リレー2号に乗車します。本日は、大雨の影響で特急しらゆき6号が20分遅れました。その関係で、直江津からの続行の普通列車も遅れました。わざわざこれを書いた理由は、その続行の普通列車に快速リバイバル115系リレー2号の乗務員が便乗してくるので、普通列車が着かない限りはドアは開きません。続行の普通列車は、幸い5分程の遅れで高田に到着したのでドアが開いて座席を確保しても十分に撮影する余裕はありました。帰路となる臨時快速リバイバル115系リレー2号は、115系S7編成(初代長野色)が先頭となります。側面の行先表示は「上田」です。車内の方は、「越後謙信SAKEまつり」帰りの乗客も加わり往路の1号以上に混みあっています。
 高田駅を発車したリバイバル115系リレー2号は上田を目指して進みます。今日は、せっかくの115系しなの鉄道車(一般形)が「えちごトキめき鉄道」に入線したというのに天気が悪く残念です。列車は、えちごトキめき鉄道を南下して北陸新幹線の高架が見えると上越妙高に停車します。ホームには、後続の妙高高原行を待つ乗客がホームで待っていますが、見慣れない車両で上田行なので乗ってくる気配はありません。帰路となる上り列車では、ホームページの予告通り上越妙高を出るとすぐに乗車証の配布が始まりました。上越妙高を出ると田園地帯を通過して二本木へ。二本木ではスイッチバックを行います。これで上下共に115系で二本木のスイッチバックを体験できました。
 二本木を出ると田園地帯を走行して関山へ。こちらは運転停車でドアは開きませんが、2361Mと列車交換を行います。そして、天気が回復して薄っすらと西日が射してくるようになると列車は妙高高原に到着。115系しなの鉄道車による、えちごトキめき鉄道の旅は終わります。これから先は、ホームグラウンドの北しなの線へと入りますが、列車ダイヤの都合で妙高高原で27分程停車します。
 私は、妙高高原駅で115系使用の快速リバイバル115系リレー2号の旅を終えて改札口へ・・・。平成最後の秋に再び妙高高原駅の会社間の壁を突破する115系臨時快速に乗車できたのは大変良い体験でした。
 

始発の高田駅
 

上りは115系S7編成が先頭
 

後部が115系S3編成
 

方向幕は「上田」
 

横断幕で見送り
 

上越妙高に停車
 

二本木に停車
 

関山で2361Mと交換
 

妙高高原に到着
 

上りは妙高高原で下車
 

高田を発車
 

新幹線の高架が見えると上越妙高
 

秋のえちごトキめき鉄道を南下
 
 
二本木を発車
 
妙高山も・・・
 
西日が射してきました
  
 最後は、リバイバル115系リレー2号の走行を撮影

 妙高高原で快速リバイバル115系リレー2号を下車して、知人様の車に乗せてもらい黒姫−古間の撮影ポイントへ。今日は曇りで露出がよくありませんでしたが、115系S7編成とS3編成が連結された平成初期の信越本線普通列車を彷彿とさせる快速リバイバル115系リレー2号の走行シーンの撮影ができて大満足でした。撮影後は、自宅最寄り駅まで知人様に送って頂き大感謝です。
  
 乗車券・記念品

北しなの線リレーきっぷ
 
 乗車券は、「軽井沢・長野フリーパス」と同時に「北しなの線リレーきっぷ」を購入しました。こちらは500円と大変お得です。えちごトキめき鉄道については、「トキめきホリデーフリーパス」を購入しました。妙高高原から高田まで往復1160円ですのでフリー切符を買った方が160円安くなりますが、わざわざ妙高高原まで車で買いに行くのでは高上りになります。私は、仕事の用事で信濃町へ行ったので少し足を延ばして購入できました。
 なお、リバイバル115系リレー号では乗車証が配布されました。1号は妙高高原発車後。2号は、上越妙高発車後の配布となりました。1号については、しなの鉄道の地紋が、2号は えちごトキめき鉄道の地紋でした。

トキめきホリデーフリーパス
 

115系リレー1号の乗車証

115系リレー2号の乗車証

乗車証の裏