信州アフターディスティネーションキャンペーン  
快速:いいやま風っこ号  長野−森宮野原
2018年 9月 2日(日)乗車_ 

 乗車について
 信州アフターディスティネーションキャンペーン期間中の臨時列車として、北しなの線・飯山線の長野−森宮野原で快速いいやま風っこ号が運転されました。飯山線で「風っこ」が営業運転されるのは、昨年に続いて2年連続になりました。今回も、昨年同様に長野支社側の森宮野原までの運転となりましたが、千曲川に沿って初秋の涼やかな山間の風を感じながら久しぶりに飯山線で「風っこ」の旅が楽しめました。
  
 いいやま風っこ号(下り)乗車記
 長野駅7番線に快速いいやま風っこ号が入線してきました。今年も、特急しなの6号の入線と単1770レを時刻変更させての堂々とした入線です。今年も単1770レは時刻を変更しています。快速いいやま風っこ号が7番線に鎮座していますので。他のホームも使うのは難しそうです。
 さて、肝心な列車の方ですが、森宮野原側が「いいやま風っこ」のヘッドマーク・長野側が「信州ディスティネーションキャンペーン」のヘッドマークです。昨年とは、前後で反対となりました。また、前後でヘッドマークが違うのはディスティネーションキャンペーン(プレ・アフターを含む)を通して3年連続となりましたので、今回のディスティネーションキャンペーンはそのように計画してたのでしょう。
 あまり時間もありませんが、撮影も終えて車内へ入ります。車両入口では何か乗客に配布していましたが私は貰えず・・・。見れば1人で乗るような乗り鉄には配らず複数名には配っているようです。で、乗客でもない見物客にも配ると。何処の担当か知りませんが、本当に気分が良くないです。長野支社は他支社に比べていつもやることが中途半端で、配る配らないどちらかにしてほしいところです。車内に入ると指定された席は進行方向とは逆の窓側ですが、千曲川側なので車窓は楽しめそうです。
 
 長野を出た列車は、しなの鉄道北しなの線を豊野まで走行します。列車は、居町踏切を過ぎていつもの撮影ポイントの北条踏切を通過します。その先で、単1770レとすれ違いましたので単1770レは時刻変更しています。毎日この時刻なら居町踏切の深刻な渋滞も解消されるのですが・・・。列車は、長野総合車両センターの工場や廃車置場・車両基地など普段見ることができない部分も本線を走る窓のない「風っこ」から良く見ることができます。今回は、E231系松戸車とE353系の並びを見る事ができました。北長野を出ると列車は郊外を走行します。三才駅では322Mと交換となるため運転停車を行います。やってきたのは、しなの鉄道色の115系でした。そう上手くリバイバル塗装の車両は来ませんよね・・・。三才駅を出た列車は、リンゴ畑を抜けて遠くに長野新幹線車両センターを見ながら広々した色づき始めた黄緑の絨毯が広がる豊野築堤を走行します。この辺りには撮影地が何か所かありますので撮影する方も多くなります。列車は、豊野駅でも運転停車を行い128Dと交換します。
 豊野を出るとJR飯山線に入ります。今日は曇りでそう気温も高くはならなそうで車窓に入る風も心地よい風です。立ヶ花付近から千曲川に沿って進みます。近くに川があるためか、気分的な問題なのか、車内に入ってくる風も多少は涼しく感じます。列車は、替佐を過ぎて飯山線最初の車窓ポイントの高社山と千曲川が見える場所までやってきました。結構近くにある高社山は曇りで残念ながら完全には見えません。列車は、千曲川と別れてトンネルを通過して飯山市街地に入ります。
 飯山駅では、地元の方に歓迎されながらの到着となり32分ほど停車となります。飯山駅では、停車時間がありましたので私も飯山でビール等を購入して、いいやま風っこ号下り後半の旅に備えます。飯山を出ると北飯山に停車して、列車は広々した信濃平の田園地帯を走行します。戸狩野沢温泉では2分停車して、快速いいやま風っこ号は山間地へ入ります。ここからは道路と並走する場所がほとんどとなります。撮影する方の車と追いかけっことなります。列車の方は、再び千曲川に沿って北上します。列車は、昔懐かしい農村地帯をゆっくりと進みます。そして、桑名川で運転停車を行うとラストスパートです。この辺りは撮影する人も減ってきます。多分、あの場所(橋の上)に集結していると思いますが、生憎反対側の車窓なので・・・。横倉駅を過ぎてトンネルを通過して右へカーブする地点の国道117号線の橋の上・・・。やはりこの場所に大勢の方が陣取って撮影していました。
 そして、列車は終点の森宮野原に到着します。今年も、いいやま風っこ号は森宮野原駅が終着です。これから先は新潟県で新潟支社の担当となります。営業運転の風っこ号では、なかなか越えられない森宮野原駅の壁・・・。


長野駅発車案内
 

長野駅で発車待ち
 

今年はシンプルなヘッドマーク
 

サボも秋をイメージしたデザイン
 

2号車車内
 

長野駅を発車
 

飯山駅に到着
 

飯山でアルコールを追加
 

信濃平を通過
 

千曲川に沿って北上
 

トンネルを出ると間もなく森宮野原
 

森宮野原に到着(入換動画はこちら)
 

入換までしばらく停車
 

森宮野原で折り返し

お約束の撮影
 

131Dとの並び

長野駅を出発
 

単1770とのすれ違い
 

長野総合車両センターを通過
 

北長野に到着
 

ダルマストーブ
 

三才で322Mと交換
 

豊野築堤を通過
 

豊野で128Dと交換
 

北しなの線と分かれて北上
 

替佐駅に停車
 

千曲川と高社山
 

飯山駅で130Dと交換
 

信濃平を通過

戸狩野沢温泉に停車

トンネルで車両の影を撮影
    
 いいやま風っこ号(上り)乗車記
 森宮野原駅を飯山線131Dと136Dが交換してそれぞれ発車すると、すぐにキハ48形風っこ号は入換をしてホームに入ります。まだ発車までかなりありますが、ゆっくりと写真撮影などを楽しみます。写真撮影をして車内へ。今日は、気温もあまり高くなく快適な乗車ができそうです。発車時刻が近づくと徐々に乗客が増えて8割方座席が埋まり、列車は定刻に森宮野原を発車します。発車時に生暖かいながら車内に風が入ってきたのが一瞬心地よく感じます。車内は、往路より若干混んでいるように思えます。千曲川に沿って山間部を抜けて列車は桑名川駅で135Dと交換のため運転停車します。いつもながら桑名川でも客扱いすればいい気分転換や自販機で飲み物購入ができて便利かと思いますが・・・。桑名川を発車した列車はゆっくりと飯山へ向けて進みます。車窓の方は、進行方向と逆の席ですが川側なので景色は楽しめます。並行している道路では、撮影の方の車がビュンビュン追い越してゆきます。上り列車は、停車時間がある駅が多いし、列車の速度も速くて45qなので何発も撮れそうです。千曲川が離れて列車は戸狩野沢温泉へ。戸狩野沢温泉では12分ほど停車します。戸狩野沢温泉駅は外壁の工事を行うのか足場が組まれていて、駅舎の撮影ができなかったのが残念です。
  
 戸狩野沢温泉を出ると信濃平を通過します。晩夏から初秋のこの季節は、広大な田園風景が黄色く色づきます。晴れなら青空に映えて綺麗なのですが、本日は残念ながら曇り空です。列車、飯山市街では近代的な建物の飯山駅に到着します。飯山では137Dと交換のため24分停車します。適当に撮影したり飲料水を補給したりして過ごします。137Dが到着してしばらくすると、長野へ向けて「いいやま風っこ」はラストスパートをします。蓮を過ぎて再び千曲川に沿って南下を始めます。列車は、替佐で139Dと交換のため7分停車となります。替佐のホームで写真撮影をしていると若干遅れて139Dが到着します。なんと、長野側は飯山色の車両でした。この並びは撮りたかっただけに非常に残念でした。悔し紛れに「風っこ」の車内からとわかるように撮影。替佐を出ると再び千曲川と沿うように南下して豊野へ。豊野駅では少々運転停車して北しなの線に入ります。北しなの線に入ると速度を上げて進み、三才・北長野と通過して終着の長野駅4番線に到着しました。
 長野駅に到着した「いいやま風っこ」は、長野駅4番線に到着後は車内点検を終え入信が変わり駅の自動放送(4番線の列車は入換のため移動します)に急き立てられるように長野総合車両センターへ引き上げました。

136D・131D・風っこ号の並び
 

入換を始めます
 

早めにホームに入線
 

帰路も「いいやま風っこ」で長野へ
 

信州ディスティネーションキャンペーンマーク
 

風っこ号車内
 

森宮野原停車中
 

車窓にはさっそく千曲川
 

列車は山間地を進みます
 

トンネルを通過
 

千曲川に沿って南下
 

戸狩野沢温泉で少々停車
 

戸狩野沢温泉停車中
 

信濃平を通過
 

飯山でしばらく停車
 

替佐に停車
 

139Dと交換
 

豊野築堤を進み長野へ
  

長野に到着
 

すぐに長野総合車両センターへ引き上げ
 

森宮野原駅を発車
 

田園風景が広がります
 

千曲川に沿って南下
 

戸狩野沢温泉バス停と
 

信濃平を通過
 

飯山にて
 

飯山駅停車中
 

再び千曲川に沿って
 

替佐駅に停車中
 

千曲側に沿って豊野へ

長野総合車両センターを通過

廃車置場付近を通過
   
 指定席券・記念品
 指定券は、1か月前の発売当初は満席(ほぼ瞬殺)で、その後は座席位置無指定(多分通路側)で予約ができました。昨年もそうですが、以前では考えられないくらい飯山線での運転も指定席券の入手が難しくなりました。その後、知人(フォロワー様)のお陰で「えきねっと」を使用して往復窓側を前日に予約できました。ありがとうございました。今回は、「青春18きっぷ」を乗車券として使用しました。長野駅の自動券売機で豊野まで購入して、車内で「青春18きっぷ」にスタンプ(アルクマデザインのイベント用)を押してもらいました。帰路は、車内で豊野から長野まで乗車券を購入したのでJR東日本の車内補充券ながら発着とも「しなの鉄道」の駅口座となりました。概ね予想した通り事が進みました。

下り列車指定席券
 

上り列車指定席券
 

上り車内補充券
 

車内補充券(裏)
  

長野から豊野の乗車券

役目を終えた「青春18きっぷ」