長野駅7番線に快速いいやま風っこ号が入線してきました。今年も、特急しなの6号の入線と単1770レを時刻変更させての堂々とした入線です。今年も単1770レは時刻を変更しています。快速いいやま風っこ号が7番線に鎮座していますので。他のホームも使うのは難しそうです。
さて、肝心な列車の方ですが、森宮野原側が「いいやま風っこ」のヘッドマーク・長野側が「信州ディスティネーションキャンペーン」のヘッドマークです。昨年とは、前後で反対となりました。また、前後でヘッドマークが違うのはディスティネーションキャンペーン(プレ・アフターを含む)を通して3年連続となりましたので、今回のディスティネーションキャンペーンはそのように計画してたのでしょう。
あまり時間もありませんが、撮影も終えて車内へ入ります。車両入口では何か乗客に配布していましたが私は貰えず・・・。見れば1人で乗るような乗り鉄には配らず複数名には配っているようです。で、乗客でもない見物客にも配ると。何処の担当か知りませんが、本当に気分が良くないです。長野支社は他支社に比べていつもやることが中途半端で、配る配らないどちらかにしてほしいところです。車内に入ると指定された席は進行方向とは逆の窓側ですが、千曲川側なので車窓は楽しめそうです。
長野を出た列車は、しなの鉄道北しなの線を豊野まで走行します。列車は、居町踏切を過ぎていつもの撮影ポイントの北条踏切を通過します。その先で、単1770レとすれ違いましたので単1770レは時刻変更しています。毎日この時刻なら居町踏切の深刻な渋滞も解消されるのですが・・・。列車は、長野総合車両センターの工場や廃車置場・車両基地など普段見ることができない部分も本線を走る窓のない「風っこ」から良く見ることができます。今回は、E231系松戸車とE353系の並びを見る事ができました。北長野を出ると列車は郊外を走行します。三才駅では322Mと交換となるため運転停車を行います。やってきたのは、しなの鉄道色の115系でした。そう上手くリバイバル塗装の車両は来ませんよね・・・。三才駅を出た列車は、リンゴ畑を抜けて遠くに長野新幹線車両センターを見ながら広々した色づき始めた黄緑の絨毯が広がる豊野築堤を走行します。この辺りには撮影地が何か所かありますので撮影する方も多くなります。列車は、豊野駅でも運転停車を行い128Dと交換します。
豊野を出るとJR飯山線に入ります。今日は曇りでそう気温も高くはならなそうで車窓に入る風も心地よい風です。立ヶ花付近から千曲川に沿って進みます。近くに川があるためか、気分的な問題なのか、車内に入ってくる風も多少は涼しく感じます。列車は、替佐を過ぎて飯山線最初の車窓ポイントの高社山と千曲川が見える場所までやってきました。結構近くにある高社山は曇りで残念ながら完全には見えません。列車は、千曲川と別れてトンネルを通過して飯山市街地に入ります。
飯山駅では、地元の方に歓迎されながらの到着となり32分ほど停車となります。飯山駅では、停車時間がありましたので私も飯山でビール等を購入して、いいやま風っこ号下り後半の旅に備えます。飯山を出ると北飯山に停車して、列車は広々した信濃平の田園地帯を走行します。戸狩野沢温泉では2分停車して、快速いいやま風っこ号は山間地へ入ります。ここからは道路と並走する場所がほとんどとなります。撮影する方の車と追いかけっことなります。列車の方は、再び千曲川に沿って北上します。列車は、昔懐かしい農村地帯をゆっくりと進みます。そして、桑名川で運転停車を行うとラストスパートです。この辺りは撮影する人も減ってきます。多分、あの場所(橋の上)に集結していると思いますが、生憎反対側の車窓なので・・・。横倉駅を過ぎてトンネルを通過して右へカーブする地点の国道117号線の橋の上・・・。やはりこの場所に大勢の方が陣取って撮影していました。
そして、列車は終点の森宮野原に到着します。今年も、いいやま風っこ号は森宮野原駅が終着です。これから先は新潟県で新潟支社の担当となります。営業運転の風っこ号では、なかなか越えられない森宮野原駅の壁・・・。 |