信州アフターディスティネーションキャンペーン  
快速:飯田線リレー号  辰野-駒ケ根
2018年 8月25日(土)乗車_ 
  
 乗車について
 信州アフターディスティネーションキャンペーンキャンペーンの一環で、昨年に続いて今年も特急木曽あずさ号から辰野駅で接続する快速飯田線リレー号が運転されました。昨年は乗車する機会はありませんでしたが、今年は青春18きっぷの消化も兼ねるとともに、313系8000番台に飯田線北部(辰野側)で乗車できる機会はそうそうないので乗車することにしました。
  
 長野から寄り道して辰野へ
 長野から普通列車甲府行に乗車して岡谷へ。211系3000番台3両編成でオールロングシートの編成です。さすがにこれだけ乗ればロングシートの長距離移動も慣れてきます。車内は、聖高原から松本までは混みましたが、松本で乗客が入れ替わ多少は緩和されました。塩尻で、少々停車しますが、やはり名古屋方面からの特急しなの3号からの乗り換え客で混雑しました。は、塩嶺トンネルを抜けて岡谷に到着。
 
 岡谷からは飯田線に乗車します。岡谷駅の端の0番線からの発車で、車両は313系3000番台です。313系3000番台には久しぶりに乗車となります。先ほどの甲府行き普通列車からの乗り換え客が多かったのですが、辛うじてボッスシートの進行窓側に座る事ができました。新宿からの特急あずさ号が遅れた関係で岡谷駅を3分程遅れて発車した普通列車は、旧線に入り天竜川に沿って進みます。川岸駅を過ぎると辰野に到着します。本当は辰野駅で降車しても良かったのですが、まだ時間が早いので時間調整も兼ねて伊那松島駅まで乗車します。辰野からはJR東海の区間に入り久しぶりの飯田線の旅です。とは言え僅かな乗車で伊那松島に到着します。
 
 かって定期的に伊那松島運輸区で撮影会が行われていた当時はよく通った伊那松島駅に2002年3月24日以来久しぶりに降り立ちました。駅舎などは変わってませんが、運輸区側の踏切がなくなっていたのと伊那松島駅の3番線がなくなっていたのは衝撃的でした。伊那松島駅での滞在は19分ほどで、213系の上諏訪行に乗車して辰野駅へ戻ります。

普通列車(長野8:18-岡谷10:21)
 

普通列車(岡谷10:33-伊那松島11:10)
 

久しぶりの313系3000番台
 

普通列車(伊那松島11:29-岡谷11:44)
 

岡谷で乗り換え
 

時間調整で伊那松島へ
 

辰野に到着
 
  
 飯田線リレー号乗車記
 始発の辰野駅に戻ってきました。まだ、飯田線リレー号の入線には少し時間があります。駅舎内は工事が行われており仕方なくホームで列車の到着を待ちます。ホームでは、辰野町が何か配る支度をしていますが、特に配る気配もありません。しばらくして伊那松島から313系8000番台が回送で入ってきました。この列車が折り返し快速飯田線リレー号になります。人が少ないうちにさっさと撮影を済ませてホーム端へ。ここで、189系N102編成使用の特急木曽あずさ号との並びを狙います。本日は、残り少ない運転となった189系N102編成と313系8000番台の並びを撮影に来たと言っても過言ではありません。
 お目当ての並びを撮影すると、ホームの階段付近で何か配りものをしていますが、どー見ても木曽あずさ号の乗客とJR東海のツアー客にしか配っていないように見えました。辰野から乗る一般人なんて知れているので無視されている感じでした。何にしても高速化の現代で特急あずさ号は臨時のイベント以外で辰野を経由することはあり得ませんので、特急木曽あずさ号の乗客にだけサービスしたのでしょうか。(乗客の群れに混ざって貰った要領の良い人も居ましたが。)ホームでの撮影を終えて車内へ。まぁ、出てきた指定券を見て予感はしていましたが1号車の車端部の座席でした。テーブルが付いていてゆったりしているので当たり席と言えば当たり席ですが。ちなみに進行方向と反対になる1号車13番席は4席とも調整用で発売していません。
 
 辰野を出た列車は、夏の飯田線を南下します。車窓の田園風景も稲が育ち色づき始める光景に夏の終わりを感じます。列車は、田園地帯を進み車内では乗車記念証の配布と記念撮影ボードでの記念撮影が始まりました。ちなみに地元の花で作られた花のリースもありました。記念撮影ボードは凄い良いデザインで、記念撮影用だけでは勿体ないデザインでした。乗車記念プレートにして売っても十分売れるデザインでした。これを今回限りで破棄してしまうのはもったいないです。そうこうしていると列車は、伊那松島駅に運転停車を行います。反対側のホームでは伊那松島運輸区の方が見送りに出ています。短い停車を終えて再び列車は動き出します。車内では、バイオリンの演奏が始まりました。車内で演奏会とは珍しく斬新な企画だと思います。これは結構良かったです。
 快速飯田線リレー号は歩みを進め伊那市駅で少々停車します。ホームでは、社員や関係者が一番熱心に記念撮影をしていました。各部署に出す報告書用でしょうか。大変ですね・・・。編成写真を撮影して駅前で地元伊那中学校の写真展と川柳展が行われていました。問題になると困るので撮影等はしていませんが、結構斬新でしっかり作品が多く驚きました。伊那市駅を出ると、その伊那中学校より乗車記念のしおりとポストカードが配布されました。その後、運転停車した沢渡駅では、反対ホームで伊那西高の生徒による出迎えがありました。運転停車ですので車内から見るだけに留まりましたが、暑い中を綺麗な踊りを披露してくれました。運転停車を終えて列車はJR最急勾配を一気に上り、天気が良ければアルプスの山々が見えてきます。今日は残念ながら見えませんでしたが。最後の大田切川橋梁で景色を楽しむため徐行して列車は終点の伊那市に到着します。
 
 降車時には、高校生が務めた観光アテンダントに見送られて降車します。車内では、いろいろ観光案内等をしてくれました。部活慣れしているのか空気を読んだタイミングで案内をしてくれたので煩すぎず快適でした。しっかりした高校生ガイドのおかげで、社員の方は報告書作成に使う写真撮影に熱心に取り組めたようですね。
 

始発の辰野駅
 

接続の木曽あずさ号が到着
 

辰野駅で発車待ち
 

表示は臨時
 

方向幕も臨時
 

車内の様子
 

今年も指定された席は車端部
 

車内でバイオリン演奏
 

伊那市駅で少々停車
 

伊那市駅で編成写真撮影
 

間もなく伊那市駅を発車
 

駒ケ根に到着
 

列車は、回送で伊那松島へ
 

駒ケ根駅での歓迎
 

夏の飯田線を南下
 

伊那松島(運転停車)に到着
 

小黒川を渡ります
 

乗車記念ボード1
 

乗車記念ボード2
 

乗車記念ボード3
 

沢渡駅に運転停車
 

伊奈西高校による出迎え

残念ながらアルプスは見えず
 

大田切川を徐行で通過

大田切駅を通過

伊那市にて
  
 長野への帰路
 飯田線リレー号の乗車を楽しみ駒ケ根から長野へ戻ります。まずは、駒ケ根から岡谷まで普通列車に乗車します。駒ケ根始発の列車なので安心して乗車できます。やってきたのは213系でした。本日2回目の213系の乗車です。内装は古びてますが、学生時代は関西本線で乗車した懐かしい車内です。転換クロスシートなので快適に移動もできます。先ほどたどってきた道のりを戻りつつの乗車になりますが、快適な転換クロスシートのおかげで快適に移動できました。列車は、伊那北から混雑した関係で少々遅れて岡谷駅に到着。
 
 岡谷駅からは、普通列車長野行に乗車します。長野まで直通なので便利と言えば便利なのですが・・・・。やってきたのはE127系100番台2連。車内は、結構な混雑でかなりの立客が出ています。岡谷で結構降車がありましたので、ロング部分に辛うじて座ることはできました。岡谷で特急あずさ17号を退避するため早めに到着したのは良かったのですが、その特急あずさ17号が数分遅れていて発車が遅れました。相変わらず立客の多い車内で塩嶺トンネルを抜けて塩尻へ。結構な乗客が下りましたが、それ以上に乗ってきて車内は大混雑に。これ松本以北をワンマンにしたいだけで車両の運用間違えているよ。塩尻では、先に通す特急しなの15号が8分遅れた関係で接続待ちに。1番線も接続待ちの特急あずさ26号・2番線は乗車している長野行・3番線は辰野からの普通列車・4番線は中津川行普通列車と5番線は、間もなく特急しなの18号が到着とたちまち塩尻駅は満線状態一歩手前に。8分遅れてようやく塩尻を出た列車は、遅れている分途中駅からの乗車も多く大混雑して松本へ。松本からはワンマン運転に変わります。同時に停車時間がありますので遅れは回復します。車内は、乗客の入換で10秒ぐらいは空きましたが、すぐに多くの方が乗ってきて車内は相変わらず混雑したままです。松本からワンマンになった列車は、相変わらずの混雑で進みます。途中の駅ではワンマンのため一番前の車両からしか降りることができず、確認のため長めに止まり早くも田沢から遅れが出始めます。そこに交換待ちも加わり姨捨時点で7分まで遅延が拡大しました。姨捨では、本線を通過する特急しなの22号との交換で停車時間はありますが、それをすべて使っても4分遅延になっています。姨捨で交換予定の特急しなの22号はどこで待っていたのか気になるところ。姨捨から先は、反対にこの列車が遅延の元になるので稲荷山でも対向列車がすでに待っていて交換なしで発車。篠ノ井からはすべてのドアが開くので順調に進み長野には3分遅れで到着となりました。
 結論から言えば、中央東線1543Mから篠ノ井線2247Mはもう乗りたくありません。できれば回避したい列車になりました。
 

普通列車(駒ケ根13:50-岡谷14:58)
 

普通列車(岡谷15:33-長野17:50)
 

駒ケ根駅から折り返し

213系車内

長野に到着

 指定席券・記念品

飯田線リレー号指定券
 
  飯田線リレー号も2年目となり人気が落ち着いたのか、東京総合車両センターの一般公開と重なったためか、指定席券は8月に入っても入手することができました。ただ、窓側指定で出てきた席は昨年(飯田線80周年アルプス)と同様に車端部のボックスでした。まぁ、主はツアー用の臨時列車ですし、その他の客層もたかが知れているので車端部にでも押し込んでおけばよいという事でしょうか。ただ、進行方向と反対になる13番AからD席は調整扱いで発売しないのでテーブルもあり快適には過ごせます。
 乗車証は、JR東海管内完結の列車ですので配布されました。夏らしい涼しげなデザインです。
 その他に沿線の伊那中学校から手作りの「しおり」とポストカードが配布されました。
 
飯田線リレー号乗車証(表)
 
 
飯田線リレー号乗車証(裏)
 

クリアファイル
 

車内イベント予定表

伊那中学校からのポストカード
 
伊那中学校からのしおり