リアル謎解きゲーム列車「湯の山秘密鉄道と伝説の折り鶴」  
近鉄観光列車「つどい」号  湯の山温泉−近鉄名古屋
2018年 8月19日(日)乗車_ 

 乗車について
 近鉄の観光列車つどい号がリニューアルされて名古屋から湯の山温泉を1往復すると聞いて、さっそく乗車しに出かけました。昨年まで運転されていた特急湯の山温泉サマーライナー号に変わる列車で、乗車するには観光列車券1000円が必要になります。
 今回の運転は、謎解きゲーム列車として運転されますので車内で謎解きを楽しみながらの旅ができました。
   
 ビスタカー2階席で湯の山温泉へ
 まずは、名古屋から湯の山温泉へ移動をします。この時間帯だと、賢島行特急にビスタカーが連結されているはずなので自動券売機で確認すると窓側にも空席ありということで購入します。
 特急専用の4番乗り場に入って来たのは、22600系2両と30000系ビスタカーの組み合わせでした。写真撮影もそこそこに、愛知万博以来のビスタカーの2階席に乗車します。車内は、やはり眺めの良い2階席は多くの座席が埋まっています。名古屋からビスタカーからの眺めの良い景色を楽しみながら四日市へ。途中停車した桑名駅は建て替えの最中で以前の面影があまりありません。僅か28分の短い乗車でしたが、ビスタカー2階席の乗車を楽しみ湯の山線へ乗り換えます。
 四日市から乗車した湯の山線は、3両編成のワンマン運転です。四日市ではちょうど全ての座席が埋まる程度の乗車率でしたが、各駅ごとに乗客が降りてゆき湯の山温泉に到着する頃には数名と言う寂しい状況になりました。

近鉄名古屋から四日市へ
 

賢島行特急に乗車
 

賢島行特急(近鉄名古屋14:10−近鉄四日市14:38)
 

ビスタカーを選択
 

2階席に乗車
 

四日市で湯の山線に乗換
 

湯の山線(近鉄四日市15:02−湯の山温泉15:28)
 

湯の山温泉に到着
 

後4両がビスタカー
 

米野付近を通過
 

冨吉付近を通過
 

長良川を渡り桑名へ

桑名駅を発車

使用した特急券
  
 観光列車つどい号乗車記
 湯の山温泉に到着すると、近鉄のホームページで語られている「ある時刻のある列車」が止まっていました。前回乗車した時より見違えるほど落ち着いた高級感がある車体の塗装で・・・。これが、「つどい」なのかと一瞬目を疑うようでした。
 発車までまだ時間がありますので、車両撮影などして時間を過ごします。発車の15分ぐらい前に3号車1か所のみドアが開いて待っていた20人ほどの乗客が乗り込みます。乗車口で「観光列車券」を提示して、謎解きキット(問題集)を貰い車内へ。空いているうちに車内の撮影も進めます。
 湯の山温泉を定刻に発車した観光列車つどい号は、湯の山線を進みます。車内に放送が流れて謎解きゲームがスタートします。
 
 ゲームの内容は書くことができません。また、ゲームを進めているので車窓を楽しむ余裕もないので書く内容がありません。四日市で進行方向が変わり早くも下車する人がいるのは解りましたが、乙特急が停車する桑名にこの列車が運転停車したのかも確認する余裕はありませんでした。社員の方によるとクリアできるのは3割ぐらいという事で中々難しいです。とてもじゃありませんが、ヒント用紙を見ないと太刀打ちはできません。ただ、若い人の方が解きやすいかと思います。特に中学受験や就職試験をこなした方は有利かもわかりません。どーしても解らないときは、係の方がマニュアルに沿ってヒントを追加してくれます。私は、クレクレしまくりました。特に最初が難しくて・・・。問題が進むにつれて簡単に感じました。(個人的な感想です)
 
 ゲームの最終的な締め切りは名古屋駅に到着してドアが開くまでです。私は、四苦八苦して何とか米野駅通過後にクリアーして「おめでとう!」のカードを貰いました。一息つく暇もなく名古屋に到着しました。最後は、全員に乗車証入りの観光パンフレットが入った袋が配られて謎解き列車の旅は終わりました。湯の山温泉から名古屋まであっという間でした。この謎は、このように説いたと自身のネタを入れて書くことができず残念ですが、ぜひ読まれた皆様自身で挑戦されてはいかがでしょうか。
 謎解きは、特にやらなくても支障はありません。のんびり乗車を楽しむ方もいれば、風の広場で子供を遊ばせながらゆったり過ごす家族もいました。

湯の山温泉始発に乗車
 

反対ホームから撮影
 

落ち着いた塗装に変わりました
 

普通列車との並び
 

1号車のサイド
 

この冊子の謎を解きます
 

湯の山温泉を発車
 

湯の山線を進みます
 

名古屋に到着
 

列車は急行ホームに到着しすぐに回送
 
  
 車両について
 第62回伊勢神宮式年遷宮に合わせて2013年に運転を開始した2013系「つどい」は、伊勢志摩をイメージした外装と内装で人気を集めましたが、2017年8月に伊勢地区での運転を終了しました。
 その後は、団体列車に使用されたりした後、リニューアル改造を施されました。車体外板は、ブラウンとクリームのツートンに金帯を通した落ち着いた高級感あるデザインに変わりました。内装も、1号車「風のあそびば」は(風が入るスリットも含めて)従来通り残されましたが、床面の絨毯が交換され下駄箱もなくなり土足で気軽には入れるようになりました。2号車は、バーカウンター(売店)は残りましたが、ボールプールとハンモックは無くなり広い空間ができました。床面は、石畳をイメージした絨毯に変わりました。3号車は、特に変化は無く「こども運転台」も残りました。1号車3号車の客室は、座席がブラウンのモケットに交換され床面は、ブラウンとクリームのブロックパターンに変わり落ち着いた雰囲気となりました。
 この車両なら、どの線区でどのようなイベント列車でも使用できるように汎用性を持たせたリニューアルになりました。


1号車:ク2107形
 

1号車車内
 

2号車:モ2013形
 

2号車車内
 

3号車:モ2014形
 

3号車車内

ロゴマーク
 

湯の山ステッカー
 

バーカウンター部分のエンブレム
 

車体下部ロゴマーク
 

座席はブラウン調に
 

風が入るスリットは健在
 

ドア下の装飾

風の遊び場もカーペットを交換

こども運転台は残りました
 ※謎解きゲームに関連する箇所は白抜き加工してあります。ご了承ください。 
    
 指定席券・記念品
 観光列車つどい号に乗車するには観光列車券が必要となります。近鉄の特急券窓口と近畿日本ツーリストの支店で購入できるという事で、今回は近畿日本ツーリスト長野支店で購入しました。以前の店舗から移転してビルの一室に店舗があり若干入るのに抵抗はありますが購入自体は特に問題なくできました。ただ、乗車券・観光列車券のタイプは近鉄の窓口とは異なり船車券タイプとなります。
 乗車記念品は、湯の山温泉サマーライナーから続いた団扇型の乗車証と「つどい」のコースター型乗車証。その他に謎解きキットが配布されました。この謎解きキットを解いて正解を出すと、折り鶴がイメージされたカードが貰えます。
 今回の乗車では、団扇型の乗車証と「つどい」のコースター型乗車証の2枚貰えたのが収穫でした。
 

乗車券
 

観光列車券
 

乗車記念団扇
 

裏側は特典利用券(電話番号は伏せています)
 

つどい号乗車記念証(コースター)
   

何とかクリアしたのでカードを貰いました
   
※謎解きキットの内容は公表できませんのでご了承ください。