栃木ディスティネーションキャンペーン  
快速:誕生いろは日光号  宇都宮−日光
2018年 4月 1日(日)乗車_ 


 栃木ディスティネーションキャンペーンの開催に合わせて、主に日光線の普通列車に使用される「いろは」が登場しました。この車両の初運転が、栃木ディスティネーションキャンペーンの初日となる4/1となり、同時に「誕生いろは日光号」として全車指定席の臨時列車として運転されました。
  
T.いろは号初列車で日光へ
 宇都宮駅5番線は、大勢の方が列車の到着を待っていました。吹奏楽の演奏が始まるとホームの小山側から205系「いろは」が入線してきました。列車が到着すると小山側では出発式が行われています。こちらは、報道と一般用が区別されて一般でも見物したり車両は遠くなりますが、205系「いろは」と子供を入れて記念撮影する姿を見ることができました。
 出発式も終わり、大勢の社員の方々に見送られて「いろは」1番列車となる快速誕生いろは日光号は宇都宮駅を発車します。車内は、はやり若干の空席があります。私の席は通路側でしたが進行方向側だったのが救いです。宇都宮を出て列車は日光線へ。沿線は桜が見ごろで春らしい風景が続きます。車内では、車内改札が終了した時点で乗車証と缶バッチが配られました。あとは、春の景色を見ながら日光までの旅を楽しみます。車内では、Wi-Fiも使えるのでネットも楽しめます。その後は、車内を4両分見て回ります。私が指定された4号車が一番乗車率が高かったです。
 郊外に入った列車は春の田園地帯を進みます。有名ポイントでは、この後に続いてくる「本物の出会い栃木号」を撮影する方が鈴なりになってます。途中の停車駅では、今日から発車メロディーが変わったようで録音される方も大勢見かけました。今日の日光線は、乗る・撮る・録るで大勢のファンが訪れたようです。
 列車の車窓も春爛漫の宇都宮から次第に早春の景色に変わり、まだ桜の開花には早い日光に定刻に到着します。日光では、観光協会の方が観光パンフと入浴剤を配り出迎えてくれました。
 

出発式が行われました
 

先頭は出発式会場
 

誕生いろは日光号用横断幕
 

栃木ディスティネーションキャンペーン用横断幕
 

誕生いろは日光号で日光へ
 

案内表示
 

方向幕は「臨時」
 

日光に到着
 

始発の宇都宮駅
 

ヘッドマーク
 

春の日光線を日光へ
 

日光線を進みます

沿線はこの後の列車目当てですごい人出

日光に到着
 
U.折り返し宇都宮へ
 帰路も日光から宇都宮まで、快速誕生いろは日光号に乗車します。今度は、進行方向と反対になりますが、窓側の座席を確保する事ができました。
 往路と同様に春の日光線を桜を見ながら進みます。車内は指定席は満席ですが、実際は空席が多くあります。沿線は、これから来る「本物の出会い栃木号」を狙うファンの方々が大勢集結しています。その快速本物の出会い栃木号とは下野大沢駅で交換となります。こちら側の誕生いろは日光号が運転停車する形での行き違いです。しばらくするとDD51先頭の快速本物の出会い栃木号が轟音を響かせて通過してゆきました。
 下野大沢を出ると今度は返し狙いなのか、カメラの方向が変わっていました。今日は、快速本物の出会い栃木号が運転された関係で、快速誕生いろは日光号は指定席券は満席ながら比較的空いていてのんびりと一番列車の旅が楽しめました。
 初日の大役を終えた205系「いろは」は、宇都宮に着くと車内点検が終わりしばらくすると小山へ回送で戻りました。
  

日光駅で折り返し
 

見送りの横断幕
 

沿線はこの後の列車目当てですごい人出
 

春の日光線を進みます
 

下野大沢駅で本物の出会い栃木号と交換
 

沿線は春の光景が続きます
 

列車は春の日光線を進みます
 

宇都宮線が見えてくると宇都宮

宇都宮に到着
 

列車は回送で小山へ
 
   
V.205系600番台「いろは」
 「いろは」の愛称は、日光の名所のひとつの上げられる「いろは坂」と物事の「いろは」をかけ合わせたもので、宇都宮駅から乗車した時から日光や栃木の魅力が伝わるようにデザインされています。
 この列車は、通勤用の205系電車600番台Y3編成を観光用に改造しました。特に改造後の編成番号や車両番号に変更はありません。最大の特徴は、4つドアを2つドアに改造して車内空間を広くとった事でしょう。
 車内は、木目調を基準にクラッシックルビーブラウンを採用した座席が並びます。日光線では、通常の普通列車として使用しますので、2+1のクロスシートの他に荷物スぺースも設置され車端部はロングシートとなっています。全席指定席の列車にも対応できるようにロングシート部分も含めて全ての座席に座席番号が振られています。また、車椅子スペースも設置されています。また、観光客が日光などの観光地の情報をスマートホンなどで集めやすくするためWi-Fiも利用することができます。

4号車:クハ205-603
 

3号車:モハ205-603
 

2号車:モハ204-603
 

1号車:クハ204-603
 

いろは日光号車内
 

ロングシート部分(座席番号あり)
 

車椅子対応座席
 

荷物置き場
 

号車表示
 

車内ディスプレイ
 

Wi-fiも使えます
 

クロスシートは1段高いです
 

手すり
 

広告部分の装飾(菜蟲譜)
 
 ■側面モチーフ    


 

華厳の滝
 

キスゲ
 

鳳凰
 

中禅寺湖・男体山
 

唐獅子
 
 
W.指定席券・記念品
 指定席券は、「えきねっと」で1ヶ月前の10時2分に確保しました。理由は、本命の「本物の出会い栃木号」の指定席券が確保できなかったためです。最初は、往復ともにC席でした。4人用ボックスシートの通路側は解っていたのですが、購入時間が発売開始から2分経過していたので座席位置をえり好みする余裕はありませんでした。乗車当日の朝に再度空席照会したら日光→宇都宮が△でしたので「えきねっと」で購入を試みましたが、座席位置(窓側・通路側)の指定不可とのことで、まぁ上りでC席(進行反対で通路側)より悪い席は無いので購入しました。指定席券売機で指定券を引き取るとB席ながら進行と反対の窓側でした。早速、手元にあったC席の指定を払い戻ししました。その後、ホームで撮影の合間に確認しましたが、×でしたので乗りたい誰かの手に渡ったのでしょう。
 今回は、1番列車ということで上下列車で記念乗車証と缶バッチの配布がありました。さらに、日光駅では特注品(非売品)の「いろは」のチョコレート菓子も配られました。
 また、宇都宮駅では「いろは」運転開始記念弁当(霜降高原牛めし)が個数限定で発売されました。聞いてみたところ販売の告知はしてないようだ。とのことで、ホーム上にいた人だけが買えたようです。(すぐ売り切れました。)
 

下り列車指定券
 
 
上り列車指定券
 

下り列車乗車証
 

上り列車乗車証
 

裏面
 

裏面
 

記念缶バッチ(下り配布)
 

記念缶バッチ(上り配布)

いろは号チョコレート菓子(非売品)

掛紙付記念弁当(霜降高原牛めし)