長野駅5番線に115系S3編成(湘南色)+S16編成(山スカ色)の「115フェスタ号」が9:28定刻に到着しました。実は、この編成は、朝の霜取り(回8694M~回8793M)に使用され、小諸から快速しなのサンライズ号・1626Mと使用され朝の一仕事を終えて回9627Mで長野駅へやってきました。ここからは本番です。
長野駅に到着してドアが開くと一気に座席は埋まりました。今日は、子供用の北しなの線フリー切符が無料で配布されますので家族連れの乗車が多いです。
長野駅を定刻に発車した「115系フェスタ」は、黒姫を目指して北しなの線を進みます。115系6連で長野駅から豊野方面へ旅立つのは信越本線時代以来です。乗ってしまえば115系と言われればそれまでですが、気分的に何処か懐かしさを感じます。往路の黒姫行は、山スカ色の115系S16編成に乗車します。車内は、満席とはなりませんがほとんどの席が埋まっている大盛況ぶりです。
列車は、長野総合車両センターの脇を通過して北長野に到着します。ここからの乗車も多く席が埋まります。北長野を出ると市街地を進み三才へ。三才を出るとリンゴ畑と田園地帯が広がり撮影する方も一気に増えます。光線的にあまり良くない場所も大勢の方が鈴なりで撮影してます。「とよの」の看板が見えてくると列車は豊野に到着します。
豊野を出ると飯山線と並走してしばらくすると分岐します。その先のカーブも大勢の方が撮影しています。列車は、山々が色づき始めた山間部を進みます。撮れそうな場所にはもれなく誰か誰か撮影していて、115系湘南色+山スカ色の注目度の高さが解ります。
列車は牟礼駅で29分ほど停車となります。牟礼駅名物の「天狗」は残念ながら撤去されていました。牟礼では、様々なイベントが行われていて、編成撮影の時間と合わせると少し物足りなさも感じました。それだけ充実していました。牟礼を出ると鳥居川に沿って進みます。ここまで来ると沿線ン木々も多くが色づています。トンネルを抜けて戸草付近には大勢の方が撮影のためこの列車を待ち構えていました。車内からも歓声が上がったほどです。戸草を過ぎて古間駅に停車します。折り返しの「115フェスタ」の撮影のためか、この駅で下車するファンの方も結構いました。古間を過ぎて最初のカーブ付近もすごい人出でした。車窓左側の黒姫山は残念ながら全ては見えませんでした。そして、黒姫山が見えるポイントへ・・・。もうキャパ以上の人出で大混雑していました。ただ、列車の進行方向だと反対側になるので目につきにくかったのか歓声も無くそのまま通過。そして、115フェスタ号は終点の黒姫駅2番線に到着しました。
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