2007年1月から団体用の多目的電車として営業運転を開始し、時には座席の設備を生かして多客臨などでも活躍した「いろどり号」。晩年は、交流機器を使用停止にして直流用の485系5000番台として活躍してきました。ただ、老朽化のため今回の「信州ディスティネーションキャンペーン」関係の多客臨・団体列車を最後に引退することになり、9月30日に「さよなら運転」の団体列車が最後の運転となりました。
当日は、長野から「辰野」を経由して富士見へ向かい、折り返して「みどり湖」経由で松本へ戻る「中央線コース」(午前)。松本から大糸線を白馬へ向かい、折り返して松本経由で長野へ向かう「大糸線コース」(午後)の2コースが設定されました。
私は、本当に最後の営業運転となる「大糸線コース」に参加して、最後の「いろどり」の旅を楽しみました。なお、485系5000番台「いろどり」は、最後に10月14日に開催予定の「長野鉄道フェスタ」(長野総合車両センター一般公開)で最後に展示が予定されています。(変更の場合あり) |