快速:ヒスイShu*Kura号  長岡−糸魚川(乗車区間)
2017年 9月 2日(土)乗車_ 

  
 夏の臨時列車として、普段は上越妙高から十日町間を運転している「越乃Shu*Kura」が、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインに入線して糸魚川まで乗り入れることになりましたので、初日となる9月2日に乗車してきました。とりあえず、直江津から糸魚川だけ乗車できれば良かったのですが、この区間の指定席券は発売しないとのことで区切りの良い長岡から糸魚川まで乗車してきました。
 この日は天候に恵まれ、青空に日本海の青が映えて綺麗な車窓が楽しめました。
  
T.初のヒスイShu*Kura号で糸魚川へ
 今回は、途中駅の長岡からの乗車となりましたのですぐには列車は来ません。待合室でおとなしく待っています。到着の5分くらい前にホームに行くと長岡止まりの普通列車に湘南色の115系N40編成が入ってました。これは、ヒスイShu*Kura号との並びが期待できます。ただ、115系の普通は長岡止まりですので入信がいつ変わって引き上げても不思議ではありません。祈るような気持ちで待つこと数分で、新潟からの快速ヒスイShu*Kura号が到着しました。到着後、30秒ぐらいで115系が引き上げたので辛うじて並びは撮影できました。
 
 快速ヒスイShu*Kura号の長岡駅の停車は4分ですので手早く撮影して車内へ。一般枠の3号車はさぞかし混んでいるかと思いきや空席ばかりが目立ちます。2号車のフリースペースに行っている人もいるでしょうが、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインに初入線する多客臨時列車にしては驚くような空席の多さです。長岡を出た列車は、宮内の先で上越線と別れて信越本線を進みます。沿線の田は、稲が実りの間近まで色づいています。列車は、初秋の秋晴れの中を進み次第に山間部へ入ります。この区間は、普段から快速越乃Shu*Kura号で走行しているので珍しくはないのですが進む方向が違います。この時間帯だと普段は長岡方面へ進むのですが、今日は直江津方面へ進みます。途中の柏崎で停車するものの乗る無く発車。柏崎を過ぎると、いよいよ日本海が見えてきます。普段は海に縁が無いので、秋の青空に青い海が映えて絶好の車窓です。ここまで天候に恵まれた車窓は久しぶりでした。列車は、日本海に沿って進み鯨波を過ぎて青海川駅に到着します。「海に近い駅」で有名な青海川駅では少々停車します。真っ青な海と空を暫くの間楽しむことができました。青海川駅を過ぎて列車はしばらく日本海に沿って進みます。一応、撮りたいシーンは撮影したので2号車でビールを一杯。しばらくのんびりしていると列車は直江津駅に到着します。
 
 直江津では少々停車するのですが、直江津駅を含めた直江津から先の指定席券(えちごトキめき鉄道内)は発売しませんので(建前上は)誰も乗ってくることはありません。私の横も空いているので糸魚川まで空いたままです。直江津を出ると、今回の快速ヒスイShu*Kura号の売りである「えちごトキめき鉄道」日本海ひすいラインに入ります。直江津の先で妙高はねうまラインと別れて列車はトンネルへ入ります。トンネルを出ると、再び日本海が広がってきます。先ほどの鯨波付近と同様に青空に日本海の青が映えて素晴らしい車窓です。国道8号線に沿って有間川駅まで素晴らしい車窓でした。その後、トンネルを通過して名立駅で少々停車。続いて、トンネル駅の筒石駅を通過します。トンネル駅で有名な筒石駅通過はもったいなかったです。ダイヤの都合もあるでしょうが、指定席発売のない直江津駅の停車時間を削っても筒石駅には止まってほしかったところです。安全上の理由があるなら運転停車でドアを開けなくても、停車中の車内でトンネル駅の説明をすればかなり違ったかと思います。列車は長いトンネルを出た先に能生駅に停車。こちらも停車時間は僅かで、せっかく「越乃Shu*Kura」が日本海ひすいラインに初入線しても、肝心な日本海ひすいラインの駅で小休止の停車が無いのは残念なところです。能生駅を出て浦本駅を通過すると再び日本海が近づいてきますが、国道8号線と線路の間に民家が多くあり海を見るのは難しいです。梶屋敷駅を通過すると列車は、糸魚川駅に到着します。
 
 糸魚川では、「トキテツ君」を始め盛大なお出迎えがありました。今回は、途中の長岡駅からの乗車となりましたが、青空に映える日本海の車窓を2回も楽しめて存分に楽しめました。ただ、直江津から先の「えちごトキめき鉄道」区間は、本当にJRから乗り入れた臨時列車という感じで特に観光放送もなく淡々と進んだのは残念でした。 越乃Shu*Kuraが初入線した、えちごトキめき鉄道区間こそいろいろ車内放送など行うかと期待したのですが、車内改札も特にありませんでした。私は改札まで出向いて清算しましたが、やはり2号車・3号車は特改を行って清算してもらった方が確実に乗車券収入になったかと思います。
 

長岡駅発車案内
 

115系N40編成との顔合わせ
 

長岡駅停車中
 

歓迎の横断幕
 

行先表示は「臨時」
 

青海川駅に停車
 

青海川駅停車中
 

反対ホームから
 

反対ホームから広角で
 

直江津駅停車中
 

直江津駅にて
 

糸魚川駅に到着
 

歓迎の横断幕
 

折り返しまで待機となります
 

長岡から乗車
 

上越線と別れます
 

信濃川を渡ります
 

今日は秋晴れです
 

日本海が車窓に
 

お約束の休憩
 

直江津駅発車案内
 

妙高はねうまライン分岐
 

日本海ひすいラインへ
 

3号車車内
 

名立駅に停車
 

能生駅に停車
 

間もなく糸魚川に到着

トキテツ君がお出迎え

糸魚川から新潟へ折り返します
 
U.糸魚川にて
 糸魚川では、大糸線への乗り換え時間を利用して、糸魚川ステーション「ジオパル」に展示保存されているキハ52-156を見てきました。外観・内装ともに当時のままで懐かしかったです。
 この他に、観光インフォメーションの展示物や鉄道模型のジオラマなど見て過ごしました。
 

糸魚川駅舎
 

保存されているキハ52-156
 

ヘッドマーク

キハ52-156車内

V.指定席券・記念品
 ヒスイShu*Kura号の指定席券は、特に事前予約することなく1ヶ月前の10時にスマホで「えきねっと」に接続して早打ちして確保できました。それでも、それなりに時間はかかりますので瞬殺にはなりませんでした。今回は、幸運にも海側の座席が確保できました。
 乗車証はありませんでしたが、最近「越乃Shu*Kura」で配布されていると言われるポストカードが配布されました。

ヒスイShu*Kura号指定券
  

乗車記念ポストカード
 

直江津から糸魚川までは清算で対応